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「男たちの挽歌」

大学のレポート課題や期末試験に追われてブログ更新が滞ってたけれども、
映画と本だけはずっと読んできた黒紅茶。

ということで、先週レンタルで借りてみた5作品について、紹介したい。
ひとつめは男たちの挽歌。

どういうわけか、大学の友人に勧めた作品。古いけれど、アクションシーンや
ドラマは今の作品に劣らぬほど面白い!!!





あらすじ:

香港マフィアの幹部のホー、彼には病床の父と弟のキッドがいた。
大学を卒業したキットは警官になるため警察学校への入学を決意する。
もちろん、キットは兄がマフィアの一員であることを知らない。ホーは
父親から頼まれ、次の仕事で闇社会から足を洗うことを決める。
ホーは親友のマークに後事を任せ、後輩のシンを連れ、最後の仕事のため
台湾へと向かう。そこで台湾マフィアとの偽札取引が行われるのだ。
だが、台湾マフィアの罠で取引は失敗し、ホーはシンを逃がすために自首する。

そのころ、香港ではヒットマンによってホーの父親が命を落としていた。
キットは兄ホーがマフィアであることを知ってしまう。

親友が捕まったことを知ったマークは、ホーを罠にはめた台湾マフィアに報復を
仕掛ける。レストランにて一味を皆殺しにするが、足を負傷してしまう。

3年後、出所したホーは香港へと戻る。自宅に向かったホーは、そこでキットと、
彼の妻となった女性ジャッキーに会うが、キットはホーの姿を見るや殴りかかる。
兄のせいで父を失ったこと、そして兄がマフィアであるために出世できないことによる
怒りであった。キットに追い出されたホーは、台湾の闇社会から紹介された香港の
タクシー会社を訪れる。そこは前科者が更生するために働く会社であった。
社長のキンに雇われたホーは、タクシーの運転手として人生をやり直そうと決心する。

ホーは仕事中、みすぼらしい姿をしたかつての親友マークと、大きく出世したシンを
目撃する。ホーとともに一時代を築いたマークであったが、後輩であったシンに立場を奪われ、
雑用として生活していたのだ。マークは、ホーの闇社会への復帰を切望するが、ホーは
更生し、立派になった姿を弟キットに見てもらうために親友の申し出を拒む。

ホーが香港に戻ったことを知ったシンは、自分の組織にホーを取り入れようとするが、
彼は申し出を拒んだ。それを面白く思わないシンは、キットの命を奪うと脅しをかけ、
さらにマークに暴行を加え、キンのタクシー会社を襲撃する。

我慢の限界に達したマークは、シンの組織が所有する偽札の原版を強奪する。その彼の前に
ホーがあらわれる。シンに戦いを挑むことを決心したのである。
シンはホーを抹殺すべく策略を練る。その手始めに、彼は自分のボスを暗殺し、ホーにその罪を
なすりつける。

マークとホーは、原版を利用し、シンの組織を恐喝する。
夜、交渉のテーブルに着いたシンの一味とホーたち。だが、ホーは原版を持っていなかった。
弟キットにひそかに渡したのである。ホーはシンを人質にとり逃走を試みるが、シンを追って
港に現れたキットを人質にされてしまう。

ホーは弟を救うためにシンを解放、その途端、激しい銃撃戦が開始される。ホー、キット、マークの
三人はシンの一味と戦うが、その途中でホーは負傷してしまう。キットの兄への冷たい態度に苛立った
マークは、ホーが頑張って更生していることを告げると同時に、そんな彼を赦そうとしないキットに
声を張り上げるが、シンが放った銃弾によって撃ち殺されてしまう。

親友を失ったことで怒り心頭のホー。そこにあらわれた警察。シンはわざと自首し、
金を払って出所すると自慢げに語る。キットはホーに銃を手渡し、ホーはその銃でシンを射殺する。
復讐を遂げたホー。彼は今度こそ更生するために、弟に両手を差し出す……。










ハトと二丁拳銃でおなじみ(笑)のジョン・ウーと、
香港のスピルバーグことツイ・ハーク、そして泣く子も黙るチョウ・ユンファが組んだ
傑作映画、それが男たちの挽歌である!



本作はいわゆる『香港ノワール』ものの元祖である。
ノワールとは犯罪映画(または犯罪小説)のことをいう。


それまでの香港映画は、ブルース・リーやジャッキー・チェンによるカンフーアクションものや、
Mr.Booなどのコメディものが主流であり、主人公はクリーンな立場の人間で、物語も
勧善懲悪ものが多かった。そのために、男たちの挽歌は異色作として迎えられ、たちまち
大ヒットを飾ったのだそうだ。



マフィアが主役の物語は、アメリカ映画ではごまんとある。だが、マフィアが真人間になるために
更生する物語というのはなかなかない。

本作のホーは、マフィアとしての自分を捨てるために苦心する。すべては警官になった
弟に認められるために。『インファナル・アフェア』において善人になりたいと叫び続ける
ラウ刑事の源流はここに存在するのだ。


堅気になるべくタクシー運転手をつづけるホー、そんな彼と手を組んで闇社会に再興を志すマーク、
兄を憎み続ける弟キット、ビジネスのためにホーを利用し、邪魔者の景観キットを抹殺しようと
企むシン。物語のメーンはこの4名である。サスペンス映画のように頭を悩ませる必要がない、
単純明快な構成である。だが、その枠の中で繰り広げられるドラマは重厚である。



本作はどうしてもガンアクションばかりに目が向けられるが、マーク演じるチョウ・ユンファが
ホー役のティ・ロンに不満をぶちまける場面や、出世できないキットの苦悩など、登場人物の
描写がよく描かれている。これらのシーンがあるからこそ、銃撃戦によってカタルシスが生じるのだ。





さて、あらすじを見れば分かる通り、本作の主役はティ・ロンである。
にもかかわらず、DVDのクレジットではチョウ・ユンファが目立つ
そして、公開当時の香港の映画賞ではなんと彼が主演男優賞を受賞した、と!


いったいこれはどういうことなの? って感じ。



やはり、ネームバリューの問題なのかしら???




さて、本作で忘れてはならない存在がレスリーチャンである。
ホーの弟キットを演じた彼は、本作の主題歌も担当している。

シンセの音が時代を感じさせるが、とても良い曲である。





この曲があって、あのラストシーンに深みがあらわれるのである。。。

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黒 紅 茶

Author:黒 紅 茶
どこかの田舎っぺです。
ブログタイトルの“Of”は
飾りです。偉い人にはそれが
分からないのです(苦笑)
詳しくは「はじめに」を
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