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「モンティ・パイソン 人生狂騒曲」

先日、声優の青野武氏が亡くなられた。多くの人は、
「ちびまるこちゃん」の友蔵じいさん役で記憶していることだろうと思う。
彼の代表作は多い。だが、私は世間でいう代表作よりも、マイナーな作品での
演技のほうが好きだ。「霊玄道士」のラム道士役、「MGS」のキャンベル大佐、
「銀河英雄伝説」のムライ提督……。

そして、今回紹介する、モンティ・パイソン『人生狂騒曲』での
マイケル・パリンの吹き替え。


作品内容:

『人生の意味』について考察する、オムニバス・コメディ。

○窓際族の老人が海賊となって金融業界を暴れる『クリムゾン 老人は荒野を目指す』

○イカレた医者による出産、子沢山の家族が子供を生体実験用に売り払う、『出産の奇跡』

○“保健”の授業の前戯の場面に集中できない生徒が、
 教師とのラグビー試合に駆り出される『成長と学習』

○臓器移植の登録をしたために、スタッフによって臓器を奪われる男、『臓器移植』

○高級レストランで汚物を吐きまくり、最後は爆発する巨漢、『晩年』

など……。



この作品を一言でいいあらわすならば……


不謹慎極まりない



カトリックをはじめとする宗教への皮肉や、エログロの数々は、
とても今のテレビでは流すことのできないお下劣なもの。
(精子やセックスをテーマにしたミュージカル風の歌や、
マルチン・ルターが主役の寸劇など、ローマ法王には見せられない代物!!!)

よく、こんなのが劇場で公開されたものだ、と思った。







本作はコメディである。
よほどの変人でないかぎり、どこかしらの場面で笑う事になるだろうし、
私のように最初から最後まで笑い続ける人間も少しは居るに違いないだろう(笑)





だが、ただ笑える作品として仕上がっているわけではない。
作品のテーマは『人生の意味』について考えることであり、随所に、哲学的なものがある。
(作品の結論は、「人生にはそれほどの意味なんてないよ」と言いたげだったが……)


 
 
 
 
 
 
 
 



本作のキャスト・スタッフであるモンティ・パイソンについて、少し紹介したい。
彼らは日本でいう「ドリフターズ」的な存在だ。ただし、世界的な知名度においては
モンティ・パイソンの方が極めて高いそうな。

60~80年代に『空飛ぶモンティ・パイソン』というTV番組でお茶の間を風靡。
解散後はピンで映画出演などを行っていた。
(例えば、メンバーのひとりであるジョン・クリーズは俳優として映画出演を行い、
ピアース・ブロスナン最後の007映画である『ダイ・アナザー・デイ』では
なんとQの役で登場している。)


きわどい――というか、危険なネタが多く、人気がある半面、かなりの批判が
飛んでいたのも事実。




ナイナイの岡村や、ビートたけし、志村けんらがどんなに頑張っても、
彼らの不謹慎さには勝てはしないだろう(笑)



本作は時代性もあって、自由な表現を行う事が出来た。だが、現在は至る所に
検閲が入り、規制ばかりが目につく。

また、政治家やタレントが何か言えば、すぐ「不適切発言」などという形で
槍玉にあげられてしまう。

知覚過敏の時代となってしまったのだ。



本作『人生狂騒曲』は、表現の自由の限界について考える機会も
あたえてくれるに違いない。

その点では、日本のお笑いに比べて、かなり“深い”といえる。



…いいや、“不快”の間違いなのかもしれない。



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黒 紅 茶

Author:黒 紅 茶
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ブログタイトルの“Of”は
飾りです。偉い人にはそれが
分からないのです(苦笑)
詳しくは「はじめに」を
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