スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「アメリカン・ハッスル」

仕事はそこそこうまくいっているが、恋愛関係はなかなか進歩しないそうな、
当ブログ管理人…久しぶりのブログ更新。


さて、今日は「映画の日」一本1000円で見られるということで
どこの映画館もたいてい混んでいると思う。

今回紹介する作品は「アメリカン・ハッスル」
70年代にアメリカで起きた政治スキャンダルを題材とした映画。

監督・脚本はデヴィッド・O・ラッセル
出演するのはクリスチャン・ベール、ブラッドリー・クーパー、
ジェレミー・レナー、エイミー・アダムス、ジェニファー・ローレンス、
そしてちょい役だがロバート・デ・ニーロも出演。そんな豪華キャストにより
繰り広げられるドラマはいったい・・・。





あらすじ:

1979年。
天才詐欺師アーヴィンとその愛人であるシドニー。あるパーティで出会った二人は
ビジネスパートナーとして贋作や盗品の販売、住宅ローンを断られた人々にローンの
話を持ち込み手数料だけを奪うという詐欺を働いていた。そんな二人はFBIの捜査官である
リッチーにより拘束される。リッチーは二人に同業者を4人売れば無罪放免にすると持ちかける。
シドニーは逃亡をはかろうとアーヴィンに声をかけるも、彼は渋る。アーヴィンには
ロザリンという妻と、妻の連れ子がいた。彼は親権の喪失と犯罪ビジネスの告発を恐れ
離婚できず、また息子の身を案じるがために逃亡できずにいた。そんなアーヴィンに怒り、
シドニーはアーヴィンと愛人関係を解消。そして二人はFBIと手を組むことになる。

アラブの大富豪(シーク)をエサに詐欺師仲間を騙し逮捕させるというオトリ捜査で
はじまった作戦で、カールという詐欺師仲間が罠にかかる。何も知らないカールは、
ニュージャージー州カムデン市の市長カーマインを大富豪に紹介しようと持ちかける。
カーマインは善良な政治家で、市民からの信頼も厚い市長であったが、アトランティック・シティの
カジノ建設において資金難に悩まされていた。出世を望むリッチーは、作戦を詐欺師から
大物政治家へとそのターゲットを移し、早速カーマインと交渉のテーブルを用意する。

プラザ・ホテルの一室にやってきたカーマイン。だがリッチーのある行動で不信感を覚え、
カーマインはホテルから立ち去る。リッチーのミスを取り戻すため、アーヴィンはカーマインを
追って彼の説得に成功する。200万ドルを受け取ったカーマイン。自分がFBIと詐欺師により
罠にかけられているとは知らぬカーマインは、アーヴィンに友情を感じる。お互いの妻を
伴ったディナーや二人きりのランチタイムなど、自分を信頼するカーマインに対し、アーヴィンは
しだいに複雑な感情を持つようになる。一方、愛人関係を解消したシドニーはリッチーに接近。
リッチーは婚約者や母親のことを忘れ、シドニーにゾッコンとなる。それはアーヴィンに対する
当てつけでもあった。

カーマインはシークやアーヴィンらをアトランティック・シティーにある建設中のカジノに招き、
パーティを開いた。シークに扮するはメキシコ人のFBI捜査官。そんなシークの存在を不審がる男が
いた。フロリダのマフィアのドン・テレジオである。リッチーはアーヴィンのみならず、テレジオと
その一味も射程に置こうとするが、アーヴィンは自分がますます危険な立場になっていくことを嫌がる。

アーヴィンとともにパーティに参加したロザリンは、彼の愛人であるシドニーと会い、怒りをおぼえ
マフィアの男のもとへ走る。アーヴィンとシドニーの関係は破局を迎えようとしていた。
ロザリンはマフィアの男との密会の場で、アーヴィンが歳入庁の人間と仕事をしていると
口を滑らせてしまう。それにより、アーヴィンどころかカーマインまでもマフィアにより
脅迫を受けることに。アーヴィンは妻の浮気を知るとともに、打開案を考える。ロザリンは
ついに夫アーヴィンに対し離婚を求める。同じ頃、リッチーとシドニーの関係も終わった。

アーヴィンとシドニーはテレジオを逮捕するための策として、1000万ドルをカジノ建設の
資金としてテレジオに送金するようリッチーに持ちかける。しかし資金を得ることはできず、
代替案として分割で資金を送金することになる。テレジオの弁護士と会い、200万ドルを
送金したリッチーは、FBIのオフィスに戻り仲間たちと祝杯をかかげる。そんななか、
アーヴィンはカーマインの自宅を訪ね、すべてを告白する。怒りと嘆きでいっぱいとなった
カーマインの一家に追い出され、アーヴィンはロザリンが運転する車でカーマイン宅を去る。

200万ドルを使って汚職政治家とマフィアのドンを逮捕し、大出世をするはずだったリッチー。
しかし、彼がアーヴィンやシドニーとともに訪ねた弁護士事務所は架空のもので、送金したはずの
大金は行方不明となった。アーヴィンとシドニーは知り合いの社長を弁護士に仕立て、200万を
FBIからだまし取り、カーマインへ送ったのだ。それはカーマインを減刑させるための償いであった。

FBIと天才詐欺師が組んだ作戦により、6人の政治家が収賄容疑で逮捕された。カーマインは
賄賂で手に入れカジノ建設に使用した200万ドルを返済したとして減刑となるも、
アーヴィンの罪悪感が薄れることはなかった。作戦を指揮したリッチーは200万ドルの
紛失が原因で功績を得られずじまい。事件を経て、アーヴィンはロザリンと離婚を果たし、
シドニーと同居。ふたりは詐欺師家業から足を洗い、まっとうな画廊経営者として生活をするようになる。
ロザリンはマフィアの男と暮らし始め、そしてアーヴィンは彼女の連れ子と定期的に会うことを許された。
「アブスキャム」作戦と呼ばれた事件の終わりである……。














重複するが、本作は実際に起きた政治スキャンダルをもとにしており、
それゆえに社会派作品といえるだろうが、本作はなんとゴールデングローブ賞の
ミュージカル・コメディー部門にて3部門(作品賞・主演女優賞・助演女優賞)を獲得。
それも、そのはず。本作では至る所に70年代を代表するであろう音楽が流れている。
まるで「サタデー・ナイト・フィーバー」のように。またクリスチャン・ベールや
ジェニファー・ローレンスが歌うところはたしかにミュージカル的ともいえる。
しかし、あの場面でLive and Let Dieが流れるのはすっごく驚いた。しかも、あんな使い方、
ポール・マッカートニーが驚くのもむりないわぁな……。




セリフもそうだが、アーヴィンはじめ登場人物のコミカルさはじゅうぶん笑えるし、
リッチーが失脚するラストの展開なんか「スティング」を彷彿させる。


かといって「スティング」のようにスッキリ終わるわけではない。

リッチーによりFBIの手下となり人を貶めるも、その罪悪に苦しむとともに家族や愛人との
関係ままならずにいるアーヴィン。アーヴィンを信頼するも、彼により汚職政治家の烙印を
押されることとなった市長のカーマインとその家族。愛してくれない夫アーヴィンを憎むあまり、
夫の秘密を浮気相手であるマフィアの男に漏らしてしまうロザリン。リッチーやアーヴィンとの
関係にシドニーも悩む。リッチーも母と婚約者の存在をどこか疎ましく感じている。

音楽やコメディ描写というものはオブラートで、それを取り払うと見えてくるのは
非常にシリアスなドラマである。


私的にはこの物語の真の主役はアーヴィンやリッチーではなく、カーマインではないかと思う。
家族や市民、多くの人に愛され、街を良くしようと奔走する政治家が、FBIの野心家により
汚職政治家に仕立てられてしまう。多くの登場人物が表と裏の感情を持つ中、表裏がなく
真っ白だったはずのカーマイン。どんな人間でも国家権力の力を使えば善人から悪人に変えることが
できるということを、カーマインの存在は証明しているのかもしれない。


「ゴースト・プロトコル」や「アベンジャーズ」「ボーン・レガシー」の印象が強いこともあって
アクション俳優という認識しかなかったジェレミー・レナー扮するカーマインは本当に可哀想な
登場人物であった。それを騙すアーヴィン役のクリスチャン・ベールの役作りには驚き、
愛人シドニーを演じたエイミー・アダムスは「魔法にかけられて」のプリンセスだったことを
思い出し爆笑。

「世界にひとつだけのプレイブック」の主役コンビであるブラッドリー・クーパーと
ジェニファー・ローレンス。前者はFBIの捜査官を演じ、後者はアーヴィンの妻役。
考えてみるとジェニファー・ローレンスと当ブログ管理人は年齢がそんなに離れていないんだよな。
なのにジェニファー・ローレンスのあの貫禄というか…。「暗殺の森」のドミニク・サンダみたい。

リッチーの上司役の人(名前なんだっけ…)のキャラクターも面白いが、
登場シーンがわずかであるにもかかわらず、ロバート・デ・ニーロの存在感は半端ない。
でも使い方としてはちょっともったいない気もするが……。







笑いもあるが、ほろ苦さも大きいエンターテイメント作品、「アメリカン・ハッスル」
今年のアカデミー賞では大本命とされているが、さて何冠手にするのやら。




てことで、再見。

ブログランキング・にほんブログ村へ

(↑)清き一票と温かいコメントをください!!!

関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

Secret

プロフィール

黒 紅 茶

Author:黒 紅 茶
どこかの田舎っぺです。
ブログタイトルの“Of”は
飾りです。偉い人にはそれが
分からないのです(苦笑)
詳しくは「はじめに」を
読んでくださいな。

↓↓ポチッとな↓↓
QRコード
QR
カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
FC2カウンター
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
映画
340位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
レビュー
164位
アクセスランキングを見る>>
最新コメント
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
お気に入りリンク集
Web page translation
検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。