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「ゲームの達人」(上・下)

地元のブックオフにて上下巻を210円で購入した。
んでもって、約4時間かけて先ほど読み終えた。
それについての感想をダラダラと書き流そうと思う次第である(笑)


あらすじ:
(物語は大きく分けて四部構成となると思う)

<第一部:本でいうところの「BOOK ONE」>
スコットランド人の若者ジェミー・マクレガーは出稼ぎで南アフリカの地に
やって来た。そこではダイヤモンドの採鉱が行われており、ジェミーは故郷の
家族のため、一攫千金を目指してこの地へやって来たのだ。
ジェミーは苦労してダイヤモンドを獲得するものの、町の有力者であるバンダミヤの
詐欺でダイヤモンドを失い、さらに、その一味の暴行を受けることとなった。

バンツーという一族の出であるバンダによって命を救われたジェミーはバンダミヤに
復讐を誓う。バンダと協力してダイヤを手にしたジェミーはイアン・トラヴィスという
偽名を用いてバンダミヤと接触、彼の娘を妊娠させ、彼のビジネスを破たんさせ、ついには
自殺に追い込む。ジェミーは復讐を遂げ、実業家として幅を利かせるようになった。
彼と結婚したバンダミヤの娘マーガレットはふたりの子供を生むが、長男はある出来事で
死に、そのショックでジェミーは死に至る……。

<第二部:「BOOK TWO」「BOOK THREE」>
ジェミーの財産はマーガレットと、彼女の娘であるケイトに受け継がれることとなった。
ケイトは男勝りな性格の持ち主で、望んだものを何としても手に入れようとする強欲な
女性でもあった。彼女は父ジェミーの片腕として仕えていたデビッドと結婚し、さらには
受け継いだ会社を大きく発展させていった。

ケイトはデビッドの子を妊娠させるが、デビッドは鉱山の事故で帰らぬ人となってしまう。
そのショックで早産を迎えたケイト。だが、子供は無事に生まれ、トニーという名を授けられ、
大切に育てられた。ケイトは、彼を自らの後継者にしようとしていた。だが、十代に突入した
トニーはビジネスの世界とは関係のない、画家の世界に進むことを決心するのだった……。

<第三部:「BOOK FOUR」>
フランス留学を果たしたトニーはそこで画家になるべく勉強に励む。
トニーはドミニクというモデル美女と恋仲になり、また絵の才能を褒められて個展を開くなど、
すべてが順調に進んでいるようにみえた。だが、批評家によって才能をけなされたトニーは
傷つき、母の元に戻り、事業の手伝いをすることにした――ドミニクとの出会いも、批評家の
批判も母ケイトが仕組んだ陰謀であったとはつゆ知らずに。

母の元で働きだしたトニーだったが、あることがきっかけで母の仕打ちを知り、距離を置くように
なる。だが、ケイトはビジネスの駒として、また次期後継者としてトニーを手放そうとはしない。
彼は会社の事業拡大のために利用され、その末にマリアンヌという女性と結婚する。
マリアンヌは双子を授かるものの、子供の出産と引き換えに命を落としてしまう。
自分の人生を弄ぶ母ケイトに対して憎しみの念を抱くトニーは、拳銃でケイトを撃つ。一命を
とりとめたケイトであったが、トニーは精神を喪失し、さらにロボトミー手術によって
変わり果ててしまう……。

<第四部「BOOK FIVE」「BOOK SIX」>
年齢的衰えに苛まれ始めたケイト。だが、彼女には希望があった。
トニーとマリアンヌの残した双子の娘がいたのだ。姉をイブ、妹をアレクサンドラという。
イブは幼いころからアレクサンドラを憎悪しており、彼女を亡き者にし、一族の財産を
独り占めにしようとしていた。ケイトはイブをかわいがっていたが、イブの本性を知ると
一転、彼女を追い出し、アレクサンドラを自らの後継者として推すことにした。
それを快く思わないイブはギリシアの名家の出であるジョージ・メリスと結託し、
ある計画を練りだす。それは、アレクサンドラを抹殺し、且つ一族の金をすべて手に入れるという
恐ろしい計画であった。姉がそのような恐ろしいことを画策しているとは知らないアレクサンドラ。

アレクサンドラは姉から紹介されたジョージと結婚する。それがイブの仕掛けた罠であることを
誰も知らない。だが、ジョージがイブに暴行をふるったことで、計画に狂いが生じることになる。
ジョージを邪魔に思い始めたイブは、ジョージを殺すものの、ある報復を受けることとなった。

アレクサンドラは精神科医のピーターと再婚を果たし、彼との間に子供を授かる。
死にゆく運命にあるケイトは、アレクサンドラの子供を自らの後継者にしようとするのだろうか。



あらすじ書くだけでも長くなっちまった…。


最初この本を手にしたとき、オーシャンズ11やスティングのような感じのストーリー展開を
連想した。だって、タイトルが「ゲームの達人」だもの!

だが、実際の内容は上記のとおり。
ゴッドファーザーのような大河ドラマである。私のなかでケイトとマイケル・コルレオーネが
つい重なってしまった。
どちらも優れた才覚の持ち主であり、組織の二代目として組織を大きくし、権力を獲得している。
違う点といえば、男女の差異と、ふたりが迎えた顛末であろう。
ケイトは大往生を迎えようとし、マイケルは失意の中で死ぬ。
ふたりとも、家のために良かれと思って様々なことを行うのだが、それが裏目に出てしまい、
悲劇を生みだす。

ケイトの場合はトニーの精神崩壊、イブの破滅、
マイケルの場合は兄フレドの裏切り、妻との離婚、そして娘の死。


…世の中生きていれば悪いことのひとつやふたつ起きるだろう。だが、ケイトや
マイケルが体験したようなことは起きまい。


(↑↑ マイケル・コルレオーネの最期の場面 ↑↑)


ケイトはとても魅力的なキャラクターである。彼女の父親であるジェミーは第一部で
さっさと退場したにもかかわらず、彼女は最後まで登場し続け、ほかのキャラクターたちを
翻弄している。
強い野心と才覚、女性としての美しさ。これらから、彼女を「女傑」と呼ぶことができよう。
だが、私は女傑よりもマリアンヌのような、マーガレットのような慈しみの心をもつ女性の
ほうが好きだ。   ど~でもいい話だけど(笑)


さて、本作はアメリカにてTV映画として放映されたらしく、DVDボックスも発売されている
とのはなしだ。
機会があればぜひ見てみたいものだなぁ。

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黒 紅 茶

Author:黒 紅 茶
どこかの田舎っぺです。
ブログタイトルの“Of”は
飾りです。偉い人にはそれが
分からないのです(苦笑)
詳しくは「はじめに」を
読んでくださいな。

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