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「ひまわり」

企業の役員面接の合否の結果が今週にくるらしい当ブログの
管理人たる私、黒紅茶。もうじきバイトだけどその前にいつものように
またまたブログ更新といきたい。紹介する作品は「ひまわり」
監督はヴィットリオ・デ・シーカ、音楽はヘンリー・マンシーニ。
映画の主人公であるジョバンナを演じるはソフィア・ローレン。
その相手役はマルチェロ・マストロヤンニ。イタリアでは有名な俳優だそうな。

さて、映画の紹介に移りたいと思う。



あらすじ:

海岸で二人の男女が恋をし、愛し合った。洋裁で生計を立てるジョバンナと、
もうじきアフリカ戦線へと徴兵されるアントニオのふたりは、12日間の結婚休暇を
目当てに結婚する。新婚生活はあっという間に過ぎ、アントニオはもうじき戦線へと
行かねばならなかった。そこで二人は一計を案じる。ある日、アントニオは町で暴れ、
取り押さえられる。彼は精神疾患を偽って戦争が終わるまでの病院に入ろうとしたのだ。
ところがアントニオとジョバンナの目論見はすぐにばれてしまう。

刑務所行きか、最前線であるロシア戦線送りとなるか。
アントニオは兵士としてロシアに向かうことを選択する。
駅で愛する夫と別れるジョバンナ。そんな彼女に、アントニオは毛皮を土産に
帰ってくると約束する。ところが戦争が終わっても彼が帰ってくることはなかった。

数年の月日が経ったある日、駅にロシアとの戦いで捕虜となった兵士たちが
帰還してきた。そこでジョバンナはアントニオの戦友と出会う。なんと彼は
極寒の雪原地帯で倒れたアントニオを置き去りにしてしまったのだ。夫がまだ生きていると
信じるジョバンナは、意を決してロシアへと旅立つ。

ロシア(ソ連)はスターリンからフルシチョフによる統治の時代を迎えていた。
ジョバンナは外務省の役人スパシーヴァの協力を得てアントニオを探すべく田舎をまわる。
そこで彼女が目にしたのは美しいヒマワリ畑。スパシーヴァや田舎の人々によると、その畑の
下にはロシア戦線で死亡したイタリア兵やロシア兵、市民らが埋められているという。二人は
戦死者の墓をまわるが、そこにアントニオの名前はなかった。スパシーヴァはジョバンナに
人探しを諦めるよう言うも、ジョバンナは一人でも行方不明の夫を探そうとする。

一枚の写真を頼りに見知らぬ土地をさまよい続けるジョバンナは、写真を見た人から
とある一軒家を紹介される。そこには若いロシア人のマーシャと、その娘カチューシャが
住んでいた。二人はアントニオの家族だという。マーシャは雪原で虫の息だったアントニオを
介抱したのが縁で夫婦となったという。衝撃の事実を前に涙を流すジョバンナ。彼女は駅で
ついに探し求めていたアントニオを目にするが、一言も語ることなく泣き叫びながら列車に
乗り込み、そのままロシアの地を去る。そして数年の時が流れた。

失意のジョバンナは自堕落な生活を送る。それまで飾っていた夫の写真を破り捨てる彼女の前に
アントニオの母親がやってくる。ジョバンナの口からアントニオが生きて他の女性と家庭を
築いていることを知ったアントニオの母親は絶句する。一方、アントニオとマーシャの家族は
新しい土地に引っ越していた。新居での暮らしを前に喜ぶマーシャに対し、アントニオの表情は
暗かった。彼はジョバンナとの日々を忘れられないでいたのだ。彼はマーシャの了承を得たうえで
ジョバンナに会うためにイタリアに向かうことを決心する。

ショックから立ち直ったジョバンナはマネキン工場で働き、同じ工場の工員と新たな生活を
送っていた。そんな彼女の所に一本の電話が――なんとアントニオであった。再会を希望する
アントニオをはじめは拒むジョバンナであったが、二度目の電話で彼女の心は揺れ、新居の住所を
かつての夫に教える。雨の中やってきたアントニオ。数年ぶりの再会となった二人。アントニオは
ジョバンナに復縁とキスを迫る。アントニオへの愛を忘れられないでいたジョバンナであったが、
彼女もまた別の人生を歩んでいた。ジョバンナには生まれたばかりの子供がいたのだ。
もう戻ることのできない二人の関係。アントニオは翌日の列車に乗り、ジョバンナと別れを告げる。
ジョバンナは、かつての夫が遠のくさまを涙を流しながら見つめる……。









行方不明となっていた愛する男が、他の女性と別の人生を歩んでいた。


古今東西で見られるドラマではあるが、男女の悲哀のみならず、戦争の残酷さを
語る作品はどれだけあるだろうか……まぁ、私が知らないだけであるけれどね(苦笑)


長い間、夫の帰還を待ち続けていたジョバンナ(演:ソフィア・ローレン)の前に
やってきた事実はあまりに残酷なものである。彼女の貞操は見事に裏切られたわけだ。
だが、彼女を裏切ったアントニオは果たして悪人だろうか? 彼は戦争の犠牲者なのだ。
戦争さえなければ、彼はジョバンナと暮らしていただろう。まるで「シェルブールの雨傘」の
あの二人のようである。

ジョバンナに復縁を迫るアントニオの感情も分からなくもない。彼はそれまで忘れていた
罪悪感を彼女との再会で思いだしてしまったのだろう。だが、すべては遅すぎたのである。
彼女も、ジョバンナもまた別の人生を歩んでいたのだ。

人生とはそういうものだ。

そういってしまえば元も子もないが、そういうものなのかもしれない。
・・・だが、そんな言葉でひとりの人間の人生を表すのは、どことなく哀しい。


本作には、夢と希望という要素はない。あるのは、戦争による絶望と別離。

いっけん美しいヒマワリ畑の風景も、その下に数多くの戦死者が眠っていることを
考えると、物悲しい。
(映画で描かれたヒマワリ畑は、じっさいにスペインでロケされたものらしいが…)

しかし、ソ連時代にクレムリン付近でロケを行ったというのは信じられないことである。
当時は東西冷戦の真っただ中。いったいどのような経緯で許可をもらったのだろうか?



本作のドラマを盛り上げる音楽を手掛けたのがヘンリー・マンシーニ。
「ティファニーで朝食を」や「ピンクパンサー」シリーズなどを手掛けてきた巨匠だ。
(私がよく訪問するalai Lama氏のブログで紹介されていた「スペースバンパイア」の音楽も彼!!)

彼によるテーマ曲は美しくも切ない。





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Author:黒 紅 茶
どこかの田舎っぺです。
ブログタイトルの“Of”は
飾りです。偉い人にはそれが
分からないのです(苦笑)
詳しくは「はじめに」を
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