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「ゴーストライター」

仕事場の同僚から最近のロマン・ポランスキーの作品は
面白いと言われたもんなんで、前から気になっていた
「ゴーストライター」を借りて見てみた当ブログ管理人こと黒紅茶。
映画の主演を飾るのはユアン・マクレガーとピアース・ブロスナン。
チョイ役でイーライ・ウォラックが出てたりしている・・・。



あらすじ:

若きゴーストライター(以下、作家)は元英国首相であるアダム・ラングの
自伝小説を執筆することとなった。ラングは国際法を犯し、アフガンテロを
アメリカCIAに引き渡し拷問を黙認した疑いで国際刑事裁判所からの
調査されようとしていた疑惑の男。“作家”の前任者でラングの補佐官だった
マイクは謎の自殺を遂げていた。ラングのゴーストライターとなった“作家”は、
ラングが隠れ住むアメリカの別荘へと向かう。
だが、たちまちラングの消息はメディアに知られるようになり、
近くの宿屋に泊っていた“作家”は、ラングの別荘に住まわされることに。

前任者が書いた原稿を手直しする“作家”は、あることがきっかけで前任者が
残した資料を発見する。その資料には、ラングと敵対する元外首の電話番号や
大学時代のラングの写真が入っていた。それは、自伝に記述されている内容を
覆す情報となりうるものであった。“作家”は、前任者マイクが自殺ではなく
殺害されたのではないかと推測する。彼は、ラングの妻であるルースに自らの
推測を披露する。夫と秘書との関係に不審を抱いていた彼女は、“作家”に
慰められることを要求する。

ルースと一夜を過ごした“作家”は、クライアントの自宅では仕事が集中できないと
いってラングの別荘を出て、車を借りて宿を探すことに。彼が乗り込んだ車は
前任者も使ったもので、カーナビには車の移動履歴が残っていた。“作家”は
それを頼りに前任者マイクの足取りを追う。別荘がある島を離れ、本土を走る車。
やがて“作家”はある屋敷の前で止まる。自伝にも名前が出ていた人物、
ポール・エメット教授の邸宅である。前任者が遺した写真を話題のタネに、教授と
接触を試みた“作家”であったが、思うような証言は得られなかった。帰路に
着こうとする彼を、一台の車が追いまわす。追手を振り切った“作家”は、
自らが立てた推測が真実であることを痛感する。

本土のモーテルに泊まった“作家”は、元外相ライカートに電話連絡。
ほどなくして彼は元外相と出会う。元外相によれば、死亡した補佐官マイクは
ライカートに密かに協力し、ラングの国際法違反の真相を探っていたという。元外相は
マイクの後釜となった“作家”にも協力を求めるが、陰謀劇を忌避する“作家”は
ライカートのもとを離れ、再びラングに接触をとる。

元首相の自家用ジェット機内で対峙する“作家”とラング。
“作家”は、ラングが実はCIAの傀儡ではないかと疑い、補佐官だったマイクの
死にまつわる疑惑への推論を披露するが、ラングはそれらをことごとく否定する。
地上に到着したジェット機。待ち構える報道陣に対面したラングを待ち受けていたのは、
戦争で息子を失った元軍人の父親だった。父親の放った凶弾によってラングは死亡する。

国際法で裁かれぬまま、ラングは死去。“作家”は彼の自伝小説をみごと完成させるも、
ラングに関する疑問は晴れなかった。未亡人となったルースが主催する出版記念パーティに
参加した“作家”は、秘書であったアメリアの言葉からヒントを得て、ついに真相に
辿り着く――ラングはCIAの傀儡ではなかった。彼の妻ルースこそ、CIAの一員であり、
ラングをめぐる陰謀劇の主犯であった。真相を知った“作家”は会場を飛び出す。
真相を知られたルースは、パーティ会場にいたエメット教授と会話する。
その直後、パーティ会場の外で交通事故が発生する……。












簡単にいってしまえば、しがないゴーストライターが国際的な陰謀劇に
巻き込まれる話といえるだろうが――はっきりいって全体的に要素が薄い。


物語のキーパーソンであるラングという人物が政治的にどういう人物であるかという
造形がなく、したがって彼をめぐる国際世論の批判や政敵との関係も不明瞭。
もしラング(演:ピアース・ブロズナン)がブレア首相の戯画であるとしたら、
それが分からない人にも分かるような人物造形を試みるべきだっただろう。
疑惑の人というわりには謎が少ない。これではピアース・ブロスナンの
持ち腐れではないかと思うほど。

ルース(演:オリヴィア・ウィリアムズ)が実は黒幕であるというのも、
映画中盤で分かってしまうため、意外性がない。秘書アメリアとの絡みを
もう少し加えてもよかったのではないだろうか。そもそも彼女がどのようにして
CIAと関係を持つようになったのかさえ分からない。この映画において、CIAとは
どのような存在なのかも。



謎とき要素が少なく、政治的な部分も弱いが、
音楽に関しては悪くはないと思う。カメラワークに関しても。
前半部分がかったるかったのに比べ、後半はスピーディに物語が展開してくれる。
あのラストシーンの苦々しさは、ふと「チャイナタウン」を思い出させた。


だがやはり、作品としてはあまり面白いとは言い難いなぁ・・・。
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ゴーストライター

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Author:黒 紅 茶
どこかの田舎っぺです。
ブログタイトルの“Of”は
飾りです。偉い人にはそれが
分からないのです(苦笑)
詳しくは「はじめに」を
読んでくださいな。

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