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ビンラディンの死について改めて考えてみる(3)

ビンラディンは死んだ。

では、ビンラディンが死んだことでアルカイダは滅んだのか?

残念ながら「ビンラディン=アルカイダ」ではない。

9・11時においてはイスラム原理主義勢力のある種のシンボルで
あったのかもしれないが。
ビンラディン容疑者殺害 インドネシアで追悼の集会
毎日新聞 5月5日(木)15時20分配信

【ジャカルタ佐藤賢二郎】インドネシアのジャカルタで4日、米軍に殺害されたウサマ・ビンラディン容疑者の死を悼む集会が開かれ、約500人が参加した。

 イスラム組織「イスラム防衛戦線」(FPI)が主催。集会では容疑者のポスターなどが掲げられ、「ウサマは殉教者」「イスラムを守った真の戦士」などとたたえた。オバマ米大統領の写真も登場し、参加者は「彼こそ本当のテロリスト」と批判した。

 世界最多のイスラム人口を抱えるインドネシアでは米同時多発テロ事件以降、アルカイダと連携した「ジェマー・イスラミア」(JI)によるテロ事件が続発。02年のバリ島爆弾テロでは202人が犠牲になった。しかし、相次ぐ幹部の逮捕、殺害でJIは弱体化し、組織の解体、分裂が進んでいる。

(引用元↓↓↓)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110505-00000011-maip-int


ビンラディンが死んでも、その代わりの人間はこの先いくらでも現れる。

もし、アメリカが「テロとの戦い」を終わらせるつもりでいるのならば、
あのような形でビンラディンを殺害するべきではなかった。
ひとりの人物だけで組織は形成されているわけではないのだから。

組織を内部崩壊に追い込む手もあったのではあるまいか?

性急にビンラディンを殺す必要があったのか???

道徳的側面をできるかぎり排して、ひとりのテロ組織指導者の死が何を
もたらすのかを考えてみる。


3、ビンラディンの死の効用

まず、今回の作戦がアメリカ合衆国政府――ひいてはオバマ大統領にとって
何の得があったかについて考えを述べてみる。

まったくない。 むしろマイナスである!

そう断言できる理由を挙げてみる。

①、ビンラディンはパキスタンに潜伏していた。当然のことながらパキスタンは
アメリカではない。
にもかかわらずアメリカはそこで軍事作戦を展開した。
つまり、パキスタンの法と秩序を無視した上での行動であり、作戦を遂行した
特殊部隊に殺人罪が適用されていてもおかしくはない。「内政干渉」である!

②、作戦行動(=ビンラディン殺害)の正誤は別としても、作戦を遂行するに
あたっては完璧さを追求するのがプロというものである。
それは作戦後の報告(=この場合はメディアに対する会見)もである。
しかし、アメリカ政府の報道と事件の生存者の証言には食い違いがあり、
さらに報道官の発言も二転三転……。
ビンラディンの娘の証言が正しいものかは別として、
「証言する生存者を残した」ことは作戦として失敗であろう。
冷酷な言い方だが、自分たちにとって不利な証拠を生存者もろとも闇に葬りさるべき
ではなかったのか。
ビンラディン殺害は果たせたものの、作戦としては失敗だと言える!

③、オバマは現在、次の大統領選に向けての準備を行っている。
そんな中で、「①」と「②」の理由からビンラディン殺害の件は
政権のプラス・アピールには繋がらない。むしろダーティなイメージを
抱かれるだろう。
サダム・フセインはいちおう裁判にかけられたわけだし
ビンラディンがいくら憎むべき敵とは言え、裁判にかけるのが公平な手段なのでは
ないだろうか???

④、短期的にはプラスに働くかもしれない。
じっさい、アメリカ国民はビンラディンの死に狂喜しているようだし。
しかし、指導者を失ったテロ組織は必ず復讐戦を企画するだろう。
それによって社会に混乱が生じた場合、ビンラディン殺害を指示し、実行させた
オバマ政権の責任となる。
現在、中東地域での勤務によるストレスで精神に異常をきたすアメリカ兵が
増加している。
テロ組織の復讐戦によるテロの激化は駐留アメリカ兵のメンタルバランスを
破壊していく。
テロの激化を招いたこと、兵士に必要以上の精神的負担を与えたということで
オバマは非難されるであろう。


逆にプラスの側面はどのようなものか、考えるとこのようなものとなった。

①、パキスタンは国際的テロ組織アルカイダのリーダーをかくまっていた。
国際世論から見れば許されざる行為といえよう。
それを大義名分としてアメリカ政府はパキスタンに対して攻撃を仕掛けることも
可能だろう。それによって中東支配を加速できるわけだし。

②、テロ活動の激化がオバマ政権に打撃を与えるかもしれない。
しかし戦いの激化によって軍需産業は利益を得ることになるだろう。
武器がなければ戦いなんて出来はしないのだから。

③、反オバマ勢力から見れば、
今回の出来事を口実にオバマを追い落とすことができるかもしれない。
(これは推論であるが、今回の作戦はオバマ政権に打撃を与えるために政権内の
 何者かが仕掛けた策略だろうと私は考えている)


損得はべつにしても、ビンラディンの死によって判明したのは
ビンラディン死後もテロとの戦いは続く」ということだけだ。

第二、第三のビンラディンの登場と、
それをモグラ叩きのように叩いていくアメリカ政府……

いったい、彼はなんのために死んだのであろうか?

これからもテロとの戦いは終わらないとすれば、
彼の死に何の意義があったのか?



「血を吐き続ける悲しいマラソン」

ウルトラセブンでモロボシ・ダンが呟いた台詞が頭の中によぎった。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1114391111
(ヤフー知恵袋より。余力があったら一読を!)
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黒 紅 茶

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ブログタイトルの“Of”は
飾りです。偉い人にはそれが
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詳しくは「はじめに」を
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