スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「卒業」

もう少ししたら北九州空港に行かなきゃならないけど、
それまで暇をもてあましているのでブログ更新。
しかし俺ってほかにやることないのだろうかな・・・。
ていうのはタイプじゃないし、ついさきほど見た「卒業」を
紹介したいと思う。
主演はダスティン・ホフマン
   アン・バンクロフト
   キャサリン・ロス

「俺たちに明日はない」や「明日に向かって撃て!」
「イージーライダー」や「真夜中のカーボーイ」と並ぶ、
アメリカン・ニューシネマの傑作。それではあらすじに入りたい。



あらすじ:

成績優秀、文武両道の青年ベンジャミン(以下:ベン)。
将来有望の青年は大学卒業と同時に帰郷。両親からは大学院進学などを
期待されるが、周囲の熱いまなざしに対し、彼は冷やかで、自分の
成功を素直に喜ぶことができずにいた。自宅で行われたパーティで、
ベンは父親の事業の共同経営者ロビンソンの妻(ミセス・ロビンソン)に
頼まれ、彼女を屋敷に送る。中年妻とは思えない美しさを持つ彼女は、
自分の屋敷にやってきたベンを誘惑するが、ロビンソン氏の帰宅もあって、
急いで両親が待つ自宅へと戻る。だがミセス・ロビンソンに好意を抱いていた
ベンは、彼女とホテルで密会をすることとなった。ベンにとって
ミセス・ロビンソンは最初の女性。将来に不安を持つ青年は中年妻との
情事に溺れ、その一方で自己嫌悪に陥る。

憂鬱で無気力なベンに呆れた両親は、ロビンソン氏の一人娘エーレンを
デートに誘うよう強く求める。両親の求めに応じてベンはエーレンを
誘うが、ミセス・ロビンソンはそれを快く思わない。ベンは一度きりの
デートと誓い、わざと嫌われようと冷淡な態度をはじめはとるが、
やがて彼はエーレンに初恋をしてしまう。また彼女もベンに惹かれていた。

ベンは再びエーレンをデートに誘うためにロビンソン邸を訪ねるが、
そこへミセス・ロビンソンがあらわれベンを脅迫する。ベンは自分と夫人との
関係を正直にエーレンに告白するが、彼女の逆鱗に触れてしまう。ベンと
ミセス・ロビンソンの関係も終わりを迎える。しかしベンはエレインを
忘れることができず、ストーキングをはじめるに至る。

車に乗り込み、エーレンの暮らす街へ向かうベン。だがエーレンは、同じ大学に
通う医学部の男と交際し、結婚しようとしていた。ベンの存在を疎ましく思う
エーレンであったが、その一方でベンにキスを求めた。彼女の心は揺れ動く。
彼女に対して必死にアプローチをかけるベンの前に、ベンジャミン氏があらわれる。
夫人と離婚することを決めた彼は、エーレンに二度と近づくなとベンに向かって叫ぶ。
ほどなくしてエーレンは大学を辞め、消息を絶つ。

ベンは再びロビンソン邸に向かい、そこでミセス・ロビンソンと再会を果たす。
彼女によると、エーレンは医学部の男と結婚するという。ベンはエーレンを奪うため、
車に乗って走る。結婚式が行われる教会を突き止めた彼は、エーレンの名を呼ぶ。
ベンに気付いたエーレンは、新郎や周囲の人間を振り切り、かけつけたベンのもとへ。
ロビンソン氏はベンを食い止めようとするが、ベンはエーレンを連れて逃走する。
教会を飛び出し、バスに乗り込んだ二人は笑顔で後ろを振り返るが、やがてその
表情は暗くなっていく……。









物語展開にしても、役者の演技にしても、サイモン&ガーファンクルの音楽にしても、
そして演出&編集(“モンタージュ”)にしても……どれをとってもすごく面白い。
エーレン(演:キャサリン・ロス)を連れて逃げて行くベン(演:ダスティン・ホフマン)の
教会での暴れっぷりには驚く。十字架を、扉を閉める道具に使うとは・・・ありゃ、
教会関係者が見たら真っ青だろう。この場面は映画史に残るものとして、映画を見たことが
なくてもこの場面だけなら知っているという人が多いそうだが、私としてはこのラストより、
ベンの童貞喪失のシークエンスの編集が印象に残った。
(その前の、ベンが夫人の裸を目の当たりにするところの編集もうまい!)



ヌーヴェルバーグの影響を受けたということもあろうが、あの場面はすごくいい。
主人公の不安と同時にはじめてのセックスが未知の体験であることをあらわしてもいる。
また両親への背徳心も表現しているように思えた。青年ベンを“大人の世界”へと
導いたミセス・ロビンソン(演:アン・バンクロフト)は色々とわけありな女だ。
美術の道を志しながらも、不本意の出来ちゃった結婚によって道を閉ざす。彼女は
実の娘であるエーレンを内心では疎ましく思い、かつ嫉妬しているのだ。彼女が
いなければ、ベンとエーレンは駆け落ちをすることなく普通に結びついたのではないか?
(その場合、ベンは臆病でうっ屈した青年として終わっていた気もするが……)

しかし、このベンというのがかなり神経質。
こんな野郎とはぜったい友達にはなれないなと思う。そんな彼の孤独感を示すのが、
バークレーの動物園の場面。エーレンのあとを追う(ストーキングじゃないか?)彼は
そこで彼女の交際相手の医学生と会い、別れることに。ベンの目の前の作では、
チンパンジーのオスとメスが一緒にいる(あの動きからすると××か?)。
カメラはそれを眺めるベンと、その後方の柵に一匹で座るゴリラを映し出す。
ゴリラは強さの象徴でもあるが、一方で乱暴者など理屈が通じない存在をあらわす
比喩(メタファー)ともなる。「猿の惑星」において無謀なことをするのはゴリラだ。
じっさい中盤からクライマックスにかけてのベンの行動は乱暴かつ無謀だ。前半にあった
慎重さというか臆病な面はみごとに忘れ去られている。それは彼の成長ともいえるが…。


ある意味でベンを翻弄するエーレンの女心も分からない。
彼女はどうしてベンと駆け落ちする気になったのだろうか。
不思議なキャラクターだ。


ひとりの青年と中年妻、そしてその娘によるドラマ。
昼ドラならば泥沼の物語として描かれただろう。だが、本作には昼ドラ的な
暗さはなく、青春映画としての甘酸っぱさが感じられた。その要因は脚本の
素晴らしさだけではない。何度も流れるサイモン&ガーファンクルの歌が
物語のムードを作り上げているのだ。




音楽自体はカントリーな感じ(うまく表現できないが……)があるが、
歌詞はすごく意味深い。あの甘い声でこんな歌詞とは、まるで伝説巨神イデオンの
エンディングテーマのようだ。






本作がつくられた当時は反戦運動などのカウンター・カルチャーが興っていた。
たしかに本作には体制や既存の社会への反発というものが感じられるが、
そういうテーマ性を抜きにしても、純粋に“青年と少女の青春物語”として
見ることもできる。ちなみに原作の方では数十年越しに続編が作られたそうだが、
映画化はないのだろうか???





最後に、今回はブルーレイ版を借りてみたが、
字幕がデタラメな気がするのは気のせいか。日常会話で“一種”とかを
使うのはどうかと思うな。エーレンも、“エイレン”となってたし。
そりゃ発音ではそうなるだろけど、なぁ・・・?







てことで、再見。
ブログランキング・にほんブログ村へ

(↑)清き一票と温かいコメントをください!!!
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

Secret

プロフィール

黒 紅 茶

Author:黒 紅 茶
どこかの田舎っぺです。
ブログタイトルの“Of”は
飾りです。偉い人にはそれが
分からないのです(苦笑)
詳しくは「はじめに」を
読んでくださいな。

↓↓ポチッとな↓↓
QRコード
QR
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
FC2カウンター
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
映画
492位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
レビュー
225位
アクセスランキングを見る>>
最新コメント
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
お気に入りリンク集
Web page translation
検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。