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「若きウェルテルの悩み」

今日は朝6時からバイト。んで昼からは大学の後輩が下関の某所で演劇を
やっていたんで、それを見に行った黒紅茶。

で、


夜は小倉の某所でビールと焼きそばを食べながら本を読んでた。
……だんだん、就活にナーバスになってきてますなぁ、私(苦笑)

ビールを読みながら本を読んでも、なんの意味もありませんがね(苦笑)



さて、この記事ではゲーテの「若きウェルテルの悩み」を紹介したい。
「ファウスト」や「魔王」(シューベルトの曲で有名)で知られる
ドイツの作家・詩人であるゲーテによる恋愛物語。

そのあらすじは以下の通り。





あらすじ:

物語は、とある編者によって集められたある青年の書簡によって構成される。
書簡の書き手は裕福な青年ウェルテル。彼は自殺を遂げるまでのあいだ、
親友であるヴィルヘルムへの手紙に、自らの近況や恋の悩みを語っていた。


ウェルテルは新しく訪れた地で、ある老法官と親しくなり、その娘と運命的な
出会いを遂げる。娘の名前はシャルロッテ――ロッテの愛称で呼ばれる彼女は
美しい容貌と優しい性格とを兼ね備えた女性で、ウェルテルはたちまち彼女に惹かれる。
何度もロッテを訪問するウェルテルは、彼女だけでなく彼女の弟妹にも気に入られる
ようになるが、ウェルテルの幸せな日々は長くは続かなかった。

ロッテにはアルベルトという婚約者がすでに存在していた。ウェルテルはロッテに
恋心を抱いていたが、それは叶わぬ運命にあった。アルベルトはロッテにふさわしいと
いえる人間であり、ウェルテルはアルベルトとも親交を温める。やがてウェルテルは
叶わぬ恋を諦めるためにロッテとアルベルトに別れを告げ、別の地で暮らすことになる。

新たな土地で官職に就いたウェルテル。そこでウェルテルはある令嬢に恋心を
抱かれるも、かつての土地を離れていてもウェルテルの心にはロッテへの想いがあった。
彼は職場での人間関係がうまくいかず、仕事を辞めることになる。ロッテに対する
感情は日を追うごとに強まり、ついに彼はロッテのいる土地に戻ることになる。
ロッテはすでにアルベルトと結婚し、彼の夫人となっていた。その事実に愕然と
しながらも、ウェルテルはロッテの家をたびたび訪れる。

精神的に摩耗していくウェルテルは、“ある出来事”がきっかけとなり、ピストル自殺を
決意することとなる――ウェルテルは、殺人事件を起こした若い男をかばった。その男は
ある未亡人への愛情ゆえに殺人を犯したのであった。その事実と自らとを重ね合わせた
ウェルテルは裁判で男を弁護しようとしたが、彼の弁護は裁判官に聞き入れられなかった。
その裁判官とはアルベルトが結婚したロッテの父親である老法官であった。

ウェルテルは自殺を考えるようになり、ロッテに別れの手紙を書き残し、命を絶つ。
彼の死を知ったロッテは、悲しみのあまり葬儀に出席することはできなかった……。











恋に悩むあまりに自殺を遂げる若者の物語が本作「若きウェルテルの悩み」だ。
本作は作者であるゲーテの失恋体験をもとに作られたものであるという。
彼はある女性との恋破れ、一度は自殺を考えたことがあった。だが、彼は自殺せず、
82歳になり死去するまで数々の作品を世に残した。


本作はけっして架空の物語ではない。今日の社会でも起こりうる出来事である。
恋はすばらしいものと語られるが、一方で人間を破滅に追い込むものでもある。
人間を内的空間に押しとどめ、外的空間を拒絶するように仕掛けるのだ。
まさに本作の主人公であるウェルテルはそうであった。

彼にはロッテのことを諦めるという選択肢しかなかった。
しかし、彼はその選択肢を選ぶことができなかった――妥協できなかったのである。
彼はつらい現実を直視し、新たな恋を探すべきであった。しかし、できなかった。
そして、恋心を捨てることができず、あげくのはてに死んでしまった。

ウェルテルは、自殺に“美的”なものを見出したのだ。彼は自らの死をもって、
その感情(フラストレーション)を“昇華”したのであろう。



……だが、こんなことを認めてよいものだろうか。
たしかに、ウェルテルは不幸な青年である。だが、自殺を崇高なものと捉えることは
私にはできない(もっとも、作者も自殺を肯定的に書いているわけではないが……)


第二部以降、ウェルテルの書簡の内容は編者(?)が解説するように
不明瞭な内容となっている。それはウェルテルの病的変貌の描写である。
恋によって精神を病んでいる若者の混乱する精神なのである。

そして、その精神の告白にたいし、まともに応答してくれる人間はいない。
…というより、発信者であるウェルテル自身、感傷に浸り、我を失っているのだ。

彼はその死の前にロッテに手紙をあてた。彼は冷静な気持ちで手紙を書いたと
弁明しているが、その時点で彼は冷静ではない。死の手紙を書き遺す時点で、
彼の精神は異常なのだ。自殺を試みる精神を正常なものとは理解しがたい。





本書は自殺弁護の書として批判されたことがあるそうだが、
作者は物語の序文にこう書き記している。


哀れなウェルテルの身の上についてさがせるだけのものは
熱心にさがしあつめ、ここにこうしてお目にかけてみる。
諸君はきっとそれを私に感謝してくれるであろう。諸君は
ウェルテルの精神と心根とに感嘆と愛情とを惜しまぬであろう。
ウェルテルの運命には涙をこばまれぬであろう。

また、ちょうどウェルテルと同じように運命に悶えを持つやさしい
心の人がおられるならば、ウェルテルの悩みを顧みて自らを慰め、
そうしてこの小さな書物を心の友とされるがよい、もし運命の
めぐり合わせや、あるいは自分の落ち度から、親しい友を
見つけられずにいるのなら。

(新潮文庫版:P4)





ゲーテは、ひとりの若者の哀しい生涯を綴ったに過ぎないのだろう。






書簡によって物語を動かすという手法はとても面白かった。
文章は詩的で美文的な感じがあり、それに違和感を感じたところもあったが、
読んで良かったと思う。



短い作品なんで、がんばれば2、3時間で読み終えることができる。

「本を読みたいけれど、何を読んだらいいか分からない人」
「恋に悩んでいる人」

には、一度読んでもらいたいと思う黒紅茶であったとさ、再見♪
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ブログタイトルの“Of”は
飾りです。偉い人にはそれが
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詳しくは「はじめに」を
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