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尖閣諸島購入(???)について思う事

ここ2、3日…東京の石原都知事閣下の発言が
波紋を読んでいる。

東京都が尖閣諸島を買うということについてだ。
それについて、触れてみる。

新聞やテレビの報道を見ても、どうも都知事の思惑が分からない。
新党結成のための宣伝のつもりなのか、それとも本気で尖閣を
買おうとするのだろうか???

どちらにしても、現政権にとっては好ましい事態でないことは言うまでもない。
この一件で中国との外交問題はこじれる(というか、すでに……)。



今回の都知事の発言について、私は納得がいかない。
理由はおもに二つの視点から成り立つ。

①民主主義的な側面において

②歴史認識の問題において



まずは、①について触れてみる。
ニュースをみると、東京都が尖閣諸島のいくつかの島を買うということらしいが、
メディアによる印象操作の影響か、私には「石原都知事の考え」としかうつらない。

つまり、東京都議会および東京都民の総意とは思えない、ということだ。

彼は国家のために尖閣諸島を買うといった趣旨のコメントをした。
なるほど、たしかに尖閣諸島を手に入れることは日本という国家としては重要な問題の
ひとつであることは間違いないだろう。

しかし、いま尖閣諸島を手に入れて、どれだけのメリットがあるのだろうか?

それに、都知事は簡単に「買う」と言ってのけているが、尖閣諸島を買うために
使うお金はどこから出るのだろうか?

私は東京の人間ではないから、東京都がどのような状況であるかはわからない。
だが、はたから見ていて、どうもきちんとした議論が行われないまま今回の発言に
至っているように思える。

民主主義的…とはいったが、ようは重要な案件をポンと出してよいのか? ということなのだ。


それに、尖閣諸島奪還が果たして日本国国民の意思であるかも、私にはよくわからない。



②の点について。


中国に実効支配されている尖閣諸島を金で取り戻すという発想は、
いっけん合理的である。しかし、金で領土を取り戻すということの意味を
石原都知事は考えているのか。


中国から尖閣諸島(のいくつかの島)を買うということは、それまで中国が
尖閣諸島を所有していたということを認めたことになるのではなかろうか???


「尖閣諸島は日本の領土であり、中国の領土ではない」というのが、これまでの
日本政府のスタンスであった。そのスタンスを根底から崩す事態になると思うのだ。

中国は「日本に中国の領土である尖閣諸島を売りました」というような言葉を
いうことができるのだ。

「史記」や「三国志」にみるように、
たしかに、古来はお金によって土地の譲渡が頻繁に行われた。

その点では、石原都知事(東京都?)が尖閣諸島を買うというのはおかしくないと思う。

だが、金で手に入れると言う事は、その逆もありうるのではないか。
仮に今回、東京都が尖閣諸島を購入することが出来ても、何年・何十年か後に、中国は
東京都が行ったように大金で買い戻すかもしれない。


その場しのぎとしては有効だが、あとあとのことを考えると、よい策とは思えない。
むしろ、日本の立場を弱めるだけなのだ。






……しかし、こう批判しておきながらも、いまの日本には
尖閣諸島を手に入れる術がないのだ。



石原都知事による「購入」という手段以外に尖閣諸島を取り戻す手段は
あるか? 少し考えてみた。

①国際司法裁判所による司法闘争

②戦争行為あるいは武力の圧力による奪還



①がもっとも平和的である。しかし、司法闘争で解決できるとは思えない。
中国は国際社会において強い影響力をもつ国である。安保理の常任理事国の
ひとつであり、東南アジア・南アメリカなどの発展途上国に「進出」している。

日本の主張に正当性があっても、数の力でいくらでも抑えつけられる。
それに、もし司法裁判で解決できるのなら、とうにできていたはずである。
いまだに中国が実効支配しているのはなぜか、言うまでもない。
これは竹島問題もほぼ同様である。

また、国際司法が日本を是とし、中国を非としても、中国が尖閣諸島から
離れなければ何の解決にもならない。
(それ以前に、尖閣諸島の領有権の問題は中国だけが敵ではないのだ)


②については現状では100%無理だろう。
日本は世界に優れた「平和国家」であるからだ。

法的整備を行えば、戦争は可能だが、戦争はかなりの負担を国民に
強いることとなる。国民の負担に見合った利益が、尖閣奪回ではたして
もたらされるのだろうか?






武力による解決はのぞましくない。しかし、将来の問題に備えて
武力を用意するべきだと私は思う。

憲法改正によって日本がファシズム化すると主張する人間がいるが、
だからといって、いまの「平和国家」の体制のままでいいとは思えない。

拉致被害者の人権を守れず、領土を守れず、何が平和だ!?





石原都知事の気持ち(?)は分からなくもない。だが、性急すぎた。
それだけはたしかである。

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自分の思い

自分は、知事が買うと言って国を焦らせる作戦ではないかと思います。
違ったとしても、個人が持ってたほうが尖閣諸島を十億で買う人もいるから
その人に買われる可能性も高くなるとおもいます。

Re: 自分の思い

コメントありがとうございます。
そうですね…たしかに、政府に発破をかけているように
見えますが、今この時期にそのようなことをやってメリットがあるのか?

私は民主党政権について良く思っていませんが、いまの政権が滅べば、
国際社会の信用を失いかねないでしょう(首相がコロコロかわってるわけですし)

仮に政権交代が行われたとして、
自民党に日本を牽引するだけの力があるとは思えません。

ですから、そういうこともあって、あの石原発言には納得がいきません。

なら、尖閣の問題を解決するにはどうすればいいか……。
これについても私自身きちんとした答えが出ていません。。。
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黒 紅 茶

Author:黒 紅 茶
どこかの田舎っぺです。
ブログタイトルの“Of”は
飾りです。偉い人にはそれが
分からないのです(苦笑)
詳しくは「はじめに」を
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