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「遊星からの物体X」

後夜祭第三弾は「遊星からの物体X」。

ちなみに当ブログ管理人たる黒紅茶が本作を見るのは今回で三回目。
そして、三回目にして音楽担当がモリコーネだったことを知った・・・。
(ちなみにテーマ曲はカーペンター御大将と思われる。)



あらすじ:

アメリカの南極観測隊基地。そこへ一匹の犬が逃げ込んできた。その犬を追って
やってきたのはノルウェー隊のヘリコプター。ヘリコプターの隊員は犬に向かって
発砲と手投弾の攻撃を加えるが、ヘリは手違いによって爆発。生き残った隊員は
なおも犬を狙い発砲を続け、観測隊の隊員にけがを負わせる。基地の責任者である
ギャリーは、ノルウェー隊員を射殺する。観測隊の隊員は、事態が国際問題に
発展することを恐れ、ノルウェー基地に連絡を試みる。ところが、二週間前から
基地の通信機能はマヒし、外部との接触が取れない状態であった。
ヘリ操縦士のマクレディらは、ノルウェー基地に偵察へ向かう。そこで彼らが
目にしたのは、ノルウェー隊員の無残な死体と、何かを発掘した形跡、そして
謎の生物の焼死体であった。一行はノルウェー基地に残っていた記録映像と
焼死体を回収し、基地に戻る。生物学者のブレアは、焼死体の解剖を行うも、
その正体はつかめず首をかしげるほかなかった。

夜。基地内を徘徊していた犬は、基地の犬小屋に入れられることとなった。
そこで犬は怪物へと変化し、他の犬に襲いかかる。かけつけた隊員たちは
火炎放射器で怪物を焼き殺す。彼らは、ノルウェー隊員が追った犬が基地の壊滅と
関係していると推測、回収した記録映像に目を通す。その映像には、隊員たちが
巨大な何かを発見する様子が収録されていた。マクレディらは映像が撮影された現場へ
向かう。そこで見つけたのは、巨大な円盤であった。調査をすすめるなかで、円盤が
何万年も昔に南極に墜落したこと。怪物はノルウェー隊員の発掘作業によって冬眠から
復活したことが判明する。怪物は他の生物を殺し吸収することによって別の姿に形を
変えることができるという。犬は怪物の擬態だったのだ。回収した焼死体は倉庫に
運ばれるが、そこにいた隊員の一人レイノルズは怪物によって殺されてしまう。
レイノルズの姿を借りた怪物を発見した隊員たちは、火炎放射器で怪物を焼くが、
このことが発端となり疑心暗鬼が広がっていく。

調査を続けていたブレアは、怪物が人間社会に辿り着けば、たちまち人類は怪物に
よって滅ぼされてしまうと知り、発狂。基地の人間を隔離するためにヘリや通信機器を
すべて破壊する。隊員たちは狂ったブレアを離れの小屋に閉じ込める。彼らは、
怪物か人間かを判別する手段として血清を利用することを思いつく。ところがすでに
血清は何者かによって処分されていた。事態の責任をとってギャリーは隊長の地位を退き、
マクレディは実質的なリーダーとなる。

ブレアに代わり調査を行うフュークス。だが、彼はある時から急に姿をあらわさなくなった。
外に出ると、彼の焼死体があった。マクレディは調理係のノールズを連れて偵察に出る。
しばらく経ったのち、帰って来たのはノールズひとりであった。ノールズは、偵察に向かった
小屋でマクレディの服を発見し、マクレディが怪物に乗っ取られたものと思ったのだ。
基地の人間たちはただちに扉を閉鎖するが、窓から侵入したマクレディは火薬庫にたてこもる。
彼を抑えようとして他の隊員たちが飛びかかるなか、ノリスが突然心肺停止に陥る。一行は
医務室でノリスの蘇生措置を行うも、ノリスの肉体は怪物に変形し、医師のコッパーは両腕を
食われ死亡する。怪物と化したノリスを焼き殺すマクレディ。彼はそこである発見をする。
それは怪物の血は熱を嫌うことであった。マクレディは熱を使った血液検査を開始する。

次々と縛られる隊員たち。犬の飼育係であったクラークは抵抗したためにマクレディに射殺される。
だが、検査の結果、彼が人間だったことが判明する。非難を受けながらも検査を続けるマクレディ。
技師でヘリ操縦士でもあるパーマーの検査のとき、試験管に入っていたパーマーの血が熱によって
暴れくるう。それと同じくして椅子に縛られていたパーマーが怪物の姿となって隊員に襲いかかる。
火炎放射器を使おうとした無線係のウィンドウズは怪物によって頭を食われて死亡。マクレディは
パーマーとウィンドウズに向けて火炎放射器を放つ。その後も血液検査を続け、残りの人間が
怪物ではないことが判明すると、マクレディらは機械技師のチャイルズを残し、ブレアの小屋へと
向かう。だが、小屋にはブレアの姿はなかった。

不安のなか基地に戻ると、チャイルズも行方不明となっていた。
マクレディ、ギャリー、ノールスの三人は、怪物を抹殺するために基地を破壊することを決意。
ダイナマイトで部屋を次々と吹き飛ばしていく。一行は地下の発電室に足を踏み込んだ。だが、
そこには怪物と化したブレアが待ち構えていた。ギャリーとノールスは死亡。怪物は巨大化し、
マクレディに襲いかかるが、マクレディは基地ごと怪物を爆破する。

生き残ったマクレディ。その前に行方不明となっていたチャイルズが姿をあらわす。
疲弊しきった二人は、互いを疑い見ながら、基地が燃えゆくさまをその目に焼き付ける……。













物語の展開がわかってるにもかかわらず、毎回ドキドキする。
とくに、怪物のおぞましい姿には驚くほかない。どうしたらあのような怪物を
造形することができるのだろうか? あのデザインセンスはすさまじい!



謎の怪物の出現によってお互いを疑い合うようになる観測基地の隊員たち。
それまで築き上げた友情は見事に崩れ去り、ぶつかりあっていく。

仲間割れというのは閉鎖空間を舞台にしたホラー映画ではよく描かれるが、
怪物の不気味さや隊員たちの狂気が生々しく描かれる点で本作は際立った作品と思える。
(「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」や「死霊のはらわた」も、ある意味では似た作品と言える)





誰が怪物で誰が本当の人間なのか???
物語は緊張の連続。主人公格であるマクレディ(演:カート・ラッセル)ですら
怪しく見えるのである。物語の展開は最後までまったくわからない。
観客は考えるひまなく、映画の世界に引き込まれていく。「ゴーストハンターズ」は
その引き込み方が半ば強引であったが、本作ではとても丁寧な物語運びとなっている。
(ちなみに、「遊星からの物体X」は82年、「ゴーストハンターズ」は85年公開)





その本作は、じつは1951年につくられた同タイトル作品のリメイクなのである。
ところが、原作よりもリメイクである本作のほうが有名となっている。
(似たようなことは、「ザ・フライ」でもおきている)
ブルーレイの映像特典に収録されていたインタビューによると、監督のカーペンターは
51年版(=元の作品)の大ファンで、リメイクを熱望していたそうな。その願望が
見事にかなったのが本作なのである。近年、大量に生み出されるリメイク作品や実写化の
ほとんどが“原作レ○プ”と叩かれているが、本作は原作に忠実かつ新解釈を加えたものと
して高く評価されているそうな――原作以上に!?




まぁ、原作とか云々は置いといて、単純にひとつの作品として見ても、
本作はとても面白いSFホラーといえる。シナリオといい美術といい役者の演技といい、
低予算映画(だったよね!?)でありながらも、大作に匹敵するクオリティ。
未見の人はぜひレンタル屋で借りることをおすすめする!

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ブログタイトルの“Of”は
飾りです。偉い人にはそれが
分からないのです(苦笑)
詳しくは「はじめに」を
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