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「ヴェニスの商人」

あと一時間したらバイトがはじまる。んでもって明後日から
大学が再開される。けどそれは脇においといて、いつものごとく
ブログを更新したいとおもう。

紹介する作品はシェイクスピアの戯曲「ヴェニスの商人」



あらすじ:

ヴェニスに暮らす若者バサーニオウは、ベルモントの都に住むポーシアという富豪の
一人娘に恋をしていた。美女であるポーシアに下には様々な男が言い寄り、男たちを
あしらい追い返す日々に辟易していた。バサーニオウはポーシアに求婚しようと思うも、
彼には先立つ金はなく、さらに借金で困窮していた。彼は友人であるアントウニオウに
相談を持ちかけるも、アントウニオウの財産は航海中の商船にあった。アントウニオウは
他の人間からお金を借り、バサーニオウにまた貸しすることに決めた。彼が選んだ男は
シャイロックという悪徳高利貸しの男であった。
アントウニオウに恨みを抱くシャイロックは、お金を貸す条件として、
“指定された日付までにお金を返せなかった場合アントウニオウの肉1ポンドを切る”という
奇妙な条件を取り付ける。やむなくアントウニオウは条件を承諾し、シャイロックからお金を
借りる。バサーニオウはアントウニオウから受け取ったお金でポーシアの下へ向かう。

シャイロックにはジェシカという一人娘と、ラーンスロッドという若い召使いがいた。
どちらもシャイロックの冷酷非道さを嫌っていた。ランースロッドはシャイロックの下を離れ
バサーニオウに新たに仕えることになった。彼はジェシカから頼まれ、彼女の恋人である
ロレンゾウに恋文を渡す。若者たちはシャイロックの目を盗み密会し、ジェシカはロレンゾウと
駆け落ちを果たす。

その頃、ベルモントのポーシアはモロッコ王に求婚されていた。ポーシャの父親は、
金、銀、鉛の三つの小箱から正しい箱を選んだ者と結婚するよう遺言を残していた。
モロッコ王は間違った箱を選んだためにポーシアを諦める。そして、そこへ新たな求婚者が
あらわれる。バサーニオウであった。ポーシアはバサーニオウに恋心を抱いていたが、彼が
三つの小箱の小箱の中から正しいものを選ばなければ添い遂げることはできない。不安のなか、
バサーニオウは鉛の箱を選ぶ――それこそ正しい箱であった。ポーシアを獲得したバサーニオウ。
彼に同行していた友人のグラシアーノウは、ポーシアの侍女であるネリッサに求婚する。
さらにそこへ駆け落ちをしたジェシカとロレンゾウが合流する。幸せに酔いしれる三組の
カップル。だがそこへ悲報が届く。なんとアントウニオウの商船が行方不明となったのだ。
商船にはアントウニオウの全財産があったが、船の喪失によって彼はその財産を失ってしまった。
手ぐすね引いて待っていたシャイロックは、アントウニオウを捕え、法廷で裁こうとする。
アントウニオウの危機を知ったバサーニオウとグラシアーノウは、ヴェニスに戻る。その二人の
妻ポーシアとネリッサは、アントウニオウを救うための一計を案じ、姿を消す。

法廷に立たされたアントウニオウ。ヴェニスの領主たる公爵や多くの人々が慈悲を
求めるなか、シャイロックは折れない。彼は金よりもアントウニオウの死を望んでいたのだ。
そこへ法学博士とその書記があらわれる。駆け付けたバサーニオウとグラシアーノウは博士に
慈悲を乞う。博士もシャイロックを説得しようとするが、シャイロックは頑な態度をとる。
博士はシャイロックの主張を認める。狂喜するシャイロックであったが、博士はシャイロックの
契約書の盲点を突き、肉1ポンドを切ることをやめさせる。論理的な説明を前に肉の切り取りを
諦めたシャイロック。博士はそこに追い打ちをかけ、シャイロックを殺人未遂の罪で訴え、さらに
その財産を没収してしまう。窮地に追いやられたシャイロック。博士はシャイロックに助命の
条件として“財産を家出したジェシカに渡すこと”“ユダヤ教からキリスト教に改宗すること”を
提示する。しぶしぶ飲み、死刑を免れた失意のシャイロック。
アントウニオウは博士に感謝をする。すると博士は謝礼としてバサーノオウの指輪と
グラシアーノウの指輪を要求する。どちらも結婚記念の大切な指輪であった。だが二人は
感謝の意から博士に指輪を渡してしまう。

ポーシアの邸宅にやってきたアントウニオウら。そこでポーシアとネリッサは夫たちが
結婚指輪をはめていないことに怒り、二人を詰問する。困り果てるバサーニオウとグラーシアノウ。
するとポーシアとネリッサは二人が失ったはずの結婚指輪をどこからか取り出してきた。
なんと、ヴェニスにあらわれた博士と書記の正体はポーシアとジェシカの変装だったのだ。
命の恩人である二人に感謝をし切れない思いでいっぱいとなったアントウニオウ。そこに
朗報がやってくる。ひとつはアントウニオウの船が無事戻ったこと。もうひとつは、
シャイロックが娘ジェシカに財産を譲渡する旨を証書に記したことだった。
喜びに浸る一同。やがて三組のカップルはそれぞれの寝床へと向かう……。










本作はいちおう喜劇であるそうだ。だが、そのわりにはシャイロックは
かなりシリアスな登場人物である。彼が迎える結末はあまりに暗い。
そのことから、「真の主役はシャイロックではないか?」という解釈もされているそうである。



第四幕で繰り広げられる法廷バトルは見どころである。だが、シャイロックはとても
気の毒で仕方がない。あそこまでボコボコにされるとは・・・。なんか一つや二つ、
救いがあってもよかったのではないか? ま、死刑が回避できた分、救われたともいえるけど。




物語的には前に読んだ「夏の夜の夢」や「恋の骨折損」のほうがコメディらしくて
面白かったが、意外と重厚な物語が展開される本作もそう悪くはない。

気になったセリフにこんなものがある。第一幕においてポーシアが
侍女ネリッサに言った台詞だ。

いいことを実行することが、いいことを知ることほどにたやすければ、
小さなお堂もすぐに大伽藍になるだろうし、賤(しず)が伏屋も立派な
御殿になるでしょうよ。お説教は上手でも、御自分でそれが守れるのは
よほどの聖者じゃないと駄目ね。

(筑摩書房世界古典文学全集より P256)

「言うは易く、行うは難し」

この諺にちょっと似ている。
ちなみにこの台詞は、いまの境遇を我慢しろと旨の言葉を言ったネリッサへの
反発である。つまりは「私、もっと幸せになりたいの」というニュアンスなわけだ。
父親の意味不明の遺言で自由な恋愛ができないポーシア。だが、そんな彼女は
バサーニオウとみごと添い遂げたわけだ。。。まぁ、障害を乗り越えたわけではないけどね


就職活動も卒論執筆も恋愛もうまくいかないわたしには、
この物語に出てくる三組のカップルがどんなにうらやましいことか(切)


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ブログタイトルの“Of”は
飾りです。偉い人にはそれが
分からないのです(苦笑)
詳しくは「はじめに」を
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