スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「ロミオとジュリエット」

大学の図書館で借りた「シェイクスピア全集Ⅰ」んなかの
『ロミオとジュリエット』を読み終えたんでレヴューを
記してみる。








……別に、
青春したいとか、恋したいとか、
そういうので読んだわけじゃ
ないからなぁ!!!


てね。


あらすじ:

ヴェロナの地。ここには二つの名門家があり、
大昔から対立していた。キャピュレット家とモンタギュー家の
ことである。キャピュレット家は14歳になろうという一人娘の
ジュリエットを、モンタギュー家はロミオという若い一人息子を
それぞれ持っていた。

ロミオは紳士的な好青年。そんな彼は恋の悩みに苦しんでいた。
彼は親友マキューシオに勧められる形である屋敷のパーティに
潜り込む。仇敵キャピュレット家主催のパーティである。彼は
キャピュレット夫人の甥、ティボルトに正体を知られるも、ことを
荒立てたくない家長のキャピュレットはロミオを放置。ロミオは
そこである少女と出会い、言い寄って口づけをかわす。それは互いの
恋の芽生えでもあり、同時に憎しみのはじまりでもあった。
そう、ロミオが接吻した相手こそ、キャピュレットが大切に育てた
娘であるジュリエットそのひとだったのだ。

たった一度の出会いで、ロミオとジュリエットは恋に落ちてしまう。
二人は結婚のため僧ロレンスのもとを訪れる。はじめ、ロレンスは
驚くも、二人の結婚でモンタギューとキャピュレットの両家の対立が
解消されるなら――という思いで二人の結婚を認める。

ロミオはジュリエットと結婚を果たした。そんな彼に悲劇が訪れる。
きっかけは街で起きたマキューシオとティボルトの喧嘩。ロミオは
「親戚」となったティボルトを諌めるが、何も知らないティボルトは
ロミオに敵意を向け、ついに剣を抜く。喧嘩は流血沙汰となり、
マキューシオはティボルトによって殺されてしまう。怒り狂った
ロミオはティボルトに逆襲をしかけ、彼を殺めたのだった。
身内を喪ったことでキャピュレットはモンタギュー家に復讐を決意するも、
事件の原因は死んだティボルトにあったことから、町の太守はロミオを
追放することにした――それは温情というべきものであった。
ジュリエットはティボルトの死に心を痛めるも、愛しき人であるロミオが
生き残ったことに安堵する。そんな彼女の気持ちを知らないキャピュレット家の
夫人は、太守の縁戚のパリスとジュリエットを結婚させようとする。

逃亡の身となったロミオは、追放という処分に苦しむ。彼としては、死刑よりも
愛するジュリエットと離ればなれになる方が怖くて苦しいのだ。一方、
パリスとの縁談を迫られたジュリエットは僧ロレンスに相談、彼から眠り薬を
もらい、それを飲み干す。まんまと、娘が死んだと勘違いしたキャピュレット家の
者たちは結婚に向けての準備を中断せざるを得なくなる。

眠り薬は死を装うための手段であった――そのことをロミオに伝えるために、
僧ロレンスは僧ジョンを伝言としてロミオのもとに送るが、事故によってジョンは
引き返すこととなってしまう。慌てたロレンスはジュリエットが葬られようとしている
墓へと向かうが、そこにはロミオとパリスの姿があった。パリスはロミオを殺そうと
するも、返り討ちにあい果てる。ロミオは愛しいジュリエットの姿を見届けると、
前もって薬売りから入手した毒の薬をもって死ぬ。その直後、眠り薬の効果が途絶え、
ジュリエットは目覚める。が、愛するロミオはすでに死んでいた。悲しみの彼女は
短剣で自らの胸を刺し、ロミオの体の上に折り重なる形で果てる。
騒ぎを聞きつけた両家の人々はただ悲しみに暮れるばかりであった。あらわれた
太守は、モンタギューとキャピュレットを諌め、かくして対立の日々は終わった……。



映画版と、ディカプリオが主演をつとめたバージョンは見たことが
あったけど、本として読むのはこれがはじめて。

上品な、ロマンにあふれた作品かと思いながら読んだが、
抱いていた感じとぜんぜん違っていた。






猥雑なのだ!



冒頭のグレゴリとサムソンの会話もそうであるが、
各登場人物のセリフの中に「処女」という言葉が何度も出てきている。

こうもセクシュアルな感じが押し出されているなんて思ってもみなかったので
驚いた。



つっこみどころとしては、

たった一度や二度のキスで愛を誓い合うとか……

どうなのさぁ(怒)



いくら物語――それも古い作品とはいえ、あまりに
安易というか・・・ね。まぁ、どっかにこういう人だっているだろうさ。
稀有だろうけど。

まぁ、ロミオもジュリエットも若すぎるために人生経験が浅い。
だから短絡的なんだろうな。この場合――ふつうなら

まっすぐなせいかくの二人

とか言うべきなのだろうけど、何ともいえないな。
うらやましいといえばうらやましい気もしないでもないんだけど、ね。






そういえば、読んでいてひとつ気になった台詞がある。
第三幕・第二場前の場面で太守がいったものなんだけど、

人殺しを赦すような慈悲は、
さらに人殺しを促すだけだからな。




原文が分からないからあんまし詳しいことはいえないけど、
なんとなく――というか合点がいく言葉なんだよね。

ようは、復讐はさらなる復讐を生むと言いたいわけなのさ。

このあいだの「冷血」の話じゃないけれども、
復讐という手段は意味があるようでむなしいものなのだ。
そんなことしたところで、死んだ人間はかえってこない。
体は血で汚れるだけだ。

物語の冒頭における「序詞」により、観客(あるいは読者)は
どういう結末を迎えるのかがすでに分かっているわけであるが、
この場面はそれを強める効果をもっているように感じられる。

ネットとか、そういった言葉の類でいえばこれこそまさに
フラグである




しかし、どうしてこうも「処女」とかそういうセクシャルな文言が
多いのだろうか? 大衆向けに作られた劇だから、あえて作風が
世俗的になっているのだろうか!?



今回読んだ本は筑摩書房から出た「世界古典文学全集」の
シリーズの中の一冊であり、その翻訳技術もいまと比べれば
一目瞭然だろう――本もかなり古びているし。


ほんとうにこの作品を読もうと思うのなら、翻訳ではなく
オリジナルの英文を読むべきなんだろうね……。



さてさて、本は明後日までに返さなくちゃいけないんだけれども、
全部読み終えるかな。




ではでは、再見!

(↑)皆さまの清き一票をどうか!!!
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

Secret

プロフィール

黒 紅 茶

Author:黒 紅 茶
どこかの田舎っぺです。
ブログタイトルの“Of”は
飾りです。偉い人にはそれが
分からないのです(苦笑)
詳しくは「はじめに」を
読んでくださいな。

↓↓ポチッとな↓↓
QRコード
QR
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
FC2カウンター
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
映画
433位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
レビュー
204位
アクセスランキングを見る>>
最新コメント
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
お気に入りリンク集
Web page translation
検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。