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「ウルトラマン誕生」

日本の特撮文化が衰退しているのではないか、とこの頃思う。
特撮作品、ヒーローものが作られる頻度は減ったし、
ミニチュア特撮よりもCGが重宝されるようになったし……。

今回は古き良きミニチュア特撮時代の巨匠、実相寺昭雄氏が
ちくま文庫より出した本「ウルトラマン誕生」を紹介したい。





本の内容:

ウルトラマンや怪奇大作戦など、数多くの特撮番組を手掛けてきた
実相寺監督が、ウルトラマンにまつわる様々な物語を回顧する作品。
実写特撮の舞台裏や様々な人間模様について語る。
今のようなCG技術がまったくなかった時代。試行錯誤の連続で様々な映像を生み出した
実相手氏の思い出が、一冊の文庫本にずっしり詰まっている。その内容についてはここでは
あえて触れない。ここでは、彼がどんな人物であるかについて、少し述べることにする。






実相手昭雄。







「怪獣同士のプロレスごっこ」などと揶揄されることのある特撮ものに、
映画的な手法を取りこみ、「ウルトラマン」や「ウルトラセブン」などにおいて、
その幻想的な演出で数多くの視聴者を魅了した人物。

「ウルトラマン」におけるジャミラの回、水を浴び、赤子のような鳴き声を、
断末魔を発しながら倒れる怪獣ジャミラ。








「ウルトラセブン」での、ちゃぶ台を前にしたモロボシ・ダンとメトロン星人の対峙、
夕日をバックにした一騎打ち。









これらは実相手氏の演出によるものである。




円谷英二の長男で、TBSでプロデューサーを勤めていた円谷一に見出された氏は、
円谷プロダクションに赴き、やがてウルトラマンで演出を手掛ける。その演出方法は
他の演出家とは一線を画すもので、「実相手マジック」とも呼ばれる。


TBSを退社、円谷プロから離れた彼は、実写映画の演出も行うようになる。
有名な作品としては、荒俣宏原作の「帝都物語」や、京極夏彦の「姑獲鳥の夏」などがある。




また音楽に造詣が深く、「交響曲宇宙戦艦ヤマト」の映像演出なども行ったりした。








晩年は平成ウルトラマンシリーズも何本か手掛け、マジックの健在ぶりをアピールしたが、
2006年に亡くなる。




かつて、氏の全盛期であった昭和の時代、数えきれぬほどの特撮ものやアニメが
テレビで放映された。だが、いまのテレビ欄を見てみると、お笑い芸人による
バラエティ番組や、クイズ番組など、似たり寄ったりのものばかりで、特撮ものや
アニメは朝あるいは深夜帯に追いやられている。子供ですら見ないこともある。

それは時代の流れによるものだろうと思う。
いま、テレビ業界自体が衰退していこうとしている。
インターネットメディアなど、情報媒体と娯楽はどんどん増えており、消費者の
嗜好も変わりつつある。一家団欒、テレビを見ながら食事をする時代というのは
過ぎ去ってしまったのである。

ケーブルテレビなどでは、過去の特撮ものやアニメが多く流れているが、それらは、
ただの、ノスタルジーでしかない。継承されることなく、ただ古き良き時代が
懐かしまれるだけ。それでいいのだろうか???




そんなことをふと思う黒紅茶であった。。。。。

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こんばんわぁ^^

コメント&ブログ訪問有難うございます!

リアル多忙で更新へってますがぁ^^;暇な時にでもまた、よろしくお願いします!

Re: こんばんわぁ^^

こちらこそ、コメントと訪問ありがとうございますm(_ _)m
そちらにもまた寄らせていただくのでよろしくお願いします♪

No title

実相寺演出の真髄はやはりあのカメラワークですね。普通の人が思いつかないような場所にカメラを配置したり、有り得ないような場所からカメラを廻し込んだり。
良くも悪くも、真似しようと思っても出来ない芸当であります。物凄い感性を持ってましたよ、実相寺監督は。

>特撮ものやアニメは朝あるいは深夜帯に追いやられている。子供ですら見ないこともある。

しかし今は、ある意味特撮黄金期の時代とも言えるんですよね。仮面ライダーはバリバリに頑張っていますし、スーパー戦隊もまだまだ元気です。
東映作品以外でも、近年まで『トミカヒーローシリーズ』が展開していましたし、ローカル特撮ヒーロー達の活躍だって熱いです。少し前までは『超星神シリーズ』も展開していましたし、定期的に新しい東映の長寿特撮TVシリーズ以外の作品がちゃんと出ていますので、まだまだ特撮は安泰であると思います。個人的には怪獣映画が無いのが悲しいところではありますが。
また、CGも特撮の一部ですので、そう悲観するような事はありませんよ(ミニチュア特撮は廃れるでしょうけど……)!

夕方~ゴールデンタイムのアニメも決して少なくなっている訳では無く、量だけ見ると昔とさほど変わらない数のアニメが放映されています。
深夜アニメの数が多すぎるだけで相対的に夕方・ゴールデン枠のアニメが少ないように感じているだけなんですよね。
……流石に1973年(夕方~ゴールデンタイムのアニメ・特撮最盛年)とかにはかないませんが(笑)。

……実相寺監督のTV特撮作品に於ける全勢時代は、60年代中期~後記頃なので、そこまでTV特撮作品やアニメ作品が多かった訳ではありませんよ。
寧ろ実相寺監督らの活躍で70年代のTV特撮・アニメ作品のブームが起こる訳で……。

長々と、失礼致しました。

Re:

そうですね、言われてみればその通りです。
70年代は、いわば特撮・アニメのバブル期でしたから、
いまはそれが落ち着いた状態と考えればふつうなわけですよね。

ブラジルで「メタルヒーロー」シリーズが大ウケしたり、
マブヤー(だったっけ?)とか、そういった地域のヒーローが活躍してたり
してますし、そういう意味ではいまの時代も捨てたものじゃないとは
思うのですが、なんかどうしようもないもどかしさがあります……。

プロフィール

黒 紅 茶

Author:黒 紅 茶
どこかの田舎っぺです。
ブログタイトルの“Of”は
飾りです。偉い人にはそれが
分からないのです(苦笑)
詳しくは「はじめに」を
読んでくださいな。

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