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「オアシス」

小倉の「第1回北九州市民映画祭」に行ってきた。
朝の10時ごろから始まったが、
午前中はバイトで行けなかった(泣)
昼、1時過ぎに私は昭和館という映画館に辿り着いた。
市民映画祭の会場がそこだった。

小倉の昭和館、もともとはピンク映画館だったとか・・・
全国上映などが終わった古い映画を安い値段で上映してくれる
映画館で、ワーナーやシネプレックスみたいな目立つとこじゃないので
そんなに客は居ないだろうと思って行ってみたが、それは間違いだった。
とにかく人が多かった。入るまでに何分も時間がかかった。
そして、中に入ると席が狭く…足が窮屈。
そのような状態(?)で公開された映画はイ・チャンドン監督による
「オアシス」。

映画の内容はこんな感じ・・・
ひき逃げによる過失致死で刑務所に入っていたジョンドゥは
家族のもとへ戻り暮らすようになった。しかし家族は彼に
対して冷たかった。家族にとって彼は社会不適合者であり、
厄介者であり、また『子供』であった。
ある日、ジョンドゥはひき逃げ事件の被害者の遺族宅を
訪れる。そこで彼はコンジュという娘と出会い、恋をする。
彼女は障害を持ち、自由に自分の意思を表現したり行動すること
ができない。そんな彼女にジョンドゥは惹かれたのだ。
出会いを重ねるごとにジョンドゥに心を開くコンジュ、
しかし二人の関係を周りの『大人たち』は許すはずはなかった。
体を重ね合わせるジョンドゥとコンジュ、しかしコンジュの家族は
その様子を強姦と勘違いしジョンドゥは逮捕されてしまう。
コンジュは彼に罪がないことを訴えようとするが、
うまく伝えられず、ジョンドゥは刑務所に入ってしまう。
それから時が経ち、コンジュはジョンドゥの手紙を受け取る。
そこには変わらないコンジュへの思いが記されていた・・・

私はあまり韓国映画も、ドラマも見ない。
以前見た映画か何かがあまりに日本の作品をパロったもので、
どこか時代錯誤というか古臭かった。それ以来、韓国の作品は
どうせパクりばっかりだろ…という固定概念が
出来ていた。    今回は見事に壊された。

作品は純愛を描いたものだが、その描き方が特異だ。
前科者と体の不自由な女性。
純愛ものの主役といったら美男美女な感じがする。
そこを行かなかった点というのがまず斬新と思った。
また作品のドラマが凄い。
ジョンドゥとコンジュのやりとりはホームドラマのような
明るい感じがあって、見ていて心温まるが、
脇を固める登場人物はかなりドロドロ……
コンジュの兄夫婦はコンジュ名義で身障者向けアパートを
借りて二人きりで暮らす(不正行為)し、
ジョンドゥの兄は、実はひき逃げ事件の犯人で、弟である彼が
身代わりとなって刑務所に入ったし……重々しい。
最近の日本の作品には見られないものを今回感じられた。

ちなみに本作でイ監督はヴェネチア映画祭の監督賞をとったそうな。
そんな凄い作品を見ることができた一日でした・・・
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黒 紅 茶

Author:黒 紅 茶
どこかの田舎っぺです。
ブログタイトルの“Of”は
飾りです。偉い人にはそれが
分からないのです(苦笑)
詳しくは「はじめに」を
読んでくださいな。

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