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「華麗なる賭け」

スティーブン・マックイーン主演の映画、「華麗なる賭け」を見た。
その感想を記事にしてみる。




あらすじ:

ある日、五人の男によって銀行が襲撃され、260万もの大金が奪い取られた。
男たちはまったくの他人で、犯行時に初めて顔を合わせた。また、彼らは計画の
黒幕が誰であるかは分からない。ただ、犯行が終わった後に分割で現金が送られて
くることだけを知っていた。犯人逮捕に繋がる証拠が何一つない事件。その黒幕は
ハンサムで金持ちの大富豪、トーマス・クラウン。ありあまる富を持つ彼は、
常に刺激を求めていた。彼にとって銀行強盗はゲームに過ぎなかったのだ。

捜査が難航する警察。その助っ人として、保険会社の調査官ビッキーが派遣される。
これまで、数多くの事件を解決してきた彼女は、警察と協力しつつ、独自の力で
銀行強盗の黒幕がトーマスであることを突き止める。だが、肝心の、トーマスが
犯行を計画したという確固たる証拠はなかった。そこでビッキーは、彼を自白させる
ために行動を開始する。なんと、彼女はトーマスの前に堂々と姿を現したのだ。

ビッキーから挑戦状を叩き付けられたトーマス。二人の心理戦が始まった。
権謀術数を用いてトーマスを精神的に追い込もうとするビッキーであったが、しだいに
彼に恋するようになる。追う者、追われる者の関係でありながらも愛し合うビッキーと
トーマス。彼女はトーマスに取引をすすめ、なんとか罪を軽くしようとするが、トーマスは
応じない。ビッキーは彼の自白にも失敗してしまう。しかし、トーマスが犯人であることは
揺るぎない事実であった。

ある夜、トーマスはビッキーに犯行予告を行う。同様の手口で銀行を襲撃するというのだ。
ビッキーは襲撃をやめるよう説得を試みるが、刺激を求めるトーマスは彼女にヒントを与え、
計画を実行する。

昼。
ビッキーはトーマスから与えられたヒントを頼りに、墓場で張り込みを行う。そこへ、
銀行から奪ったお金を積んだ車が一台現れ、墓場のゴミ箱にお金を入れて引き返す。
あとはトーマスがその現金を取りに来るのを待つだけであった。そして2時間後、
トーマスの車が墓場にあらわれる。包囲する警察。だが、運転していたのはトーマスの
会社の人間であった。ビッキーたちはまんまと騙されたのである。彼は、トーマスから
預かった手紙をビッキーに渡す。そこには、「金を持って一緒に来るのも、そのまま
留まるのも君の自由だ」という趣旨の手紙が記されていた。涙を流しながら、ビッキーは
手紙を破り捨てる……。












本作はスリル満点のノワール映画である。
通常の犯罪映画なら、追う者と追われる者は最後の最後に直接対決を行うのだが、
本作ではなんと最初からぶつかり合っている。ビッキーはすべてをさらけ出し、
トーマスの前に姿を現すのだ。だが、トーマスは動揺せず、彼女を受け入れる。

スピーディな銀行襲撃から物語ははじまり、そこから二人の心理戦がはじまるのだ。
傍から見ればロマンスにみえるが、実は自白を得るためのバトルなのである。
だが、ヒロインであるビッキーは徐々にトーマスを愛するようになってしまう。
それが彼女の敗因となってしまうのだ。主人公であるトーマスは彼女の感情を逆手にとり、
逃亡を果たす。だが、トーマスもまた、ビッキーを愛していたのだ。

マックイーンはアクション・スターとして多くの映画に出演。その早逝は多くの映画ファンに
惜しまれた。そんな彼は本作では知的な犯罪者を演じる。犯罪者であるにもかかわらず、
彼が演じるトーマスはとてもかっこいい、ヒーローであった。

その相手役を務めたのがフェイ・ダナウェイ。
「俺たちに明日はない」では強盗の恋人を演じ、その最後の死にざまは映画史に残るものと
なった(映画評論家の町山氏によると、本作はバイオレンス映画の草分けだとか……)
「チャイナタウン」ではジャック・ニコルソン演じる主人公の探偵を翻弄する魅惑の
女性を演じたりと、魅力的なキャラクターをフィルムのなかで披露している。



タイトルに負けないぐらい華麗な音楽を提供したのは、
「シェルブールの雨傘」などで知られるミシェル・ルグラン。彼が作曲した
映画のテーマ曲『風のささやき』はアカデミー主題歌賞を獲得している。
物語の雰囲気にあった、とてもいい音楽だ。








本作は犯罪映画ではあるが、後半は完全なるロマンスの物語。しかし、物語の
展開がかわろうと、映像に飽きることはないだろうと思う。独特な映像の編集技法に
目を奪われることはまちがいなし。詳しくは映画本編を見てのお楽しみとしたい。


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No title

こんばんはー。
これは一昨年の「午前10時の映画祭」でゃっていたのを見に行きました。正直かったるいところもある映画だったけど(^_^;)音楽が仰るとおり印象深いのとフェイ・ダナウェイが完全にアイドル風の芝居してて「いかん、カワイイ!」と思えてしまったのがインパクトありましたねー。

Re:

コメントありがとうございますm(_ _)m

そうですね、序盤の強盗シーン以降は山場といえる場面もなく、
かったるいですね。でも、フェイ・ダナウェイの演技はいいです♪
プロフィール

黒 紅 茶

Author:黒 紅 茶
どこかの田舎っぺです。
ブログタイトルの“Of”は
飾りです。偉い人にはそれが
分からないのです(苦笑)
詳しくは「はじめに」を
読んでくださいな。

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