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「食人族」

なんとなく魔が差したので、

色々と問題な映画を見ることにした。


その第一弾として

食人族についてコメントしてみる。



この映画はあまりの残酷。残虐描写のせいで本国イタリアでは
裁判沙汰となり、監督のルッジェロ・デオダート氏は映画製作が
3年も出来なかったそうな。

日本では1983年に公開、その当時はスピルバーグのETも
やっていたそうで、なんと日本では
10億円近い配給収入
得たそうな……
(ウィキ以外にも、映画秘宝などでも似たような記事があったことから事実か!?)





色々とヤバいこと書いてるので、そういうのが苦手な方は帰ってください m(_ _)m











あらすじ:

アマゾン上流に通称「緑の地獄」と呼ばれる密林地帯があり、
そこでは原始時代のような生活を送る未開人たちが住んでいるという。
フェイ・ダニエル、アラン・イェーツ、ジャック・アダム、マーク・トンマーの
4人のTV局のスタッフはスクープ映像を求めて旅に出て、消息を絶った。

ニューヨークの大学教授モンローは救出部隊のメンバーとして密林地帯に
入るが、そこで彼らは未開人同士の戦いや、姦通者の処刑現場などを目撃し、
その果てに消息を絶った4人の遺骨と、彼らの遺品となったフィルムを発見する。

「どうして彼らは死なねばならなかったのか?」
その思いを胸に帰国したモンロー。TV局の重役たちは4人の遺品となったフィルムを
TV放映するべく試写会を開くことにした。フィルムを流すことに批判的なモンローも
試写会に参加。

フィルムには、なんと未開人たちを虐殺し、レイプする4人の姿が映されていた。
彼らはドキュメンタリー映像を演出するため未開人に対して危害を加えていたのだ。
その結果、彼らは未開人の怒りを買い、皆殺しにあった。
フィルムは彼らが殺されるその瞬間を克明に映していた……。

ショックを受けたTV局の重役たちはフィルムのTV放映中止と焼却処分を決定する。
TV局のビルから去ったモンローはこうつぶやいた。
「本当に野蛮なのは……」




予告編を見て、すぐこの映画がかなりヤバイことに気がつくだろう。

けど、この映画の残虐シーンは本質ではない。
映画序盤から姦通を働いた女が夫とおぼしき男に股間を潰され、石で殴り殺されたり、
カメがバラバラに引き裂かれた末に喰い殺されたり、
終盤ではTV局の女性スタッフ(フェイ・ダニエル)が未開人にレイプされ、石斧で
ボコボコに殴られ首チョンパになったり……

そういった残虐シーンが連発しているが、それは「人間の姿」を描くための
いわばメタファー(比喩表現)に過ぎない。

この映画は、嫌う人はとことん嫌う映画だと思う。いまの倫理観からすれば、あまりに
かけ離れた映画だからだ。

でも、この映画を見る人に言いたいことは、そういった残虐シーンだけに目を奪われないで
ほしいということだ。

この映画で重要なことは、どうして「TV局の人間は殺される羽目になったのか」
それがまず第一だと思う。

登場する未開人たちの行為は野蛮である。けれど、彼らを怒らせたTV局の人間と
どちらが本当の意味で野蛮なのだろうか?
                     それがひとつのテーマなのだ。


そもそも、未開人は野蛮なのか?

それ以前に野蛮とは何なのか?

野蛮という概念を緑の地獄で暮らす未開人にあてる権利が文明人にあるか?

文明人とか未開人とかいう区分けは適切か?



そういった疑問を内包している。



この映画を久しぶりに(実は観賞5回目!)見たとき、
私のなかで女性スタッフの生首を歓喜の声をあげて掲げる未開人たちと
ビンラディンが死んで熱狂に沸くニューヨーク市民が重なって見えた。







銀河英雄伝説(OVA版)にこういう言葉がある。

「時は移り、所変われど、人類の営みは変わることなし」

この言葉を本作に当てると、
未開人も文明人も、本質的には同じであるという事だ。


それを踏まえて問いたい。


「本当に野蛮なのは誰だろうか?」


(↑)皆さまの清き一票をどうか!!!
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黒 紅 茶

Author:黒 紅 茶
どこかの田舎っぺです。
ブログタイトルの“Of”は
飾りです。偉い人にはそれが
分からないのです(苦笑)
詳しくは「はじめに」を
読んでくださいな。

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