スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ウルトラマンと「正義」の話をしよう



ウルトラマンを『授業の教材』として使う教師……
何かの雑誌で彼の存在を知ったが、まさか本を出すなんて!?

本屋で目にし、すぐにレジへと持って行ってしまったわたし。
さきほど読み終えたので、それについての感想を漏らすことにしる。。。

本の内容:

「ウルトラ」シリーズをテクストとして、『ポピュリズム』や
『ナショナリズム』、そして『正義』について考えていく書。

本の目次は以下になる…

<第1章>「正義」と『ウルトラマン』

<第2章>ウルトラマンの「科学」と「自然」

<第3章>近代化する日本と『ウルトラマン』

<第4章>『ウルトラマン』に描かれた心の闇

<第5章>反逆する大衆とウルトラマン

<第6章>ウルトラマンとナショナリズム

<第7章>ウルトラマンの正義



本の具体的な面に触れるともったいない感じがするので各章の内容には
読んで確かめてくださいなぁ(苦笑)


…まず、読み終えた感想としては

面白い!
     且つ
         読みやすい!!!


マイケル・サンデルの『これからの~』を買って読み終えるまでに約1カ月もの
時間を費やしてしまったが、この本は買って約2時間後に読み終えることができた。
それは、サンデルの本から本書を読むまでの間に私のなかに読書力的なものが身に付いた
からかもしれないが・・・そのことを抜きにしても・・・この本は読みやすいのだ!

読みやすい理由はなんだったのか・・・?

読み終えた直後であるため答えにくいものではあるが、あえて答えるとするならば、

「ウルトラマンであるから」
             と答えて見せよう

……答えになっていない???

と思うかもしれないが、これ以上に言える言葉が見つからない。



「ウルトラマン」と「ドグラ・マグラ」の違いはなんだろうか。

ジャンル的な違い…と答える人がいるかもしれないが、それ以前に、内容の
分かりやすさだと私は考える。
ドグラ・マグラは読んだ人が発狂するという奇書として知られている。
内容が複雑怪奇であるのだ。とくにラストの余韻が…。
対するウルトラマンの場合、基本的な構図というのが明確である。
いくつかの例外を除き、

ウルトラマン 対 怪獣(あるいは異星人)

なのである。

その基本的な構図を踏まえ、さまざまなストーリー展開がある。
ストーリー展開に多少の複雑さがあったとしても、基本的な構図がしているために
その一場面を捉えるだけでも作品を楽しめるのである。

ストーリー全体を見なくても、作品の見せ場といえるウルトラマンの戦闘シーンだけでも
見れば、なにが悪として、なにが正義として描かれているかがなんとなくわかってしまうのだ。

ただ、それは結局のところ『刷り込み』なのかもしれないが……。





















なんか、うまく言葉が整理できていないなぁ。あいかわらず……(苦)



ようするに本書は難しい問題からさらに難しい問題へと掘り進む本ではないのだ。
ウルトラマンといういっけん単純明快な物語から、社会における様々な問題へと直面して
いくのだ。

サンデルは、日常のふとした出来事を例にさまざまな哲学的問題を提起している。だが、
彼の場合は「哲学」として進めているのである。それは文中に哲学者やその思想が多く
出てくることからも判然とする。つまり、読み始めは分かりやすく始まっても、途中で
専門用語がいろいろと出てきてしまい、それを理解するのに時間をかけてしまうという事だ。
まぁ、大学生を対象とした授業を(半ば)書籍化したものであるから、内容がやや大人向け
なのはいた仕方ないことなのかもしれないが…。

ここには「『哲学』は『難しい』」といった先入観があるのかもしれない。
そして、『ウルトラマン』は『哲学』よりも分かりやすいという印象があるのかも、ね。



グダグダでなにをいいたいのか書き手である私すらもはっきりしなくなってしまったが、

この本がすばらしいところは、その内容もそうであるが、なによりもウルトラマンを
「テクスト」として『再発見』したことである。
かつてジャリ番と揶揄された子供番組の「ウルトラマン」をこのような形で出したのは
当時の製作者にとってはオドロキではあるまいか???

これまでも、数多の人々が類似した研究本を書いてきたかもしれない。だが、ここまで
取り上げられるものはあるだろうか?




…また、近いうちにでもこの本のまとまった感想を書いてみようと思う。
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

Secret

プロフィール

黒 紅 茶

Author:黒 紅 茶
どこかの田舎っぺです。
ブログタイトルの“Of”は
飾りです。偉い人にはそれが
分からないのです(苦笑)
詳しくは「はじめに」を
読んでくださいな。

↓↓ポチッとな↓↓
QRコード
QR
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
FC2カウンター
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
映画
360位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
レビュー
166位
アクセスランキングを見る>>
最新コメント
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
お気に入りリンク集
Web page translation
検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。