スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「コリン」

私は大学のある友人に「ゾンビ映画ばかり見ると頭どうかなるよ?」的なことを
よく言うのだが、

そういう当人がゾンビ映画好きだったりする(笑)

あとスプラッター系とかもね。




・・・まぁ、いいさ。




今回、というか先週…ひっさしぶりにゾンビ映画を見た。

それが『コリン』だ!






あらすじ:

舞台はロンドン。
世界では死者が蘇り、人々を襲うという謎の事態が発生し、
ロンドンも同様の被害で都市機能がマヒしていた。
主人公である青年コリンは、死者から逃れて家に戻るが、彼は腕に
傷を負っていた。そんな彼に突如襲いかかる死者(=ゾンビ)。
噛まれながらもゾンビを倒すコリンであったが、徐々に体力を失い、そして、
数日後、彼はゾンビとなってしまう。意識はあるが、人間の頃の行動力や
記憶は失われ、生きた人の血肉を求めるだけの怪物になり下がっていた。

ゾンビとして街をさまようコリンは、途中で追いはぎに襲われる、そこで彼は
別れて暮らしていた姉に助けられる。が、コリンには姉が“姉”であることが
すでに分からなかった。そのために彼は姉の腕に噛みついてしまう。
姉は失意のまま、婚約者とともに姿を消す。

何の目的も持たないままさまよい続けるコリン。彼は再び人間に襲われ、拘束される。
辿り着いた先はバスルーム。自由がきかないコリンの前にあらわれたのは姉だった。
姉はなんとかしてコリンの、人間の頃の記憶を呼び覚まそうとしていたのである。
彼女はコリンを母親の下に連れて行くが、それでもコリンの記憶は戻らなかった。
やがて姉はコリンに噛まれた手傷がもとで死亡。そしてゾンビとなる。

ゾンビとなった姉はコリンとともに家の中に閉じ込められる。なんとか脱出したコリンが
見たものは、『ゾンビ狩り』を行う人間たちの残虐な姿であった。コリンは爆弾で負傷するが、
倒れたおかげでとどめをさされることはなかった。狩りを楽しんだ人間たちは、ゾンビによって
けがを負った仲間の処理を行い、去っていく。コリンは立ち上がり、ボロボロの体を引きずりながら
歩く。

コリンはあるアパートに辿り着いた。そこは、彼の恋人が住んでいたところであった。彼は
自分がどうしてゾンビになったのかを思い出した。自分の恋人がどうなっているのかも……。











予告編もしくは本編をみた人に問いたい。



5、6千円でゾンビ映画撮れますか???




一般の人(?)らしく、安っぽさやカメラの揺れがけっこう目立つが、
クオリティは割と高い。

なによりも、ゾンビ映画な私にとって感動的なのは、ゾンビである。




ジョージ・A・ロメロに対するリスペクトが画面全体に現れているのだ。

足のノロさ、人間の頃を引きずった見た目と行動、メイキャップ……。
あと、映画冒頭の奇妙な音(これは『ゾンビ』冒頭のSEのオマージュ?)

…まさにゾンビである。





「ドーン・オブ・ザ・デッド」「バイオハザード」が良いという輩にはこの
チープさの良さが分かるまい!?


ゾンビとはかくあるべきだのに・・・・・・。










しっかし、低予算にも関わらず、人間の人体破壊シーンはよく撮れていた!
ああいうのがないとね、ゾンビものはさ♪




秀逸というべきはストーリーだ。ゾンビが主役という映画は珍しい。
「バタリアン・リターンズ」や「ゾンビーノ」などあるが、ロメロ的なゾンビ映画作品において
ゾンビ目線でドラマを描くのは少ないのではないか?


彼はゾンビであるにもかかわらず、はじめのうちは人を食らう事に躊躇する。
これはたぶん、人間であったときの人格が少しばかり残っていたからではないか?
時間が経過するごとに「ゾンビらしい行動」をとるのは、その喪失によるものだと思う。




はじめ、視聴者は彼がなぜウロウロと歩くのか分からない。
「ゾンビになったから理由なんていらないではないか?」
「人肉もとめてさすらってるのでは?」

そういった推測を立ててみたひともいるだろう。

彼が最後に辿り着いたところは恋人の住むアパート。コリンは恋人に噛まれたことで
ゾンビとなったのである。彼はゾンビとなった恋人を殺してしまったのだ。
そのことが最後に明らかとなったことで、このドラマがただゾンビを主役にした映画ではないこと
分かるのだ。





思うに、この映画は『喪失』をテーマにしたのではないか?

彼は物語において、「恋人」と「家族」を失っている。あなたはそれらを失ったとき、
どのような感情を抱くか? ケースによりけりだが、悲しみに包まれるのがベターというものだろう。
だが、コリンは悲しまない。彼は悲しみを呼び起こす感情の源である人格をも失ったしまったからだ。
序盤以降、町を徘徊する彼は、人間ではなく、コリンという名前の魂の抜け殻なのである。
彼にはなにもない。彼は無の――生きることも死ぬこともできない存在なのだから。





ラストシーンはやるせない。そこには展望もなにもないのだ。
あるのはとてつもない無常感だけ。あるいは『空虚』という言葉で片付けるべきか・・・。








やや時間が長く少しダルい感じもあるにはあるが、
かなりの低予算でこれほどの映画がつくれるとは、見習いたいものである。  


ブログランキング・にほんブログ村へ

(↑)皆さまの清き一票をどうか!!!
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

Secret

No title

僕も、ゾンビ映画は、大好きです。
TSUTAYAに行ったら、最初にゾンビの映画を探してしまうくらいです。
僕は、他に地球滅亡系が大好きです。
黒紅茶さんは、どうですか?

Re:

コメントありがとうございます。
地球滅亡系の映画はあんまし見ないですね…。

ゾンビ映画はまぁ、見たりみなかったりですが(苦笑)
ジャンルに関係なく、気になった作品は見ちゃうタイプなんで。。。
プロフィール

黒 紅 茶

Author:黒 紅 茶
どこかの田舎っぺです。
ブログタイトルの“Of”は
飾りです。偉い人にはそれが
分からないのです(苦笑)
詳しくは「はじめに」を
読んでくださいな。

↓↓ポチッとな↓↓
QRコード
QR
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
FC2カウンター
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
映画
470位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
レビュー
221位
アクセスランキングを見る>>
最新コメント
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
お気に入りリンク集
Web page translation
検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。