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太陽の牙ダグラム(3)





第11話
「遠すぎた父」

サマリンの片腕デスタンが暫定的にリーダーを務めるゲリラグループは、
ゲリラの一大拠点となっているボナールへ向かうことへなった。

クリンはもう一度、父ドナンと話し合いたいと思い、デスタンが反対するなか
ひとりカーディナルの父のもとへと向かう。

クリンは再度、ドナンにデロイア独立について説得を試みるが、
そんな彼をドナンは殴りつけた。それは父と息子の決裂となった。

クリンはドナンのもとから去る。そこで彼はデイジーの姿を見るが、
彼には彼女とゆっくり時を過ごす暇などなかった。

ボナールへと向かうゲリラ一行を襲う地球連邦軍の部隊。
ゲリラに戻ったクリンはダグラムに乗り込み、敵を撃退する……。



第12話
「ためらいの照準」

休息をするため、デスタン率いるゲリラグループはフォートロックへ向かう。
そこにはゲリラの基地があった。つかのまの休息。そこでロッキーはクリンに
自分の胸を明かすと同時に、クリンの決意についても問う。
「知り合いやかつての友人を討つことができるか?」と。

ゲリラ追討の任を受けたガルシア隊はフォートロックにあるゲリラの基地を
発見、ダーク曹長率いるソルティック部隊に攻撃を命ずる。
ダークは、ドナン救出任務の際のクリンの上司だった。職業軍人である彼は
部隊を引き連れ、ゲリラ基地を攻撃する。

フォートロックのゲリラ基地は瞬く間に壊滅する。ダグラムに乗り込んだ
クリンが対峙した相手は、ダーク曹長のソルティック部隊。
戦いのなかでクリンはリニアガンを発射することをためらう。そうしているうちに
ダグラムは窮地に追い込まれてしまう。キャナリーとビリーはダグラムを援護するため
行動をするが、そのとき、ダークの乗るソルティックのリニアガンは二人を捉えた。
クリンは二人を助けるためにトリガーを引く。発射されたリニアガンはソルティックに
命中し、ダークは戦死。ほどなくして敵部隊は全滅する。

敵のさらなる追撃から逃れるために、逃避行を再開するゲリラグループ。
クリンはやるせない表情のままフォートロックから去っていく……。



第13話
「敵補給隊から奪え」

戦いの中で、ダグラムの燃料は少なくなっていく。燃料がなくなれば、ダグラムは
行動不能となることを知ったロッキーたちはクリンの立てた作戦のもと、敵補給部隊を
襲撃することにした。デスタンはロッキーらを見限り、彼らを置いてきぼりにして
ボナールへと向かう。

ガルシア隊と、その補給部隊をおびき出したロッキーたちは夜襲を仕掛ける。
そこで彼らは敵の技術士官ハックルをさらい、ダグラムの補給に成功する。

作戦は成功し、ガルシア隊は大きな損害を被る。だが、ロッキーたちは
ハックルという困った――やっかいな捕虜を抱えることとなってしまった……。



第14話
「やっかいな捕虜」

砂漠を駆け抜けるロッキーたち。フェスタは捕虜であるハックルの世話を任される。
捕虜の存在に困る彼らであったが、砂漠に置いてきぼりにするわけにもいかない。

そのころ、部隊の数が減少したガルシア隊は、フォン・シュタインに増援の要求と
砂漠専用のコンバットアーマー、『デザートガンナー』出動を要請する。

捕虜となった連邦の技術士官ハックル。彼はフェスタらと話すうちに心を開くように
なり、ダグラムのある弱点を彼らに告げる。ダグラムをはじめとする二本足の
コンバットアーマーは砂漠のような不安定な地形に弱いのだという。ガルシアは
それを計算したうえでデザートガンナー出動を要請し、砂漠で決着をつけようとしていた。
ロッキーたちの前にあらわれる敵部隊……。



第15話
「ダグラム砂に沈む」

ガルシア隊との連戦の中でロッキーたちの疲労は重なっていくばかり。ガルシアは
ゲリラを疲労させた上で全滅に追い込もうとしていたのだ。

ダグラムで攻撃を試みるも、砂漠専用のデザートガンナーには勝ち目がない。
そうこうするうちにロッキーたちの食糧と物資は底をついてしまう。

起死回生の策として、ロッキーたちは再び夜襲をかけるが、それを見越したガルシア隊の
攻撃により返り討ちにあい失敗する。

ガルシアは多額の報賞を得るために、クリンとダグラムの引き渡しをロッキーたちに
要求し、見返りとして生命の安全を保証することを叫ぶ。それが罠であることに誰も
気がつかないわけがなかった。けれども、選択肢は限られていた。

クリンは仲間を逃すために、ハックルにダグラムの操縦を任せて投降する……。






各話で気になったセリフ&感想





第11話

「今は幼くても、獅子の子は獅子!」
(ラコック)


逃走するクリンを射殺しなかった兵士に言ったラコックの一言。
のちに表面化するラコックのヒールさを象徴するセリフのようにも捉えられるが、
それと同時に、ラコックのクリンに対する評価ともとることができる。


見方によっては、この話は「家出息子の物語」のようだ。結局のところ、
クリンは父に反発する形で出ていくわけなのだから。

そんな息子、自分にとって敵となる息子をどうしても射殺できないドナン。
そこに、彼の政治家的な人間性とは別の、「父性」という側面がみられる。
だから後のラコックのセリフが冷徹に聞こえてくるのかもしれない。


この回より、ロッキーたちとデスタンとの対立が色濃くなっていくが、後々の展開を
考えると、もう少し互いが協力し合っていれば、リタの悲劇はなかったのかもしれない。
(そういうと、あの最期を飾るシーンもないわけだが……)






第12話

「理屈の上で良い子ちゃんぶるのは簡単さ。しかし、それを
突っ張り通そうとすりゃぁよ、相手を叩かなきゃらなれえ場合も
出てくるんだ……たとえそれが知り合いでもな」


(ロッキー)


理想はいくらでも口から発することができる。けれども、その理想を現実のものとして
叶えるためには、様々なリスクを切り抜ける必要もある。独立を賭けた戦争ならば
それはなおのこと。
劇中では、このセリフはクリンに対するものであったが、ここからロッキーの、
デスタンに対する思いもうかがえる。

彼は理想主義者であり、それゆえに現実の過酷さに直面してのちに転向をする。
理想主義者というと聞こえはいいが、物語におけるデスタンは「弱虫」である。
ロッキーたちが現実主義者としたうえでの話であるが……。


この話での主軸はクリンとダーク曹長との対決である。どちらもお互いを知っている。
クリンとすれば、できれば戦いたくない。そのために、何度も引き金を引き、
ダグラムのリニアガンを撃つことをためらう。

一方のダークも、きっとクリンとは戦いたくなかっただろう。だからラルターフの
取材の中で、コーヒーを比喩に用いて「苦い」というのだ。
けれど、彼は職業軍人であり、軍の命令には従うほかない。また、彼の場合、
彼には養うべき家族がある。彼が肌身離さず持つ家族の写真の存在がそれを
明らかにしてくれる。

軍を裏切れば、当然、家族の迷惑をかけることになる。だから、彼はクリンと
戦うことを選び、死んでいったのだろう。

戦争だから仕方ないといえば、それまでだが、自分の身に置き換えて考えてみると、
あまりに悲しいことである。知っている人間、それも――わりと親しい人間に
銃を向けることなど、そうそうできることではないだろうし……。





第13話

「へぇ、おっそろしいよな。俺たちはそんなことも知らないで
ドンパチやってきたんだからな!」


(フェスタ)


クリンの作戦説明によって、ロッキーたちはコンバットアーマー戦が
いかなるものかを知ることとなる。

ここで明確となることは、彼らが素人であることだ。

ガンダムのホワイトべース隊の場合、ブライトやリュウ・ホセイなどの
軍の教育を受けた士官が何人かいた。

しかし、ダグラムは違うのだ。クリン以外の若いゲリラのメンバーは
みな暴走族あがりなどで、戦いの基礎とすら理解できていない。
そこにクリンとロッキーたちの差異を読み取ることができる。

彼は、クリンは異能者でなければニュータイプでもない。ふつうの若者だ。
そんな彼がダグラムに乗り込んで敵と渡り合う事が出来るのは、かれが
士官学校の学生であり、それゆえに軍の教育をある程度受けているからだ。
そこに彼のキャラクター存在の説得力を感じることができる。


それにしても、戦い方を知らずによく戦ってきたよな、ロッキーたちは!!!






第14話

「義理の弟でも、安否を気遣う気持ちにかわりはないんです」

(レーク)




レークは後方勤務となった。閑職というわけではないが、働き盛りであり、
前線の指揮官であった彼にとっては耐えられない。何よりも、その原因は、
彼が後方勤務となった原因はクリンの存在。

普通ならば、彼のことを恨んで当然といえる。

しかし、レークは違う。彼は敵となったクリンのことを気遣っているのだ。
実の兄である長兄・次兄がクリンを無視しているのに対して。ここに
レーク・ボイドの人間性があらわれている。


さて、この話より新たにレギュラーとしてハックルというキャラが加わることに
なったのだが、そのヘアスタイルが異質。あといじられキャラ的性格も!


まるでワ○メちゃん!


こんなナスビ顔のメガネキャラ、今ではあんまし見かけない!!



……ハックルを演じるは、小宮山 清氏。

私でさえ、「この人誰?」って感じだが、

ピグレット

っていえば分かるだろう。


そう!

彼は『くまのプーさん』で有名ないじられキャラ(?)のピグレットの中の人なのだ!!!



それが、シリアスなロボットもののレギュラーを……。



う~ん。
役者って何でもできるんだなぁ、と痛感、痛感!








第15話

「違うのよね、しょせん……クリンだけ違うのよね!」

(キャナリー)




口癖は「やってやる!」

まるで「ダン○ーガ」の某主人公みたい……。


紅一点にも関わらず、まるで色気のないキャラクターではあるが、
よくよくセリフを聞いてると、ところどころにツンデレ的側面がみられる。

元祖ツンデレキャラか???


ただ、上記に挙げたセリフはそういう意味合いではない。

ロッキーたちを逃がすために投降したクリンへの悪態といえるセリフなのだ。



キャナリーのクリンに対する態度はほかのメンバーと異なり、冷たい。

どうしてか、といえば、単純明快。クリンが地球人だからだ。

前の前の前の前の話を見ればわかるが、彼女の兄は連邦軍によって
殺されている。

連邦軍は地球人による軍隊である。したがって、

兄を殺した連邦軍=地球人
クリンは地球人=地球人は兄を殺した連邦軍をつくった
兄を殺した連邦軍は憎い=クリンは地球人であり、連邦軍の士官候補生だった

=クリンは憎むべき敵の一味……


このような論理思考(ロジック)が彼女の内面につくられていったのだろう。
いくらクリンが親や知り合いを裏切り、ゲリラの側に、デロイアの側についたと
いっても、彼が地球人である事実にかわりはない。

そこにキャナリーはやるせない思いでいるのだ。彼が地球人であるために、
ロッキーやチコ、フェスタやビリー、ナナシのように心を開けないわけだ。
















とまぁ、この辺で第三巻についての感想うんぬんは終えようかな。

(↑)Not even justice, I want to get truth!!!
真実は見えるか???

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黒 紅 茶

Author:黒 紅 茶
どこかの田舎っぺです。
ブログタイトルの“Of”は
飾りです。偉い人にはそれが
分からないのです(苦笑)
詳しくは「はじめに」を
読んでくださいな。

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