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太陽の牙ダグラム(12)





第56話
「スタンレー高原の攻防」

ドガ市を目指す解放軍、それを阻止しようとする連邦軍。
パルミナの覇権をかけ、両軍はスタンレー高原で決戦を
行う事となった。
兵力では圧倒的に連邦軍が有利であった。
ザルツェフとサマリンは、解放軍の進撃の速度の速さに
戸惑いをおぼえるも、もう後には引けない状態。
そんななか、解放軍の要であるダグラムは前回の戦いで損傷し、
整備中にあった。クリンはアイアンフットに乗り込み戦いに
加わるも、不慣れな機体ゆえにすぐに撃墜されてしまう。

連邦軍の指揮官、マノン中佐。彼はコンバットアーマー部隊を
分散し、24部隊を分けて分隊の指揮機としていた。
苦戦する解放軍。ザルツェフは、旧来のゲリラ戦法で攻撃し、
増援のJロックの部隊が到着するまでの時間稼ぎを行う事を決意。

解放軍のゲリラ戦法は次々と敵を撃退していく。クリンは整備の終わった
ダグラムに乗り込み、24部隊を撃滅する。Jロック隊も戦列に加わり、
戦いは解放軍の勝利に終わった。敵、連邦軍の指揮官であったマノンは
敗北を認めきれぬまま戦死。

解放軍はそのままドガ市へと向かう……。



第57話
「ひるがえる解放旗」

ドガ市に侵攻した解放軍は、一気に制圧を開始する。
解放軍はついにパルミナを制したのであった。
サマリンは記者団を呼び寄せ、新政府――デロイア人民解放政府の
樹立宣言を行い、同時にフォン・シュタイン大佐のデロイア州政府を
傀儡政権として断罪する。
勝利によろこぶ解放軍。クリンはドガ市でデイジーと再会を果たす。

スタンレー高原での敗北、ドガ市の制圧はドナンら連邦軍・政府上層部に
とって衝撃的な事態であった。ドナンは北極基地に駐屯する連邦軍部隊を
戦線に投入しようとするが、ついに病で倒れてしまう。

病院に運ばれたドナン。執事ワトキンスからの連絡をうけ、軍籍を抜けた
レークも駆けつけるが、そこで彼はラコックの冷酷な性格を憂える。
ラコックはこれまで秘めていた野心を解き放とうとしていた……。



第58話
「解き放たれた野心」

解放軍はつぎの行動を行うべく協議を行っていた。デロイアの真の独立を
勝ち取るための戦いはまだはじまったばかりなのである。しかし、
ザルツェフは攻撃よりもまず、パルミナ・ドガの防衛強化が先決であると
提案する。

そのころ、ドナン不在のカーディナルでは、ラコックとフォン・シュタインの
対立が先鋭化していた。ラコックは8軍以外の連邦軍が必要であると提案するも、
フォン・シュタインはあくまでも8軍のみでの解放軍撃破に固執する。彼は
ラコックのいない間に議会を開き、議員らの賛同を得ることにも成功。
あわててラコックは議会に駆けつけ反論を行うも、一介の秘書官に過ぎないとして
排除されてしまう。自分の立場を知ったラコックは、フォン・シュタインの独走を
止めるために、また自身の野心のために地球へと向かう。自分の立場を強化する
ためである。

地球に戻ったラコックはドナンの病状を彼の家族に知らせる。そこでラコックが
見たのは、父親の存在に依存するラビンとロイルの情けない姿であった。ついに
ラコックはカシム家を見限ることを決意する。

ドガ湾岸部の警備にあたる太陽の牙。その前に敵水中用コンバットアーマー部隊が
あらわれる。撃退に成功するも、そこへ敵の本隊――大艦隊があらわれる……。



第59話
「威信かける海戦」

ドガ市を奪回すべく、連邦軍第8軍の艦隊がドガ市に攻め寄せてきた。
解放軍は敵の大軍に苦戦を強いられる。そのなか、APU通信のラルターフが
クリンの前にあらわれる。ドナンが病に倒れたことを伝えるためだ。

解放軍の上層部では不穏な空気が流れようとしていた。徹底抗戦を表明するサマリンに
対し、ナンバー2のカルメルが和平を提案しはじめたのである。彼は戦いによって
人々が――とくに若者が死ぬことを憂いていたのだ。だが、サマリンはあくまでも
戦いの勝利によってデロイア独立を得るべきと、カルメルの提案を拒否する。

連邦軍の艦隊の攻撃にほとんど対処のできない太陽の牙。ザルツェフは戦況を
打開すべくある策を練る。それはダグラムによる母艦攻撃である。
Jロックら他の解放軍部隊が湾岸にせまりくる敵を迎撃している間に、ダグラムは
輸送ヘリで敵母艦へと降りる。突然の襲撃により艦隊は混乱し、解放軍は勝利する。

一方、地球ではラコックが権限強化のために各州の議員に近寄っていた。
彼はドナンが属するメドール州に敵意をもつコホード、ローディア、ミンガスの三州の
議員を味方に取り入れ、代行弁務官の地位を手に入れる……。



第60話
「デロイアの光と影」

フォン・シュタインは首都カーディナル防衛のための準備を行っていた。
そこへあらわれたラコック。代行弁務官の地位を得た彼は、フォン・シュタインに
北極ポート防衛を命じる。それと同時に、かつての上司であったドナンを失脚すべく、
あるスキャンダルをマスコミに流す――ロイルの武器横流しである。

ラコックの工作により、カシム家の立場はしだいに悪化していく。新聞で
ニュースを知ったクリンは深く落ち込むが、そこへデイジーがやってきた。

デイジーとの会話で元気を取り戻したクリン。
解放軍はデロイア独立のため、連邦軍最大の拠点、北極ポートへ進軍する……。







気になったセリフ&感想



第56話

「シンボルは絶対に付け込まれてはいかんのだ!」

(ザルツェフ)

整備中のダグラムで出撃しようとするクリンを諌めたザルツェフの
言葉がこれである。


シンボル=象徴である。思想や組織などといったものをあらわす存在。
ゆえに絶対的なものである必要があるのだ。なぜならば、絶対性がなくなれば
その権威がたちまち失墜するからである。


本話は表題通り、戦いがメインとなる。
ロボットアニメにもかかわらず、政治色が強い本作、その最大の見せ場と
いってもよい回ではないだろうか?

ただ、見ていてどうしても、マノン中佐の作戦が腑に落ちない。
前回、前々回の戦いでは、24部隊は4機でダグラムを襲い、窮地に
追い込んでいた。なのに、どうしてその精鋭部隊を分散したのだろうか?
その説明が一切ないのが不思議である。ラストでマノン中佐は敗北の原因が
わからないまま、認められないまま戦死するのだが、見ているこちらも
色々な意味で納得がいかない場面である。



第57話

「歴史は逆戻りはせんのだ!」

(ドナン)



連邦軍のパルミナでの敗北に激怒するドナンの台詞。
彼はこの直後に病で倒れてしまうが、
そのあとのラコックの細かい配慮がまた凄い。
救急車を裏門につけさせたり、サイレンを消させたり、けっこう
色々やっている。こういうところに、彼の優れた面が描かれてもいる。
たんなる野心家ではないのだ。

しかし、そんな彼に対し、レークは

「私なら絶対にあんな奴は傍に置かん!」と評する。

ほんと、ラコックの惜しむらくは人徳のなさだね!


本話ではもうひとつ、気になったセリフがある。
クリンのこのセリフだ。

「今、自分のしていることを信じなくっちゃ」








第58話

「デロイアよ、待っているがいい!
一介の補佐官としてでなく必ず戻って来るぞ!
200年前の将軍を気取るわけじゃないが、
“アイシャル・リターン”と呼ばせてもらおう!」


(ラコック)




こいつは悪役か???

そういいたくなるほどの名ゼリフである。本作の主役はおそらく
この男ではないか、とわたしは個人的に思う。
傍にいてほしくはないが、こういう権謀術数の優れた男がいまの政治には
必要なのかも…ね。



本話はラコックとフォン・シュタインとの対立がメインとなっている。
新型コンバットアーマーがいちおう登場しているものの、その活躍の場は
あまりにかぎられたものだったので残念。

議場にて、ラコックに対し勝ち誇った表情を見せるフォン・シュタインと
その後、個室にこもってワナワナ震える手で机を叩くラコックの態度もまた
一見の価値あり!




第59話

「おい、キャナリーねえさんよ、
運転のほうは大丈夫なんだろうね?」


「まかしときなって!」

「三輪車じゃないのよ♪」

「張っ倒すよ!!」


(チコとキャナリー)

ホバークラフト(?)に乗り込み、海上でダグラム援護を行う前の
ふたりの台詞。シリアスな展開が続く中で和む会話だ。


それにしても、ラルターフと言うキャラクターがよくわからん!
どうして戦闘中のクリンにわざわざ親父が重体となったことを知らせるの
だろうか? 落ち着いてからでもいいのに、わざわざ士気を削ぐような
ことを言うとはねぇ……。






第60話

「私が手を下すまでもない」

(ラコック)

ドナンの病室にて、点滴を止めようとしたラコックが、病院を
抜け車の中に入った際の独白(モノローグ)が上のセリフだ。

この場面をみて、私はつい最近読んだハムレットを思い出した。

懺悔する王に対し、ハムレットは復讐のチャンスがありながらも
何もしなかった。

あの場面と一緒である。

ラコックがどうしてこのようなセリフをいったのか?

自分が直接、手を下さなくてもドナンが死ぬと分かったうえでの
セリフとも解釈できるが、その前の、点滴を止めようとする際の
表情をみればわかるとおり、強がりである。

彼はドナンの体調が回復して、自分の立場が悪くなることを
恐れていた。だから、執事のいない隙にドナンの息の根をたしかに
止めようとはした。だが、彼は止めなかった。野心家の心はあるが、
同時に人間としての心もきちんとあったのだろう。だから、

止められなかった

そう考える。また、そのほうがしっくりくるのだ。
何度もくりかえすようだが、彼は単なる悪役ではないのだ。
そうも思いたいのである。




(↑)Not even justice, I want to get truth!!!
真実は見えるか???
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黒 紅 茶

Author:黒 紅 茶
どこかの田舎っぺです。
ブログタイトルの“Of”は
飾りです。偉い人にはそれが
分からないのです(苦笑)
詳しくは「はじめに」を
読んでくださいな。

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