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「M*A*S*H」

台風のために映画を見たりブログを更新したりするほか
ひまつぶしようのない当ブログ管理人たる黒紅茶。
卒業論文もろくに進まず、リクナビ、マイナビの求人数は減るなか
いまだに就職先が決まらない……トホホホホ(泣)

そんな気分を晴らすために(?)紹介する作品は「M*A*S*H(マッシュ)」
監督はロバート・アルトマン。主演はドナルド・サザーランドやエリオット・グールドなど、
有名なアメリカ映画の俳優が出演。しかし当時の彼らは皆ほとんど新人だったという。
朝鮮戦争を題材にしながらもベトナム戦争批判の映画という本作。そのあらすじに入りたい。



あらすじ:

朝鮮戦争によって混迷を極める朝鮮半島。
とある移動米軍外科病院(マッシュ第4077)に3人の軍医が配属された。
ホークアイとデューク、トラッパー・ション。彼らは医者としての技術は高いが、
道徳観念が欠如しているために下品で女たらしで、そのためにキャンプ内で
様々なトラブルを起こしていく。

敬虔なクリスチャンのバーンズ少佐と、新たに婦長として配属されたホーリハンは
軍規の乱れに苛立ちをおぼえ、上層部に抗議文を共同で送る。意気投合した二人は
ベッドインするが、その模様を盗聴され、喘ぎ声はラジオ変わりにテント全体に
流れてしまう。赤っ恥をかいた二人。翌朝ホークアイはバーンズをからかうが、
興奮しきったバーンズはそんな彼に殴りかかる。混乱したバーンズはMPに捕まり、
そのまま連行される。バーンズと一夜を過ごしたホーリハンは、“ホットリップス”という
あだ名をつけられてしまう始末。

インモラルに拍車がかかる一方の軍病院。ある日、ホークアイは歯科医のワルドウスキーから
相談を受ける。彼は“潜在性のホモ”の性分で不能に陥り、自殺しようと考えていた。彼を
救うためにホークアイと仲間たちは一計を案じ、ワルドウスキーのために最後の晩餐会を開く。
ホークアイは毒薬と偽って睡眠薬をワルドウスキーに飲ませる。そして彼は夫持ちで貞操を
守り続けるディッシュ中尉にワルドウスキーの“看病”を任せる。翌朝、ワルドウスキーは
復活を果たし、ディッシュ中尉は笑顔を浮かべ、ヘリに乗ってキャンプから去る。

ある日、町に向かったホークアイ一行。彼らはキャンプで手伝いを続ける青年ホー・ジョンの
徴兵を防ごうとするが、町の医者にたくらみがバレてしまう。

ハチャメチャな日々を送るデューク、ホークアイ、トラッパーの三人は、
ホットリップスが生粋のブロンドか否かを賭けてとんでもないいたずらを計画する。
なんとホットリップスがシャワーを浴びているあいだにそのテントを外したのだ。
怒り狂うホットリップスはキャンプの責任者である中佐のもとに直訴するが、取り合おうと
しない。ホットリップスは辞職も辞さないとまくしたてるも、逆に辞職を勧められる始末。
呆れたホットリップスは言うことなく中佐のもとを立ち去る。

つかの間の休息。ゴルフをしていたホークアイとトラッパーの前に二人の兵士が
あらわれる。二人は議員の息子を執刀するために日本へ向かうこととなった。
そこでもハチャメチャな態度を貫く二人。元のキャンプに戻った二人は、デュークと
ホットリップスが関係を持ったことを知り驚く。

キャンプの面々に悪い意味で感化されてしまったホットリップス。そんなときに
ようやく本部にバーンズと共同で出した抗議文が届く。視察のために現れた将軍。だが、
彼の興味は乱れた規律云々よりもフットボールにあった。彼は病院キャンプの面々と
自ら指揮するフットボールチームとの親善試合を提案する。

素人集団の病院キャンプの面々と精鋭中の精鋭たる将軍指揮下のフットボールチームの対決。
はじめ苦戦するホークアイらであったが、試合は様々なアクシデントによって乱戦となり、
あの手この手を駆使した病院キャンプの面々は最終的に勝利を果たす。

インモラルに、馬鹿騒ぎをやることで正気を保っていた病院キャンプの面々。
任期を終えたデュークとホークアイにようやく帰国命令が下り、名残惜しいなかで彼らは
仲間たちと別れを告げる……。













本作はいちおう朝鮮戦争を物語の背景に置いているが、繰り広げられる
オゲレツな展開でその色はほとんど見られない。

下手をすれば「ピンク・フラミンゴ」並みのブラック・コメディだと思う。
…それぐらいメチャクチャだし、笑うにはヤバすぎる描写が多いということだ!!!
ただ、あれと違う点は、本作は戦争批判の映画であることだ。
(見ているあいだはあまりそう感じられないのがフシギだが・・・)



ヘリコプターで搬送される負傷兵、徴兵される医者たち、
敵も味方も関係なく治療するキャンプの面々、偉い人間に突っかかる主人公たち……。


物語の主人公たちはみんな気でも狂ってるとしか言いようのないぐらい変人ばかりだ。
だが、戦争という枠をはめたうえで見ると、戦争という行為そのものが狂ったものではないかと思う。
彼らは馬鹿騒ぎをすることによって、なんとか生きているわけである。


バーンズとホットリップスのベッドインを盗聴したり、ホットリップスの○○を見たいために
テントを外したり(捲く?)するのはあまりにやり過ぎだと思うのだが…。



だが、ホークアイがワルドウスキーを救おうとする場面は地味に良かった。
最後の晩餐会は某有名芸術家の絵画そのまんまだし、そこで
唄われる曲(映画のオープニングテーマでもある)は見事にマッチしていたし。



Through early morning for I see
Visions of the things to be
The pains that are withheld for me
I realise that I can see

That suicide is painless
It brings so many changes
And I can take or leave them if I please

The game of life is hard to play
I'm gonna lose it anyway
The losing card of some delay
So this is all I have to say


…そうそう、なんとこの曲は監督の息子さん(当時、14歳
作詞した曲だそうで、監督以上に儲けたそうであるからオドロキ!
自殺者が増える今日の社会のことを考えると、意味深い曲であるし・・・。






その後の展開はちょっとダラケてて少し面白みに欠けるが、
最後のフットボールの試合のハチャメチャぶりは圧巻である!








もう、バカバカしいとしか言いようがない。だが、そのバカバカしさが
当時(1970年)行われていたベトナム戦争への皮肉であり批判と考えると、
とてもすごいものである。





戦争批判とはストレートに「戦争はいけない」というだけではないのだと
考えさせられた。






……そういえば「ソドムの市」も実は風刺映画だったんだよな、アレで。

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詳しくは「はじめに」を
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