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無敵超人ザンボット3 (2)





第7話
「さらば! わが友よ」

四日市にあらわれたメカ・ブースト クモガニラ。そこには
ブスペアのアキとミチがいた。勝平は負傷したミチをキングビアルに
収容するが、アキは勝平の申し出を拒み、ひとり両親を捜しに行く。

アキは途中で香月たちと再会する。香月は“災いの元凶”である
神ファミリーを襲撃しようと計画を練っていた。
ミチをザンベースに乗せ、キングビアルに運んだ恵子。
戦場に戻ろうとした彼女に、キングビアルに潜入した香月が
銃を突きつける。

キングビアルに入りこんだ香月の一味は仲間にブリッジを破壊させる。
彼らは、キングビアルと神ファミリーをガイゾックに引き渡せば、戦いは
終わると考えていた。救急室に入った香月は、治療中のミチを連れ去ろうと
する。勝平の母花江と揉み合ううちに上気した香月は猟銃の引き金を放つ。
弾丸は花江をかすめた。彼女は香月の頬を叩き、彼の気を静める。

戦場から一時撤退した勝平と宇宙太はブリッジの惨状を目の当たりにして
香月たちへの怒りを露わにする。戦意を喪失した勝平たちに一喝する源五郎。
再出撃した彼らはザンボットで敵メカ・ブーストに挑む。

メカ・ブーストを倒したザンボット。
勝平は小型ボートに乗ってミチととみに去った香月一味が渡った海に向かって
大きく叫ぶ……。



第8話
「廃墟に誓う戦士」

神ファミリーは香月の襲撃で破壊されたキングビアルの修理を行っていた。
そのころ、新たなメカ・ブースト ガルチャックが東京方面に向かいつつあった。
東京には神江家の実家がある。“家”にこだわる宇宙太の母すみ江は、神江家の
自宅に戻ると言い出した。すみ江に言われるままに夫であり、宇宙太の父でもある
大太はビアルⅡ世を切り離し、神江家は東京へと向かう。両親の身勝手さに閉口する
宇宙太。

勝平・宇宙太・恵子はマシンを駆ってメカ・ブーストと戦う。だが、敵の装甲は強固で、
合体したザンボットの必殺ムーン・アタックすら通用しなかった。なんとか撃退するが、
パイロットたちは戦いによって傷ついていた。

東京は神江家をのぞいてほとんど焼け野原の状態であった。
戦闘にかかわることなく、自宅で私物の整理を行う家族の姿を見て、宇宙太は悲しむ。
そんな彼に、恵子と勝平はかける声がなかった。

再びあらわれたメカ・ブースト。宇宙太はある作戦を思いつき、単身ビアルⅡ世を動かす。
合体したキングビアル。宇宙太はキングビアルのビアル砲の攻撃で敵を倒そうと考えたのだ。
その作戦に乗った勝平は、ザンボ・エースでメカ・ブーストの動きを封じる。発射された
ビアル砲は敵メカ・ブーストの口に入り込む。内部崩壊によって爆散するメカ・ブースト。
勝利した神ファミリーであったが、メカ・ブーストの破片が神江家に直撃、家は破壊される。
すみ江は落胆するが、宇宙太の心は晴れていた。



第9話
「危うし! キングビアル」

神ファミリーは深刻な物資不足に悩まされ、そのためにキングビアルとザンボットの修理も
ままならない状態であった。勝平は港の業者の大滝のもとにむかう。以前、兵左衛門に物資の
提供を約束していた大滝であったが、神ファミリーが異星人の子孫であると知り、提供を拒む。

海を渡る開運丸。その船を、メカ・ブースト アモンスガーの冷凍光線が襲う。凍結する船。
ザンバード、ザンブル、ザンベースの集中攻撃によってメカ・ブーストは粉々になる。
船に降りた勝平たち。大滝を除く乗員はすべて凍死していた。勝平たちは大滝をキングビアルに
収容する。キングビアルで目覚めた大滝は船の中の物資のことを心配する。

アモンスガーの破片が突然動き出す。調査の結果、アモンスガーの破片が小型の水爆であることを
知る神ファミリー。敵は完全に破壊されてはいなかったのだ。水爆が爆発するまでわずか13分。
窮状を知らず、大滝は欲の塊となり、キングビアルの脱出カプセルで開運丸に向かうが、その途中、
アモンスガーの破片に取りつかれてしまう。勝平は大滝を救うべく単身で脱出カプセルに向かう。
なんとか大滝の命を救う勝平。キングビアルはザンベースのレーザーでキングビアルに付着した
破片を攻撃する。船の装甲板から離れた破片は再びメカ・ブーストの姿に戻る。

ザンボットはアモンスガーを倒すが、その爆発でキングビアルは大きなダメージを受ける。
勝平たちの戦いをみた大滝は良くにまみれた自らを恥じて改心し、神ファミリーの行動に
理解を示すも、すでに致命傷を負っており、ほどなくして息絶えた。
神ファミリーの長老格である兵左衛門はキングビアルを分離し、各地で修理するよう呼び掛ける。



第10話
「バンドック現わる!」

日本政府は、ガイゾックに対し和平交渉を申し込む。使節団はガイゾックの母艦バンドックへと
乗り込んでいく。勝平の祖母である梅江は、中継映像から昔の初恋の人、野崎を見つける。
野崎は日本の副総理であり、使節団の代表であった。ガイゾックが罠を仕掛けていることを
見抜いていた兵左衛門は、ビアルⅠ世に残った勝平たちを出撃させる。

キラ・ザ・ブッチャーと会見を行う使節団はさっそくガイゾックの捕虜となり、次々と
バンドックの外から撃ち落とされていく。一命をとりとめた野崎は地下に逃れる。その様子を
映像で見ていた梅江はいてもたってもいられなくなり、小型メカでバンドックのいる東京へと
向かう。

地上にはガイゾックの戦車(ベルタータンク)部隊が多数配備されていた。
勝平のザンボ・エースは敵部隊に攻撃を仕掛ける。やがて戦車部隊は巨大なメカ・ブースト
トラシッドに合体していく。勝平は敵を倒すよりも副総理である野崎を救出することが先決であると
判断し、偶然見つけたオートバイに乗って野崎捜索に向かう。

野崎を発見した勝平。そこに梅江もかけつけてくる。勝平は奇策で敵の戦車部隊を撃破する。
残る敵は巨大なメカ・ブーストのみ。到着したビアルⅠ世は梅江と野崎を収容する。
ザンブル・ザンベースと合流した勝平。ザンボット3に合体し、敵と対決する。その姿を
見た野崎は、安易に和平を行おうとした日本政府の対応の悪さを痛感し、神ファミリーへの
支援を誓う。ザンボットの攻撃によってトラシッドは破壊される。勢いに乗った勝平たちは
地上のバンドックに攻撃を仕掛けるが、熱いバリアーの壁に阻まれ、攻撃できなかった……。



第11話
「決死の爆破作戦」

バンドックは依然として東京に居座り続けていた。勝平はザンバードで単機攻撃を行うが、
バリアーを張る敵に効き目はなく、戦いで負傷してしまう。
苛立つ勝平を諌める兵左衛門。作戦会議において、彼は地下からバンドックを攻撃することを
提案する。地下まではバリアーも張られていないだろうと考えていたのだ。

兵左衛門と源五郎は地下鉄のルートを利用してバンドックへと侵入する。ガイゾックは人間を
あなどっていために警備は手薄の状態にあった。勝平たちは兵左衛門たちの作戦を援護をするため
陽動攻撃を行う。ブッチャーはメカ・ブースト バイブロンを出撃させる。

バンドックに侵入した兵左衛門たちはバリアーを解除、源五郎の命令でザンボットは敵母艦に
直接攻撃を行う。源五郎はバリアーを張り、メカ・ブーストを外に追いやる。ザンボットは分離、
勝平はザンバードでバンドックに侵入する。兵左衛門・源五郎と合流した勝平は、三人で敵の親玉
ブッチャーがいる部屋へと向かう。動揺するブッチャーは姿を消す。その間に勝平はマシンで
バンドック内を攻撃する。

ブッチャーはある部屋に導かれていた。ガイゾックの真の親玉“ガイゾック”が姿をあらわし、
神ファミリーの侵入を許すという失態を見せたブッチャーを叱責する。ブッチャーはバリアーの
外にいるバイブロンにビアルⅠ世攻撃を命じる。バンドックの破壊を断念する勝平たち。

再びザンボットは敵メカ・ブーストと対戦。これを破壊する。再度バンドックに攻撃を試みるも、
エネルギーが尽きかけていた。バンドックは地上から離脱していく……。



第12話
「誕生日の死闘」

宇宙を飛ぶバンドック。艦内ではブッチャーの誕生日会が催されていた。それと同じころ、
ビアルⅠ世では恵子が誕生日を迎えていた。手元には信州にいる母から送られた振袖がある。
だが、勝平と宇宙太のいじわるの果てに破れてしまう。恵子は怒りにまかせてザンベースに乗り、
信州に戻ろうとする。すべては勝平と宇宙太によるいじわるは芝居であった。振袖を破ることで
母と子の再会を取り繕うとしたのである。その話を兵左衛門から聞いた恵子は、二人に感謝しつつ
信州へと向かう。だが、信州にはメカ・ブースト モグンダーも向かっていた。
ザンベースは信州を守るべく単機でモグンダーと戦う。

かけつけたザンバードとザンブル。合体したザンボットの攻撃によってモグンダーは破壊される。
しかし、それはブッチャーによる作戦であった。メカ・ブーストは1時間後に再生するのだ。

地上に降りた恵子は、かつての友人と再会するが、友人たちはガイゾックの攻撃で親を失っており、
その原因を神ファミリーと思っていた。彼らはせっかくやってきた恵子を罵る。友人の心ない言葉に
傷ついた恵子は、家族が乗るビアルⅢ世のいる湖へと向かう。そこにあらわれた妹の公子。彼女は
姉に伝言を伝える。母は弱虫である姉に会いたくないのだ、と。恵子の母である由美子は、娘のために
あえて辛い行動をとったのだ。

破壊されたはずのメカ・ブーストはハリンダーとして変形・復活し、逃げ惑う人々を襲う。恵子は
避難民を逃がすべく誘導する。傷を負ってもなお救助活動をする恵子の姿を見て、友人たちは自分たちが
誤解をしていたことを知り、戦いへと戻る恵子にエールを送る。

ザンボットとハリンダーの戦い。闘志に燃える三人の前に、メカ・ブーストは破れ去る。
ビアルⅠ世へと帰還する三機のメカ。由美子はビアルⅢ世で、恵子の身を案じながら、破れた振袖を
縫い直していた……。













気になったセリフ&感想:


7話

「香ちゃん、撃ったね! あたしを!」

(花江)


猟銃の引き金を引いた香月の頬を叩くさいに発した勝平の母のセリフ。
彼女は怒りにまかせて彼を叩いたのではない。彼が間違ったことをしたから
叩いたのだ。彼の母親の代わりに。

今の時代、親は自分の子供すら叱れなくなっている。他人の子供が悪いことをしていても、
注意することはない。人と人とのつながりが薄くなっているのだ。
花江戸の行動はある意味で“時代的”だ。他人の子供を叱れる親というのは、今となっては
珍しいものだ。

もうひとつ、本話で気になったセリフがある。それは源五郎の口から出る。

「これはゲームじゃない! 本当の戦いだ!」


これと同じような台詞を私は『機動戦士Zガンダム』で聞いたことがある。

「遊びでやってんじゃないんだよ!」

Zガンダムの主人公、カミーユ・ビダンの台詞である。

私たち視聴する側にとって、ロボットアニメにかかわらずアニメーションは娯楽作品、つまり
楽しむ作品である。

だから、見る人々からすれば、凄惨な戦闘の場面も娯楽であるわけだ。

ザンボットにおける台詞、Zガンダムにおける台詞は、それに対するアンチテーゼのように
思われる。どちらも全体的に暗い内容であるが、その暗さは、本当の戦争のリアリズムを
体現するためのものではないだろうか。




8話

「見てくれ、幸せな一家さ!」

(宇宙太)


東京の自宅で戦闘中にもかかわらず家の整理を行う家族をみたあとに、
勝平と恵子に対して発した台詞が上記のものである。皮肉に富んだ言葉だ。
本話における、宇宙太をのぞく神江家は自己中心的な人間の象徴である。

まわりが大変な状況にもかかわらず、自分たちの利益を追求しようとする人間は
現実の世界にも多く居る。たとえば、今の日本でまっさきに思いつくのは東京電力だ。
被災者に対してなんら責任をとろうとせず、自社の存続しか能のない彼らは、
まさにエゴの塊である。

だが、エゴを悪と単純に解することはできない。問題はそのエゴが多数に対して
どう作用するかであると私は思うのだ。

なぜなら、勝平たち神ファミリーの戦いも、結局はエゴなのである。
「地球の人々のために戦う」という名目を持ちながら、その一方で、「香月を見返す」とか
そういった思いも持っているのである。だが、そんな彼らはの戦いはたしかに、地球の人々を
守っている。ここでの彼ら――エゴと解くとして――は正義の味方なのである。


9話

「ワシは良いものを見せてもらった……」

(大滝)

先ほど、エゴの問題について述べたが、本話に登場する大滝社長はまさにエゴの塊である。
その大滝がはじめての神ファミリーの理解者であるというのが何とも皮肉的だ。

劇中で兵左衛門は大滝を見殺しにしようとするが、その態度に反し勝平は大滝を救助する。
彼が“エゴの象徴”であるにも関わらず、だ。

戦争という極限状態において、エゴであるとかエゴでないとかいった、そういうカテゴリーは
関係のないものなのだ。劇中で、勝平は一人の人間の命も救えずに地球人類を救えるはずがないと
叫ぶ。たとえエゴの塊であっても、象徴であっても、人間なのである。だから、勝平は大滝を
救出した。勝平は身勝手な行為を何度も行うが、イデオロギー的な偏りを持っていない。きわめて
純粋な存在である。彼のように純粋無垢な存在は、現実世界にどれだけ存在するであろうか。




10話

「私はただちに政府に提案するつもりです。
勇気を以って戦うことこそ勝利への道だ、と!」


(野崎)



「そんなことをいちいち提案してどうする!?」と思わず画面に向かって叫んでしまった。
気のせいか、富野作品における政府・要人はいつもマヌケで後手の存在として描かれている気がする。
ガンダムシリーズにおける地球連邦がその代表格だ。この台詞が出るまでに、もう10話も話が
進んでいるのである。この言葉を聞くに、恐らく政府はこれまで何もしてこなかったのだろう。

アニメの“政府”ですら、後手の存在であるわけだ。どうりで民主党も……。
というのは野暮だな(笑)




11話

「戦いはこれからじゃ!」

(兵左衛門)


ザンボット3の前半部の終了を締めくくる言葉のようにも感じられる。
この話から、どんどん物語はくらくなり、人間爆弾編へと移行する。
神ファミリーの戦いははじまったばかりである。


本話において、敵の黒幕“ガイゾック”が登場する。ブッチャーはガイゾックを神とあがめる。
ここで最終話への伏線がすでに散りばめられている。
貧相な惑星で暮らしていたブッチャーに力を与えたこと、その目的が宇宙の秩序を正すためで
あることなど……。

「宇宙の秩序を正す」というセリフは悪役らしい行動の論理であるが、この言葉がまさに
その通りであることを知ると……ゾッとしてしまう。それについては最終話への感想を行う
機会で述べてみたい。



12話

「ガイゾックは地球の人間を皆殺しにすることが
目的なんだぞ! いくら白旗を掲げたって殺されちまうんだ!」


(勝平)

「仕方ないよな。世間の人たちはそう思うのが当たり前だ。
だってよ、俺たちまだガイゾックを叩き潰して
ないもんよ……」


(宇宙太)


かつての友人たちに罵られる恵子を弁護する勝平と宇宙太のセリフだ。
10話において、日本政府が神ファミリーを支援することを明言していたが、
市民レベルまで行き届いてはいないのである。

多くの人を守るために戦っているのに、それを人々に理解されない。
勝平たちはあまりに可哀そうな存在である。それでも彼らは戦いをやめない。
その理由について、あとで明らかになるのだが、それを思うと、兵左衛門が
1話で言った言葉がさらなる重みをましていく。



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黒 紅 茶

Author:黒 紅 茶
どこかの田舎っぺです。
ブログタイトルの“Of”は
飾りです。偉い人にはそれが
分からないのです(苦笑)
詳しくは「はじめに」を
読んでくださいな。

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