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「ワールドトレードセンター」

オリヴァー・ストーンというと社会派映画の監督というイメージが強い。
「プラトーン」「JFK」「ウォール街」など……。その監督作品では
政治的な問題などもかなり描かれている。

そんな彼が、9.11の事件をもとにある映画を製作した。
今回紹介する「ワールドトレードセンター」がそれである。





あらすじ:

2001年9月11日。
平穏に過ぎるであろう一日は一機の飛行機が世界貿易センタービルに激突したことで
地獄の日と化した。ニューヨークの街は混乱に包まれ、警察官や消防隊員らはビル周辺で
懸命に救助活動を行っていた。ベテラン巡査部長であるジョンも、救助活動のために
部下とともにビルに向かう。ところがその直後、もう一機の飛行機がビルに激突。
ジョンたちがいたフロアは無残に崩壊してしまう。ジョンは四人の警官と行動を
ともにしていたが、ウィル・ヒメノ以外は全員死亡してしまう。

生き残ったジョンとウィルであったが、瓦礫によって脱出不可能な状態であった。
二人は眠らないために、お互いの家族の話などを行って救助を待つ。だが、地上では
ビルが崩壊したために救助活動が困難な状態となっていた。

テレビの前に釘づけになり、事態を見守る人々。ジョンやウィルの家族らも愛する人の
生存を必死に祈っていた。そんななか、元海兵隊軍曹カーンズが神の言葉を聞いたと
いってはるばるニューヨークへとやってくる。

ニューヨークにたどりついたカーンズは、警察や消防が救助活動をいったん打ち切るなかで
生存者を探し廃墟周辺を歩く。そこで彼は、ウィルの声を耳にする。カーンズは救助隊を
呼び寄せ、瓦礫の下にいるジョンとウィルの救助にあたる。死を覚悟していた二人は、
彼らの救助活動によって奇跡的に命をとりとめる。
病院に運ばれたジョンとウィルは家族らと対面し、絆を確かめ合う。

のちに“アメリカ同時多発テロ事件”と呼ばれる事件を生き残ったジョンとウィルは、
最悪の悲劇の中で人々がひとつになった事実に希望を見出す……。












2001 9.11


アメリカ国民のみならず、世界中の多くの人々がテレビに釘付けとなった日。
その日、ニューヨークで何が起きたのかを二人の警察官とその家族の視点で描いたのが
本作であった。

レンタル屋で借りるまで、救助隊員の活躍を描く映画と思い、主演であるニコラス・ケイジの
活躍を期待したが、それは(いい意味で)裏切られてしまった。
彼は映画のほとんどを顔と声のみの演技で通している。というのも、彼が演じたジョンは
瓦礫によって身動きが取れない状況にあるからだ。

何かの本で読んだが、顔と声だけで演技をするのはかなり難しい技術だとか――。


ニコラス・ケイジの演技力の高さが、物語における緊張感を育んでいるのか。。。








だが、ところどころに出てくるキリスト教のイメージは、はっきりいって邪魔だった。
奇跡の救出劇という雰囲気を醸し出したいのかもしれないが、あまりにもアピールし過ぎな
気がするのだ(まぁ、「プラトーン」でもこのイメージはあったけどさ……)。

また、“あえて”かもしれないが、政治色というか、オリヴァー・ストーン作品にある
独特の要素――毒というべきか社会への皮肉というべきか――が欠けているというのも
何か引っかかる。物語が9.11のみに収束して、そこから浮き彫りとなるはずの
社会や世界といったものが見えてこないのだ。たんなる美談として物語が終わっているところが
何ともいえない。


…とくに、その後、中東で「何が起きたか?」を考えるとなおさらだ。

それと、昨年のビンラディン死去の報道を受けたニューヨークの熱狂ぶりを見ると、
この映画を素直に見ることは難しい。。。







そういうところで、「プラトーン」ほどの見応えはなかった。
(※べつに残虐な戦闘シーンとかを入れてくれというわけではないのであしからず!)




2001年9月11日に何が起きたのかということを知るという意味では、
本作は――語弊を承知でいうと――勉強になる映画であるが、実際の事件をもとにしたとか、
そういった形容詞を抜いたうえで映画を見ると、、、正直いって過去の作品よりも
劣ると思う。




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黒 紅 茶

Author:黒 紅 茶
どこかの田舎っぺです。
ブログタイトルの“Of”は
飾りです。偉い人にはそれが
分からないのです(苦笑)
詳しくは「はじめに」を
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