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太陽の牙ダグラム(9)






第41話
「戦士の休息(後編)」

アンディ鉱山内のある工場。クリンたちはそこでダグラムの整備を
行っていた。その彼らを襲う一機のコンバットアーマー。
復讐に燃えたハンクとアーロンの乗るブロックヘッドであった。
リニアガンもターボザックもないダグラムはブロックヘッドの
攻撃に苦戦を強いられる。クリンは敵の執拗な攻撃に恐怖しながらも
武器を奪い撃破する。

アンディ鉱山への攻撃を禁止していた連邦軍にとって、鉱山内に
コンバットアーマーが侵入した事件は大きな痛手となった。
行政官レーク・ボイドの立場は悪くなるばかりである。

アンディ鉱山。
敵を倒したクリンであったが、彼はこの敵との戦いで、自分が
連邦軍にとって憎悪の対象であることを認識することとなり、
ついには熱で倒れてしまう。だが、思い悩む暇など彼にはない……。



第42話
「動乱の軌跡」

26話の総集編とほぼ同じ。クリンのダグラム奪回までを描く。



第43話
「仕組まれた背信」

連邦軍との膠着状態のつづくアンディ鉱山。サマリンはJロックがある
人物を戦術参謀として確保するのを待ち続けていた。ロッキーとキャナリーは
サマリンの使者としてアベックに扮装してJロックのもとへ向かう。

Jロックが狙う人物はジャッキー・ザルツェフ。かつての好敵手であり、
俗に言う「ランベル港事件」によって更迭されていた。Jロックは彼を仲間に
加えるべく、部下を何度も向かわせるが、ザルツェフは拒み続ける。彼には
連邦軍の軍人としての矜持があったのだ。しかし、上層部はその矜持を台無しにする。
ゲリラとの接触が原因となり、ザルツェフは降格処分と禁固刑をフォン・シュタインに
言い渡されたのだ。連邦軍に見限られたザルツェフ。

Jロックの部隊は連邦軍に移送されるザルツェフを奪取する。
ザルツェフはサマリンに会って心を決めようと思い、パルミナへと向かう。



第44話
「疑惑の二重スパイ」

アンディ鉱山にあらわれたデスタン。彼はラコックの命令でこの都市に来たのだ。
ゲリラと連邦軍との間の膠着状態により、レークの行政は成功を収めていた。
それは快く思わないラコックは、デスタンを使って膠着状態を打ち破ろうとしていた
のである。デスタンによって集められた偽ゲリラたちはアンディの地球系企業を
襲撃、それによってアンディ鉱山内に潜伏するサマリンらに緊張が走る。

デスタンは町である少女につかまる――リタであった。リタとラコックは旧知の
間柄で、リタにとってデスタンは恩人であった。しかし、デスタンがラコックのスパイで
あることを知らない彼女は、デスタンに利用されて太陽の牙に偽情報を伝えてしまう。

太陽の牙は鉱山外のある施設に向かう。リタの話によればそこに偽ゲリラが潜伏していると
いうのだ。しかし、いたのは連邦軍の部隊であった。敵を撃退し難を逃れた太陽の牙は
リタを詰問する。なかでもジョルジュの態度は厳しかった。彼女に片想いをするジョルジュは
町でリタが知らない男(デスタン)と一緒に居るところを目撃したのだ。
デスタンに口止めをされていたリタはどうしようもなく泣き叫び、皆の前から姿を消す……。



第45話
「夢散らす銃声」

リタはデスタンが泊まる宿へと向かった。そこで彼女は、デスタンが偽名を使って
宿泊していることと、彼が連邦軍(実はラコック直属の…)のスパイであることを
知ってしまう。

デスタンはアンディ鉱山へと向かう列車に武器を積み込むため、アガナ駅へ向かう。
アンディ鉱山周辺には連邦軍の検閲がある。武器が見つかれば、それはゲリラのものと
思われてしまう。

リタはデスタンを追って駅に着いた。そこで彼女は彼を責めようとせず、一緒に
逃げたいと言い出る。デスタンは心揺れるが、そこに偶然現れたラルターフを見て
動揺し、リタが自分を売ったと言い出し銃を取り出す。リタはデスタンを説得しようと
するが、拳銃から飛び出した銃弾は彼女の生命を奪う。

ラルターフは連邦軍の秘密工作をアンディ鉱山の経営者を通じてゲリラ側に通報する。
リタが戻らないことを心配していた太陽の牙は、列車襲撃のため出撃する。
デスタンが積み込んだ武器はすべて太陽の牙に処分された。リタを誤って殺して
しまったことで傷ついたデスタンは、しばらくスパイ業から離れることにした……。














気になったセリフ&感想






第41話

「僕は本当に敵と戦っていたんだろうか……」

(クリン)



中世のころと現代の戦争の大きな違いは、
敵が見えるか否かにあると私は思う。

剣や弓が武器であった時代、戦士は直接相手を殺めていた。
しかし、銃やミサイルといった長距離からの攻撃が可能となった
武装、戦車や戦闘機といった兵器の登場により、戦う相手との
距離は遠くなった。戦争が「機械化」したのである。
戦車が爆発しても、なかの人間がバラバラになっているという実感が
得られないのである。かたい装甲板が人間の姿を見えなくしているからだ。

ダグラムのコンバットアーマー戦もそうである。
よくリニアガンやビックEガンが敵のキャノピー(搭乗口)を破壊しているが、
それはどういうことか……。


さて、本話は復讐者であるハンクとアーロンの物語であるが、
ほんのわずかにデイジーの成長ぶりも描かれているのがまた面白い。





第43話




「ちょっと、“かれん”って何のこと……?」


(キャナリー)

「それはつまり……」

(ロッキー)



本話はザルツェフがゲリラ側につくまでを描いており、太陽の牙の
面々の描写は少ない――ロッキーとキャナリーがクローズアップされているが。



可憐(かれん)といっていたのか、華麗(かれい)といっていたのか、
少し聞きづらかったが、どしらにしてもティーンエイジャーにはなじみのない
言葉だと思う。ロッキーはキャナリーの問いに口ごもるが、それは意味が
分からないからではなく、意味がわかっているから恥ずかしいのだろう。

本作は政治劇と戦争がメインであるゆえに、恋愛模様というものが
まったくないように感じられるが、ロッキーとキャナリーのやりとりは
数少ないメロドラマ的なものではないだろうか、と思う。



さて、もうひとつ。どうしても気になる台詞としてはラコックの言葉に
次のものがある。

「私に赤いものをつけましたね」

ザルツェフに殴られたラコックが言ったものであるが、
某ガンダムのNTだったら何と言うだろうかな(笑)





第44話

「濡れ衣は乾かすだなす」


(ナナシ)


リタとデスタンのやりとりなど、シリアス色がほかの話に比べても
高い本話にて、ナナシが言った言葉である。ちなみに、ナナシという名前は
キャラクター設定のさい彼だけ名前がなかったために「ナナシ」となった
そうである。なんという安直さ…。


本話では陰謀が進行していく様子がわかるが、サマリンたちゲリラ側には
いっさい分からない。偽ゲリラやRDカンパニーの武器横流しなど、
それらを分かっているのは視聴者だけである。こういうところから、
太陽の牙の活躍が実は全体にそれほど影響していないことが分かる。
すべてはカーディナルにいる政治家たちが握っているのだ。


本話では久々にラコックがあらわれる。
「俺も地に堕ちたもんだ」の台詞は
聞いていて切ないものである。

現実の前に敗れた人間の末路というべきものか…。

だが、そんな彼を救おうと動くのがなんとリタ。

部屋でひとり泥酔するデスタンは第45話でこういう
台詞を言っている。

「リタ、こいつが俺の正体なんだ……」

後ろめたさ、後悔の念ともいうべきものがひしひしと感じられる。

一方のリタは独白として、

「スパイだっていいよ、あの人だって、
一生懸命生きたことがあったんだから……」


自分を裏切った人間のことをこのように思える人間がどれほど
いるであろうか?


しかし、その彼女は不幸なことに敬愛するデスタンによって射殺される。
この場にラルターフがいなければ、どうなっていただろうか…と思うと
痛ましい場面である。

ラストでの、ラコックに向かって叫ぶデスタンの言葉はある意味で印象的。

「あんた、一度でいい!
自分の手でやってみろ!!」



いつの世も、手が汚れないのはほんの一握りの権力者ばかりである…。






(↑)Not even justice, I want to get truth!!!
真実は見えるか???
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黒 紅 茶

Author:黒 紅 茶
どこかの田舎っぺです。
ブログタイトルの“Of”は
飾りです。偉い人にはそれが
分からないのです(苦笑)
詳しくは「はじめに」を
読んでくださいな。

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