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「1900年」

昨夜は友人にブチぎれ酒飲んで寝て、朝早く起きてみると
別の友人から「用事ができて、今日は映画に行けない」メールが
携帯に届いていた。なので暇をもてあましてるし、気分がとても
ブルーな当ブログ管理人。
なんでいつも以上に長々と記事を更新を
しようと思う。それにふさわしい(?)というわけではないが、
ベルナルド・ベルトリッチ監督の「1900年」を紹介する。
5時間以上もの大作。当初はTVドラマとして企画されてたようで、
映画では一部と二部とに分かれてるが、物語の展開はその構図とは別に、
四つ(夏、秋、冬、春)となっていることがわかる。てことであらすじに入ろう。



あらすじ:

<第一部>
ジョゼッペ・ヴェルディが死去した1900年。
ベルリンギエリ大農場に二人の男児が生まれた。ひとりは農場主の
次男の子で、祖父の名を受け継ぐアルフレード。もうひとりは、その農場主の
下で働く小作人レオの娘ロジーナが生んだオルモ。同じ年、同じ月に生まれた
二人は、立場こそ違えど、友人関係をはぐくんでいく。それからときがたち、
祖父アルフレードが老いを憂いて自殺すると、次男のジョヴァンニは
遺言を捏造して大農場の権利を手に入れ、小作人たちに対して威圧的な
態度をとるようになる。父の非道に失望の念を抱く少年アルフレード。
一方、小作人たちは新農場主に対して不満を抱く。社会主義が広がりを
見せ始めた時代。レオをはじめ、小作人たちはストライキを敢行する。
農場主と小作人との間に心の溝が深まる中でも交流を続けるアルフレードと
オルモのふたり。そんなオルモの祖父レオは死去する。オルモは故郷を離れ、
ジェノヴァに向かうことになった。

それから時が過ぎ、第一次世界大戦後の1918年。
兵士として従軍していたオルモは、ベルリンギエリ大農場へと戻った。
機械化が進む大農場では、ジョヴァンニら農場主による小作人への横暴は
さらに強まっていた。ジョヴァンニの片腕であるアッチラと対立するオルモ。
そのオルモは、親友アルフレードと再会して親交を温める。しかしオルモの
胸中は複雑だった。彼は社会主義に傾倒し始め、アニタという社会主義者の
女教師と恋仲になっていたのだ。彼は小作人や社会主義者らと手を組んで
農場主の横暴に抵抗する。またアニタは読み書きのできない老人たちを
学校で指導するようになる。一方のアルフレードは、伯父と同居していた
アーダという美女に惹かれていた。彼はアーダを連れ、オルモとアニタの
前にあらわれる。酒場で踊りに明け暮れる四人の男女。だが、そのさなか、
アッチラの一味によってオルモとアニタと交流していた老人が、彼らの
学校もろとも焼かれててしまう。オルモらは泣きながら広場を行進する。
イタリア国内ではファシスト勢力が台頭しようとしていた。

<第二部>

それからさらに時が経った。
ジョヴァンニは死去し、ベルリンギエリ大農場の権利はアルフレードが
持つこととなった。アルフレードはアーダと結婚することを決め、帰郷。
そこでオルモと再会する。オルモの恋人アニタは彼との間に子供を残して
すでにこの世を去っていた。ファシスト勢力“黒シャツ隊”の一員となり、
小作人を苦しめるアッチラとその恋人レジーナに対して憤りをおぼえる
オルモは、アルフレードに二人の追放を要求する。だが、気弱でことなかれ
主義的なアルフレードは、その要求を受け入れることができなかった。そして、
大農場にてアルフレードとアーダとの結婚式が執り行われる。アルフレードに
想いを寄せていたレジーナは、アーダを憎み、そしてやりきれない思いを
アッチラとの情事で満たそうと試みる。そこに偶然居合わせた少年はアッチラと
レジーナによって凌辱されたうえに殺害されてしまう。アッチラは少年殺害の
罪を小作人であるオルモに着せる。アーダはオルモの無実を訴えるが、
アルフレードは彼を助けようとはしない。結局オルモは無罪放免となるが、
この一件がきっかけとなってアルフレードとアーダの関係は急激に冷え込む。
二人の間には子供がめぐまれず、アーダはやがて酒におぼれてしまう。
アッチラとレジーナは老夫人を殺害してその屋敷を巧妙な手段で手に入れ、
大農場において着実に影響力を拡大していく。だがアルフレードは何もしない。

小作人として大農場で働くオルモ。彼はアッチラの仕打ちに怒り、他の小作人らと
ともにアッチラに向かって牛糞を投げつける。報復を恐れたオルモは、アニタとの
間に生まれ、成長した娘・アニタを連れて逃亡する。ようやくアルフレードは
アッチラの解雇を決意するが、時すでに遅し。オルモの逃亡をきっかけに妻アーダは
二度と大農場に戻らなかった。また、ヒトラーとムッソリーニの台頭によって
ファシストであったアッチラの力は強大なものとなり、もはやアルフレードには
なすすべもなかった。アッチラは逆らう小作人たちを次々と虐殺していく。だが、
1945年になるとファシストの力も弱体化し、ついにイタリアのムッソリーニの
独裁政権は崩壊する。横暴を働いていたアッチラとレジーナの夫妻は、小作人の
逆襲を受けて捕えられてしまう。裁判を受けることなく、アッチラは処刑され、
彼を放置していたアルフレードは、人民裁判にかけられることになる。そこへ、
かつての親友オルモが姿をあらわす。レジスタンスの間で英雄的存在となっていた彼は、
地主ベルリンギエリの死を宣告すると同時に、アルフレードを生き証人として生かすと
決める。オルモの言葉に、裁判に参加していた人々は賛同する。

それからまた時が過ぎ、オルモとアルフレードは老境を迎えていた。少年の頃のように
過ごす二人は、あるとき線路へと向かう。そこは少年時代、二人で度胸試しを行った
場所であった。列車が近づく中、アルフレードは線路に横に寝そべり、そして……。











ひじょうにムラのある映画だった。
五時間以上の超大作にもかかわらず、各人物の描写や時代状況が
どことなく中途半端に感じられた。大河ドラマ的なものを期待してみたが、
少し残念。けれども、見応えのない映画というわけではない。

なんといっても若き日のロバート・デ・ニーロとジェラール・ドパルデューの
チ○チンが見られるわけだから、その手の人には受けるだろう(笑)

そう大河ドラマとして見るべきではない。
変態映画とか思えない部分が多々あるのだ。



少年同士がチ○チンの皮をむきあったり、

名優バート・ランカスターがズボンの穴に
女の子の手をつっこませたり(あの「山猫」の俳優さんが・・・!)、




娼婦が両手でデ・ニーロとドパルデューのチ○チンをしごいたり(もちろんモザイク有)、

学校が燃える中、ある場所でデ・ニーロがドミニク・ザンダの処女を奪ったり、

ドナルド・サザーランドが頭突きで猫を殺したり、

ドナルド・サザーランドが少年を凌辱した揚句にジャイアントスイングで殺害したり、

ドナルド・サザーランドが老夫人の猫を殺したり、

ドナルド・サザーランドが老夫人を屋敷から門の鉄柵に突き落として殺害したり、

ドナルド・サザーランドが小作人を次々と射殺したり……。




もう、「MASH」なんて優しい映画ですよ♪






物語の構成としても、とてもムラっ気があり、どこが見せ場なのか、
どの登場人物に感情移入すればいいのか分かりにくい。あまりにも
風呂敷を広げ過ぎたがために、収拾がつかなくなったのでは・・・と思う。





この映画は監督であるベルトリッチが社会主義者(共産党員?)であることから、
また劇中で赤い旗や共産党のシンボルがたびたび登場することなどから、社会主義の
プロパガンダ映画と言う風に受け取ることもできる。

だが、そうは思えない。
ひとつには、この映画を見た私が共産主義(および社会主義)の崩壊をすでに
知っているからだ。だがそれだけではない。映画が公開された1976年時点で
もう共産圏の内情は世界的に知れ渡っていたはずだ。ベルトリッチの師である
パゾリーニも社会主義者だが、彼はすでに幻滅していた……。そういうことを
考えると、プロパガンダ映画というよりは、逆に社会主義への皮肉とも受け取れる。
とくにラストにおいて、社会主義という概念がよく分からない小作人と、
パルチザンとのやりとりはある意味、J・オーウェルの「動物農場」を連想させる。


この映画は、大河ドラマやプロパガンダ映画、あるいは変態映画ではなく、
ただ単に、ふたりの男の物語を描きたかっただけではないかと考える。
セルジオ・レオーネの遺作「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」のように。

まぁ、だとしても、オルモとアルフレードの友情が深く描かれたとはいえないが。。。



第二部の展開は比較的にスムーズだったが、それでもひっかかるところがある。
たとえばアッチラの権力というのは具体的にはどのようなものであったか、
オルモが行方不明となってから1945年が到来するまでの大農場はどういう
状況にあったかなどがそれである。この映画はファシストを絶対悪として描いている
ように思えるが(というか、解説本でもそう言う風に分析してたが)、ならば
ファシストが猛威をふるっていた40~45年はぜったいに描くべきだったろう。
そこの部分が欠落し、いきなり1945年になってアッチラ夫妻が囚われの身となる
場面を見ても、カタルシスもなんにも起きはしない。


映像はきれいだし、エンニモ・モリコーネによる音楽も美しいが、
かんじんのドラマが雑なのは残念。TVシリーズとしてリライトしてもいいのでは。。。

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飾りです。偉い人にはそれが
分からないのです(苦笑)
詳しくは「はじめに」を
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