スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「普通の人々」

無事、自動車学校も卒業することができた当ブログ管理人!

東京行きもあともう少し。社会人になれば映画を
見る時間がなくなってしまう。たぶん、このブログを
更新する頻度も急激に減る(泣)

その前にじゃんじゃん映画を見たり
本を読んだり云々しようと思う次第~!

てことで、卒業式の前々日ぐらいに見た映画「普通の人々」を
紹介したい。主演はドナルド・サザーランド
         メアリー・タイラー・ムーア
         ティモシー・ハットン

そして監督は
ロバート・レッドフォード

「スティング」や「明日に向かって撃て!」「大統領の陰謀」などに
出演した、70年代を代表する俳優。その彼の初監督作品が本作だ。
アカデミー賞では作品賞・監督賞・助演男優賞・脚色賞の四部門を獲得
ちなみにロバート・レッドフォードは俳優としてアカデミー賞を獲得したことは
ないようである(なんどもノミネートはされたものの。あと特別賞は受賞した)

この当時のアカデミー賞の賞レースにいたのは、デイヴィッド・リンチ
某作品である。が、それはまた別の話。

てことであらすじの紹介に入りたい。




あらすじ:

シカゴ郊外にある閑静な住宅街。
弁護士カルビン・ジャレットの一家は、長男バックがヨットの事故で死に、
そのショックで生き残った次男コンラッドが自殺未遂を起こしたことが
きっかけで、家族間に大きな溝が生まれていた。カルビンの妻であり
コンラッドの母でもあるベスはコンラッドに対して冷たかった。息子との
二人きりの記念写真を拒んだり、夫婦二人きりだけで旅行をしたいといって
聞かない。そんな妻の態度に何も言えないカルビン。彼もまた、コンラッドに
どう接していけば良いか悩んでいた。

自殺未遂から約四カ月。
学校に通い始めたコンラッドであったが、いまだに兄の死のトラウマから
解放されず、また父と母との関係にも悩んでいたために憂鬱な日々を
過ごしていた。彼を心配する父カルビンは、精神分析医のバーガーの所へ
通院することを勧める。はじめはバーガーを嫌な人間という風に考えていた
コンラッドであったが、徐々に不安や悩みを打ち明けるようになる。
彼はやがて生前兄が所属していた水泳部を退部する。母ベスはそのことに不満を
あらわすが、彼にとって水泳部の活動は苦痛でしかなかった。新たに彼は聖歌隊の
活動に力を入れるようになり、コーラスで一緒になったジーニンと懇意になっていく。
だが家族との関係はあいかわらず壊れたまま。

一家の主であるカルビンも、バーガーのもとへ相談に行くようになった。
カルビンは一家の絆を取り戻すきっかけを必死に探す。だがベスはどうしても
コンラッドに優しくすることができないでいた。カルビンは彼女の求めに応じ、
二人きりで旅行に出るも、彼はしだいに妻のことが判らなくなっていた。
ジーニンとデートをするようになったコンラッド。だがあることがきっかけで
彼女を距離を置いてしまう。また水泳部時代の友人たちとは絶縁状態に陥り、
心に不安が再び高まっていく。

寒いクリスマスの夜。
コンラッドは四か月前に精神科で知り合った女友達にカレンに電話をかけるが、
出たのは彼女の家族。なんとカレンは自殺したというのだ。元気だったはずの
女友達の突然の自殺は、回復しかけていたコンラッドに大きなショックを与えた。
兄バックを助けられなかったヨット事故の出来事が“フラッシュ・バック”する
ようになり、バーガーのもとへ駆け込む。取り乱したコンラッドだったが、
バーガーの言葉によって気分を取り戻し、兄の死から背負っていた罪悪感からも
解き放たれた。彼は旅行を終えて家にもどったベスに自ら進んでキスをする。
彼は愛される側から愛する側へと変わろうと決意したのだ。だがそんな息子を
ベスは抱きしめようとはしない。翌日、コンラッドはジーニンの家を訪ねて和解する。


カルビンはついに、妻が死んだ長男以外の人間を愛せなくなっていると悟った。
彼は夫婦としての関係がもはや継続不可能になったと理解したのだ。そのことを
夫から伝えられたベスは、その翌日、荷物を抱えて家を出る。ジャレット家は
父と子ふたりだけとなってしまった。自分のせいで夫婦の仲が悪くなったと
謝るコンラッドをはじめて怒るカルビン。その父の態度をコンラッドはうれしく
思った。二人はようやく親子としての関係を取り戻すに至った……。










バッヘルベルの“カノン”をバックに映し出されるシカゴ郊外の美しい街並み。
そこで繰り広げられる、ある家族の崩壊の危機。



「本当に初監督作品なのか?」
そう思うぐらい、しっかりとした映画だった。映像にしても役者の演技にしても、
どれも素晴らしいと思えた。この作品がなければ、リンチはオスカーを獲得して
いただろうに……。


邦題が「普通の人々」とあるように、この映画の主人公コンラッド家は
どこにでもいそうな一家である。彼らは長男の死がきっかけとなり崩壊の道を
歩む。家長であるカルビン(演:ドナルド・サザーランド)はなんとか一家を
元の木阿弥に戻そうと心配りをするも、妻ベスは長男の思い出を引きずったまま。
というより彼女はいつのまにか長男しか愛せなくなっていた。カルビンやコンラッドとの
関係も心からのものではなく、ある種の義務感でしかなかった。そんな悲しい女性を
演じたのはメアリー・タイラー・ムーア 。なんと彼女はコメディアンで、シリアスドラマは
本作が初体験だったという。キャスティングの妙というべきか…。「MASH」や
「1900年」での怪演が印象深かったサザーランドが普通のお父さん役をやってたのも
衝撃的といえば衝撃的であったが……。

そんな(?)夫婦のあいだで悩むのが次男のコンラッド(演:ティモシー・ハットン )。
彼はアカデミー助演男優賞をわずか20歳前後で獲得した。そのガールフレンド役を
演じたのはエリザベス・マクガヴァン。素朴なかわいさがあって良かった。
コンラッドの心を開いた精神分析医バーガー役のジャド・ハーシュもなかなか良い味を
出してくれる。


物語の感想についていうと、“父と子”のドラマに収束してしまったのが
もったいなく感じる。ベスの存在が邪魔者扱いのような感じがあり、彼女に
救いの手がさしのべられなかったのは悲しい。日本の某映画・某ドラマのように
ご都合主義的に一家が元に戻るような展開にならなかったのは、リアルといえば
リアルであるが……。またコンラッドの友人との関係が絶縁状態のまま物語が
終わりを迎えたのも残念。ジーニンとの関係が和解からさらに深い仲へと
進展したのに、水泳部時代の仲間とはどうして関係回復の描写がなかったのか。
あるいはその兆しがうかがえる台詞があってもいいように思えた。
それと、マーヴィン・ハムリッシュが音楽を担当しているわりには、あんま
音楽が流れなかった気がするのは気のせいだろうか・・・?


だが、そういう部分を除くと、とても見ごたえある映画である。
今の時代こそ、今の日本でこそ受け入れられる作品ともいえる。

…日本の家庭の現状がどうなっているかについてはいうまでもないだろう。
そこらへんを「冷たい熱帯魚」は描いたわけかな???

ブログランキング・にほんブログ村へ

(↑)清き一票と温かいコメントをください!!!

関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

Secret

プロフィール

黒 紅 茶

Author:黒 紅 茶
どこかの田舎っぺです。
ブログタイトルの“Of”は
飾りです。偉い人にはそれが
分からないのです(苦笑)
詳しくは「はじめに」を
読んでくださいな。

↓↓ポチッとな↓↓
QRコード
QR
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
FC2カウンター
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
映画
470位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
レビュー
221位
アクセスランキングを見る>>
最新コメント
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
お気に入りリンク集
Web page translation
検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。