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「ミレニアム2:火と戯れる女」

2巻と3巻を、三部作を読み終えたんで、それに関する感想を
続けてやってみようと思う。







あらすじ:

ヴァンエルストレム裁判から一年後。
リスベット・サランデルによって癒えない傷と屈辱を得たビュルマン弁護士。
彼はリスベットに復讐すべく計画を練り、ある人物と接触をとっていた。

そのころ、ミカエルら『ミレニアム』編集部は、外部の記者ダグ・スヴェンソンと
彼の恋人ミア・ベルイマンを引き入れ、特集号のための情報収集を行っていた。
ダグは人身売買と強制売春の問題を追い、ある謎の人物を突き止めていた。
その名前は“ザラ”。調べによれば、彼が犯罪の黒幕だという。
発売する特集号と書籍を完璧なものにするべく、編集部は調査を行う。
リスベットも、あることから独自で“ザラ”についての調査を行うこととなった。
その彼女の前に、あらわれた刺客。彼らはビュルマンが接触をとった人間の手下であった。

特集号の発売に向けての準備が進む最中、編集部に訃報がもたらされる。
何者かによってダグとミアが射殺されたのだという。犯行に使われた拳銃には、
リスベットの指紋が付着、警察はリスベットを犯人と見なして捜査を開始、ミカエルは
彼女の無実を訴えるも、彼女の後見人であるビュルマンまでも射殺されたことで、
警察は彼女を指名手配する。

ミカエルはダグが遺した“ザラ”の調査を行う傍らで、独自に
リスベットの無実を証明すべく行動に出る。彼女を娘のように思う
ドラガン・アルマンスキーも警察とは独自に調査を行うが、マスコミや
警察報道は彼女を異常者として面白おかしく報じるばかりであった。

ミカエルはPCを利用してリスベットと接触をとる。彼は調査を行い、
“ザラ”の正体と、リスベットの過去を知ることとなる。

アレクサンドル・ザラチェンコ――それがザラの正体である。彼は元ソ連の
スパイで、数十年前にスウェーデンに亡命し、公安警察の協力者として暗躍してた。
その一方で、数々の不祥事を起こしては公安に揉み消しさせていた。彼は公安から
必要とされなくなった現在、犯罪組織の黒幕として活動を行っていた。
なんと、リスベットはその男の実の娘だという。

リスベットが決して語らない“最悪の出来事”。それは彼女が12歳のときにおきた。
父親であるザラチェンコは、彼女の母親に対して虐待を繰り返していた。幼い彼女は
その母親を守るためにザラチェンコを殺そうとしたのだ。彼女はその動機を警察や
周りの人々に知らせたが、事件によってザラチェンコの正体が知れ渡ることを恐れた
公安警察はリスベットを精神異常者として病院に幽閉しようとしたのであった。
彼女は国家の暴力による被害者なのである。

娘に対して憎悪の念を抱いていたザラチェンコ。ビュルマンは彼と彼女の関係を知らないまま
ザラにリスベットの拉致を依頼していたのだ。彼は、元公安のグンナル・ビュルクとともに
元スパイであるザラチェンコの秘密を知る人間であった。だが、あることで錯乱したために
ザラの部下に殺された。ダグとミアも、その部下によって殺されたのである。

ザラチェンコは、部下のロナルド・ニーダーマンと暴走族の一味にリスベットの抹殺を
命じる。ニーダーマンはリスベットの友人であるミミを拉致するが、突然現れた元ボクサーの
パオロ・ロベルトがあらわれて拉致に失敗する。ロベルトはリスベットと旧知の間柄であった。

秘密を突き止めたミカエル。一方、リスベットもついに父親と対峙する……。
















第一巻と比べると、二巻の前半部分はすこしたるんでるような感じもする。
ミカエルとリスベットを掘り下げるためにページを割いているのはわかるが、
読むのにかなり時間がかかってしまった。



本作でリスベットの秘密が、第一巻に登場していたいくつかのキーワードの意味が
判明する。




わたしは当初、リスベットは『ガンダム』でいう強化人間とか、そういった類の人かと
思っていた。まさか、父親が元スパイで、それに関する情報秘匿のために犠牲になったなんて、
誰が考えられようか???


だが、この真相によって、リスベットの警官(あるいは権力)嫌いの理由もわかる。
それだけでなく、人付き合いをあまり好まないわけも…。



しかし、ミカエルとリスベットの関係というのがまた分からない。
リスベットは彼に対して好意があるが、ミカエルは……。



まさか、あのハリエットとも肉体関係を築くなんてさ、、、ミカエル。



源氏物語の光源氏みたいに色んな女とよ。。。なんて奴だ!




本作では、ミカエルとリスベットの交流はパソコンを通してのみとなっている。
二人が再開するのもラストの数ページ。それも…かなり微妙な場面で。



最後まで読んだ人は、すぐに続きを、最終巻を見たくなるだろう。
ぶっちゃけ、私がそうだった。買った日にすぐ読み終えて、あくる日に三巻を購入、
半日かけて読むこととなった。


そぐらい、それぐらい夢中になるし、続きが読みたくなる物語である。




各登場人物の内面を描きながら、物語の展開もきちんと進めている。

書き手がジャーナリストということもあって、レトリックや論理も鋭い。
読者をつかんで離さない文章というのはこういうことか…と思った。











三巻についての感想もすぐ書き記そうと思う。忘れる前に、、、

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Author:黒 紅 茶
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ブログタイトルの“Of”は
飾りです。偉い人にはそれが
分からないのです(苦笑)
詳しくは「はじめに」を
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