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機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争

クリスマス、クリスマス、クリスマス……。



クリスマスといえば、

ポケットの中の戦争




「どうして?」と言いたくなる人は
ぜひ、DVDを買うか、レンタルをしてください(笑)




ということで、今夜はさびしくレビューを……。

あらすじ:(全6話)
「戦場まで何マイル?」
「茶色の瞳に映るもの」
「虹の果てには?」
「河を渡って木立を抜けて」
「嘘だといってよ、バーニィ」
「ポケットの中の戦争」


一年戦争末期、敗戦の色が濃いジオン公国。
シュタイナー大尉を隊長とする特殊部隊「サイクロプス隊」は地球連邦の
北極基地を襲撃した。そこにある新型のMS「ガンダム」を奪取するため
である。しかし、作戦は失敗し、部下のアンディが戦死してしまう。
MSを乗せたシャトルは大気圏を離脱し、スペースコロニー・サイド6の
「リボーコロニー」へと向かう。そこは南極条約と呼ばれる、地球連邦と
ジオン公国との間で締結された国際法によって中立地帯となっていた
場所であったが……。

アルフレッド・イズルハ、通称“アル”。小学生の彼はずっとコロニーの
中で育ってきたために戦争を知らない。リボーコロニーは平和な空間で
あった。母は父と別居していた。アルは学校での成績不振と複雑な家庭環境
によって鬱屈した日々を送っていた。そんな彼にとって、地球連邦とジオンの
戦争はいわば娯楽のようなものであった。悪友たちと戦争ごっこやMSについて
語り合ったりもした。

ある日、アルが暮らすリボーコロニーにジオンのMS部隊が攻めてきた。
コロニー内に「ガンダム」が入ったことを知った奇襲攻撃である。連邦のジムが
そこに登場し、平和であったはずのコロニー内は瞬く間に戦争状態へ。
学校の屋上でその光景を楽しそうに見つめていたアルは、一機のザクが森の方へ
落ちて行くのを目撃、森へと向かう。そこで彼は、ジオンの学徒兵の
バーナード・ワイズマン(通称:バーニィ)と出会う。アルはザクをカメラに
収めようとしたが、バーニィに奪い取られてしまう。逃げるバーニィ。

バーニィは特殊部隊サイクロプス隊の補充要員となり、コロニー内で活動を
行う事となった。目的は「ガンダム」の奪取、もしくは破壊。ルビコン作戦の開始である。

バーニィを再び目撃したアルは、サイクロプス隊に入りたいとせがむ。
隊長であるシュタイナーは秘密の漏えいを防ぐため、また少年を利用してコロニー内で
活動を行うため、アルにサイクロプス隊の紋章をプレゼントし、さらにバーニィをアルの
監視役に任命する。それからアルとバーニィとの交流が始まった。

アルの隣の家、マッケンジー家に長女のクリスチーナ(=クリス)が転勤先から
帰って来た。彼女は連邦軍の技術者として働いたのだ。アルを通じてクリスを知った
バーニィは、彼女に一目惚れする。

アルは連邦の施設に潜入するという無茶な行動をとり、「ガンダム」を発見する。
サイクロプス隊はMS・ケンプファーを用意し、基地襲撃を行うが、作戦に参加した
バーニィのミスでガンダムの奪取・破壊に失敗する。そして、ケンプファーも
現れたガンダム「NT-1 アレックス」の攻撃の前に敗れ、サイクロプス隊は
新米のバーニィを除いて全滅する。

バーニィは、コロニー内にいるジオンのスパイから、作戦を立案したキリング中佐が
コロニーに核攻撃を行おうとしていることを知り、リボーコロニーから逃げようとする。
しかし、彼はあることがきっかけで逃げることをやめ、ガンダムと戦うことを決意する。
「ガンダムを倒せば、核攻撃も中止になる」
バーニィは、アルを、コロニーの人々を、そしてクリスを守るために、ガンダムと戦う。
だが、彼は知らなかった。ガンダムのパイロットがあのクリスであることを……。





いつもならば最後まで書くのだが、だいぶ省略した。



だって、思い出しながら結末を書くと、悲しくなるのよね……。








本作は「ガンダムシリーズ」の異色作である。
そう言える理由をいくつか挙げてみる。

・初のOVA作品であること
・監督が富野由悠季氏ではないこと(=初の監督交代)
・ニュータイプ要素のないガンダムであること
・主人公が12歳(ガンダム史上、最年少の主人公)
・「ガンダム」が敵となっていること
・ガンダムという名前を冠していながらも、登場が遅いこと
・ザクがはじめて勝利(相討ちだけど……)した作品であること


などが挙げられると思う。




ガンダムというと、多くの人(それも作品を実際に見たことない人)は
「ロボットアニメ」と考え、ロボット同士が戦う物語という先入観を
抱くだろう。

この作品はたしかにロボットアニメである。また「ガンダムアニメ」である。
だが、従来の作品(また現在の作品)と比べても異色作である。

なぜなら、

戦争がメインではないからだ。


この物語は、戦争を知らない少年のドラマなのである。
だから、ロボットアニメだと期待して見る人には残念な作品である。
そういう人は「0083」を見ればいい。


人間ドラマが中心の本作は、ロボットアニメを見たことがない人、興味がない人でも
困ることなく見られる作品であると私は思う。

戦争映画や青春映画を見る感じで、気軽に見られる。


「スペースノイドの独立」とか、「人の革新」とか、「ニュータイプ」とか、
そういう難しい、哲学的なものは一切存在しない。



戦争に“正義”も“悪”もないということをきっちりと描いた作品ではないか、
とも思う。




もし、他人に戦争映画――それも反戦映画を紹介するとしたら、
私は「ほたるの墓」ではなく本作を紹介したい。


「ほたるの墓」ほど、露骨ではないが、戦争というものが一体何かを
きちんと表している。

だが、どういう風にして表しているかについてはここでは明らかにしない。
見る人の価値観によるのだから……。


ただ、明らかにこれは反戦ものではないか、と思わせるのが
エンディングテーマである。



椎名恵さんの歌うED「遠い記憶」は本当に聞いていて切ない。
映像も、よく見ると……とても痛々しい。

とくに、最終話である「ポケットの中の戦争」が終わったあとのEDは
ある意味で反則ともいえる。





ザク(ザク改)とガンダムとの最後の戦い。ふつうのロボットアニメなら
熱くなる場面であるはずが、悲しく見える。


クリスとバーニィ。
どうして二人は戦うことになってしまったのだろう。


シュタイナーたちサイクロプス隊は何のために戦い、そして
死んでいったのだろうか。


あのとき、アルがガンダムの居場所を特定しなければ。

いったい、戦争をやる意味なんてどこにあるのだろうか……。




そういう風に考えると、切なく、やるせない。そして、あの、ラストシーン。





今でも見るたびのじんとくる。目頭が熱くなる。
結末が分かっているのに……。


バーニィのビデオ・レター。アニメでもこういう台詞が
言えるのか…と、胸打たれる言葉……。

「アル。俺はたぶん死ぬだろうが、そのことで、連邦軍の兵士や、
ガンダムのパイロットを恨んだりしないでくれ。彼らだって、
俺と同じで、自分がやるべきだと思ったことをやってるだけなんだ。
無理かもしれないけど、他人を恨んだり、自分のことを責めたり
しないでくれ。これは俺の最後の頼みだ……」




今のガンダムシリーズに比べたら、地味で、作画も古臭いかもしれない。
だが、物語性は非常に高い。また、作画レベルも当時としては高いものだと思える。
キャラクターデザインの美樹本晴彦氏の絵も雰囲気にマッチしている。
役者陣もベテラン揃いで、演技の凄さ――とくに当時、小学生であった
浪川大輔さんの演技は、上手い。









色々な要素が詰まった名作。

ガンダムとか、ロボットアニメとかいう偏見を持たないで、

ぜひ見てほしい。






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黒 紅 茶

Author:黒 紅 茶
どこかの田舎っぺです。
ブログタイトルの“Of”は
飾りです。偉い人にはそれが
分からないのです(苦笑)
詳しくは「はじめに」を
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