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太陽の牙ダグラム(14)





第66話
「激戦カルナック越え」

カルナック山脈で一進一退の攻防を続けるラドルフ少佐の
連邦軍8軍とザルツェフ率いる解放軍。ザルツェフは犠牲を
承知の上で正面突破を図る。
解放軍は苦戦しながらも敵の防衛線を突破。
ラドルフ少佐は戦死する。

そのころ、レークとニール医師は病状の悪化するドナンを
地球に送り返そうとしていた。そこへ、ドナンに呼び出された
ラコックが現れる。ドナンは手をこまねいているラコックを
激しく叱責する。とうとう、ラコックはドナンに自らの野心を
打ち明ける。ラコックは、カルメルを利用して解放軍と連邦軍との
あいだに和平協定を結ばせ、デロイアを独立し、カルメルを傀儡に
デロイア全土を支配しようとしていたのだ……。



第67話
「北極に散った決断」

解放軍のカルナック越えは各地の同志を活気づけた。カーディナルも
戦火に包まれようとしていたのだ。

ドナンを地球に戻すべく、レークはフォン・シュタインらとともに
北極ポートへ向かう。フォンは最後まで8軍の力で解放軍と戦おうと
していた。そんな彼に、北極ポートに駐留する第6軍のブレナー司令は
ラコックの陰謀を話す。ラコックは解放軍と8軍が戦いで消耗したのち、
温存する連邦軍部隊で一気に戦争を終わらせようとしていたのだ。

激怒したフォン・シュタインはラコックを殴りつけ、その数々の行いを
断罪。陰謀を阻止するため、サマリンと和平を行う事を決意する。
ヘリコプターで出発したフォン。だが、それをラコックがみすみす逃すはずは
なかった。ラコックはフォンを謀殺してしまう……。



第68話
「テーブルについた者たち」

フォン・シュタインの死亡は事故としてラコックに処理される。だが、
指揮官を失った8軍は混乱し、勢いを失っていた。解放軍は北極ポートに
近づきつつある。

カルメルは和平を成し遂げるため、強硬手段に出る。サマリンをはじめとする
主戦派は軟禁され、そのさい抵抗したジョークは射殺される。

解放軍・人民政府内でのクーデターのことなど何も知らない前線の兵士たちは
突然の攻撃中止命令に苛立ちを覚える。ラコックはそれを良いことに連邦軍の
戦力を増強していた。

北極ポートに来たカルメルはラコックと和平交渉のために仮調印の準備を
行う。カルメルに対し、ラコックは解放軍の武装解除など、一方的な要求を
つきつける……。


第69話
「ドナン・カシム死す」

サマリンの真意がわからないことで困惑する解放軍兵士たち。
Jロックは単身ドガ市へと向かう。

病状の悪化するドナン。その生命の灯は尽きかけようとしていた。
地球からはクリンの母と兄ラビンがやってくる。だが、ドナンが会いたがっていた
人物はほかでもないクリンであった。

レークはラコックにクリンを解放軍から連れてくるよう願い出る。
敵に分かれた親子の再開が“雪解けムード”を演出することになると判断した
ラコック。クリンは特例で連邦軍のヘリで北極ポートの病院に入院している
ドナンの元へと向かう。

再会するクリンとドナン。互いの正義が間違っていないとしたうえで和解するが、
ほどなくしてドナンは息絶える。父の死に大きなショックを受けるクリン……。



第70話
「武装解除」

カルメルは解放軍兵士をどのようにして説得すればよいか悩んでいた。
ラコックはカルメルがやりやすいような状況を作るため、連邦軍を動かし、
解放軍を包囲、挑発行動に出る。サマリン派の兵士を排除しようという
策謀である。

しびれを切らしたある解放軍兵士の発砲によって両軍は交戦状態に入る。
圧倒的な数の連邦軍を前に解放軍は傷つき、ザナ中尉は戦死する。

サマリンは解放軍の兵士を説得するためにあらわれ、事務レベルの交渉で
解放軍が勝利したこと、独立を勝ち取ったことを宣言する。

解放軍と地球連邦軍との間でついに和平交渉の仮調印が行われた。
だが、戦いの責任でザルツェフは逮捕される。勝利の、独立の実感が
湧かない兵士たちは不満をあらわにするが、もはやサマリンにはどうすることも
できなかった。実権はカルメルとラコックに握られていたのだから……。







気になったセリフ&感想





第66話

「“政治とは駆け引き”ふん!
閣下のやって来られたことを見習っただけですよ」


(ラコック)

ドナンの前で本性を現したラコックのセリフ。この直後、
彼はレークに殴られる羽目になる。

こういう台詞を聞くと、ラコックを悪役として認識してしまうが、
私は思うに、親に対する反抗の態度とそう変わらないのではないか、と思うのだ。

ラコックは上司であり、父的対象であるドナンに認められたかった。
だから、暗躍をしてきた。 そういうことである。それは、ドナンに対する
不満のセリフや、本話におけるラコックの表情を見て読み取ることができる。

ラコックがたんなる野心家であるならば、もっと露骨な態度を示すことが
できたはずである。だが、ところどころに躊躇の様子が描かれている。

冷酷ではあるが、やはり彼も人間なのである。
(ちなみに、69話ではカルメルがそのような旨の言葉をラコックに言っている)



しかし、本話のメインはカルナック山脈における両軍の攻防である。
敗北を悟ったラドルフ少佐の台詞は実に胸をうつ。

「フォン・シュタイン大佐は最後まで地球の手を
借りることを拒否した。それだけが…それだけが
この戦いで死んでいった兵士たちの救いだ!
我々は解放軍と目指す道は違っても、同じデロイア人!
デロイア人の誇りだけは失いたくない!!」



これまで、フォン・シュタインはラコックのような権力欲の
人間と言うイメージが強かったが、こういう台詞を聞くと、
フォンの違う一面も感じられる。

悪役ではあるが、ただの悪役ではないフォン・シュタイン。
その死が描かれる第67話ではこのような台詞を病床に伏す
ドナン・カシムに向けて語っている。


第67話

「私は今まで、貴方の傀儡だと言われてきました。
しかし、私たちは曲がりなりにもデロイアの州立化を
成し遂げ、それを存続しようと努力してきました。だが今、
それが再び以前の動きに戻されようとしています。
閣下と同じ地球人の手で……。
私はこのデロイアの地を、地球人の好き勝手には
させません! デロイアは我々デロイア人の手で、治めます。
閣下、北極ポートは必ず話が8軍の手で守って見せます。
一兵たりとも、地球連邦軍の手を借りようとは思いません!
私は今、一兵卒として、最前線に赴くつもりです。私は、
私たちが築いた体制を継承しつつ、私なりのやり方で、
このデロイアを治めます。私はこのデロイアで生まれ、
そして育ったデロイア人です!」

(フォン・シュタイン)

このような台詞をいう人物が、ああもあっけなく死んでしまうのは
見ていてとても切ない。






本話はフォン・シュタインが主役であるが、それを食うように
コンバットアーマー戦やラコックの作画がすごい。

リニアガンのスピーディな動き、悪人面のラコック……。

他の話に比べて作画レベルが高い!!!




それもそのはず!



だって、谷口守泰氏による作画なんですから!

この人がどれだけ凄いかは……あえて言うまでもない。


しっかし、この話のあとのラコックの作画と比べるとまた…
なんともいえないんだよなぁ。


あと、ラコックって色んな人から殴られてばっかりな気がする(笑)






第68話

「たとえ完全の北極ポートを抑え、独立に成功したとしても、
そこで流される若者たちの尊い血はどうなるのです!?」

(カルメル)


言っていることは正論に聞こえるが、やっていることはそうではない人。
結局のところ、カルメルはラコックと同じ野心家であるように思える。


物語は全75話であるが、この時点で解放軍が政治的敗北を迎えたいというのは
実に重たい限りである。

あれだけ戦いに勝っていたのに、こういう結末に至ろうとは…。



第69話

「こんな細い手じゃなかったよ……」
(クリン)

ドナンの手を握るクリン・カシムのセリフ。


本話でフォン・シュタインのあとを追うようにドナンが死ぬ。
その死の間際の会話で、ドナンも、フォン・シュタインにも正義が
あり、多くの人々のことを考えていたことが分かる。

正義を、思想をもっていた人間が次々と死に、野心家だけが生き残る。

インファナル・アフェアⅡではたしか、こういう台詞があった。
「善人ばかりが死に、悪人が生き残る……」


サマリンや、ドナンやフォン・シュタインらはいったい何のために
戦ってきたのだろうか…???





第70話

「こんなんじゃなか、こんなんじゃなか……!」
(ジョルジュ)

サマリンの心情を代弁したようなセリフ。

しっかし、九州弁をしゃべるデロイア人と言うのもまた
異色な感じ……。









さて、太陽の牙ダグラムもあと5話。


(↑)Not even justice, I want to get truth!!!
真実は見えるか???
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黒 紅 茶

Author:黒 紅 茶
どこかの田舎っぺです。
ブログタイトルの“Of”は
飾りです。偉い人にはそれが
分からないのです(苦笑)
詳しくは「はじめに」を
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